メヒコ・旅の恥は掻き捨て-2
さて、先生のお宅の中も外も猫がいっぱいで、
久しぶりに猫のだらーんとした体を
抱っこしたりして堪能した後は、
またUberに乗ってお宿まで。
ラゲッジを置かせてもらって、
先生と2人でまつエクに行く。
(ショーのため)
わっさーとしたまつ毛になりましたが、
(海外あるある)
アメリカドルで30ドル。やっすー。
その後はなんと、日本人経営の
お好み焼きを食べにいきました。
メヒコ最初の食事がお好み焼きー?って
思うよね。でもさー、住んでいるところには
ないんだものー。
メキシコシティはなかなか高地で、
レモンサワー半分も飲まないうちに
酔いがすごい勢いで回ってきた。
今回予約した宿は、お洒落なエリアに
建つ古いアパートメント。
ノースカロライナ州から来ている、
もうひとりの生徒さんと彼女の
ご主人と3人で、2ベッド2バスの
お部屋を借りました。
メキシコシティはテスココ湖を埋め立てて
作られた町なので、地盤沈下が激しく、
アパートも全体的に斜めになっていた。
でも、部屋の中は小綺麗で、アンティークも
置いてあったりして、気分はもう
「ティファニーで朝食を」。
この冷蔵庫、可愛くない?
かと思えば、電子レンジもあったり。
アパートメントの目の前は公園で、
毎朝様々な犬種を連れた人たちで
賑わっていた。
平日は何人かのトレーナーが
30匹くらいの犬をトレーニングしていたし。
メヒコは犬に優しいところなんだなー。
しかも、スーパーの入り口には
こういうものまで。
よく訓練されていて、めったやたらに
知らない人に寄っていく犬は皆無。
リードなしで公園内を自由に走ったり。
シベリアンハスキー、
バーニーズ・マウンテン・ドッグ、
イタリアン・グレイハウンド、
シェットランド・シープドッグ、
ピット・ブル、チワワ、コーギー
などなど。
楽しそうに飼い主や、お友達と
遊ぶ犬たちを見ながら、帰る前日まで
もうひとりの生徒さんと毎朝、
近くのカフェを堪能した。
あのエリアは、比較的安全で
お洒落なエリアのようで、
ヨーロッパの人たちも多く住んでいた。
ハワイ島では滅多にお目にかかれない、
お洒落なタルト。
しかもアメリカのみたいに激甘ではなく、ほどよい甘さなのが嬉しい☆
なんだなんだ、メヒコ、住みたいかもー。
しかし、知らないというのは恐ろしく。
到着日の翌日はピラミッドツアーに
行くはずだったのだけど、先生の彼氏と
お友達が連れて行ってくれるということ
だったので、ツアーはキャンセルしていた。
ところが、お友達の都合が悪くなり、
ぽかーんと夕方まで空いてしまったので、
Rさん(生徒さん)とおハゲちゃん(ご主人)と
3人で、グーグルマップ片手に先生おススメの
メルカド(市場)まで歩いて行ってきた。
片道30分って、結構歩いたよね。
そこで食べたタコス、めちゃくちゃおいしかった。
200円くらい?もっと安いかも。
値段の表示がアメリカドルと同じ$マークでされているので、
頭の中は大混乱。$100って書いてあっても、100ペソなので、
ドルにすると、だいたい5ドルくらい。
午後2時くらいに先生と彼氏さんが
アパートメントに来て、3人で
初めての合同リハーサル。
今までお互いにオンラインでレッスンを
受けていたので、実際に会うのは初めて。
フォーメーションやらなんやら、
わちゃわちゃとしている間、男性陣は
メヒコ・ビールを堪能しに行きました。
(2人で5リットルのビール、飲んだらしい)
翌日は3人のミュージシャンもメヒコの
他の地域から合流するので、スタジオで
最後の仕上げをすることにして、
メヒコと言えば、テキーラ!っつーことで
テキーラミュージアムに連れて行って
もらいました。
すごい種類のテキーラがあるんだねぇ。
普通のテキーラと*メスカルを試飲できて
Rさんは大はしゃぎ!
私はずいぶん迷った末に、ラベルに惹かれて
買ったのがこちら。
多分飲まないだろうし、飾っておくだけになるから
一度は諦めたんだけど、どうしても呼ばれている気が
して、購入。30ドルくらいだから、メルカドで買ったら
もっと安かったかも。
辺りは*マリアッチがいっぱいで、突然の大雨にも
負けず、あちこちで賑やかな音楽を屋根の下で
演奏していました。ビデオ録画したので、載せられないのが
残念。
ゴッドファーザー2の映画を思い出す・・・
雨も小降りになったところで、ミュージアムのすぐ横にある食堂で、
*ポソレデビュー。
どーんと出てきた2種類のサルサ、グリーンの方はなんだか
ヨーグルトっぽいので、辛くないんだろうなーと
甘くみたのが大間違い。
見た目で判断しちゃーいかんね、物も人も。
-説明しよう!-
*メスカルとは:
多肉植物であるアガベを原料に造られるメキシコ産の蒸留酒。
52品種ものアガベの中から適宜使用され、テキーラと同じく葉を切り落とした球茎部分(ピニャ)を蒸し焼きにし搾汁したものを発酵、蒸留させ造られています。2回以上蒸留されるためアルコール度数は基本40度以上。実はシャンパンやコニャック、そしてテキーラ同様に原産地呼称が認められているお酒で、産地は現時点でメキシコの9つの州に限られます。約500年前からメキシコで親しまれ、その製法をほとんど変えずに現在まで残っています。
https://liquorpage.com/what-is-mezcal/
*マリアッチとは:
メキシコの音楽を演奏する楽団のことを指します。基本的にこの楽団は7名もしくは12名で構成され、バイオリン、ギター、トランペットなどの主要な楽器に加えて、フルートやアコーディオンが用いられる場合もあります。稀に「マリアッチ」が特定の音楽ジャンルを指すと勘違いされることがありますが、実際はメキシコの伝統曲やメキシコの地方曲を演奏する楽団を意味します。
https://amiga-mexico.me/articles/798
*ポソレとは:
アステカ時代から伝わるジャイアントコーンの
スープです。
豚肉と鶏肉、どちらかを選ぶことも可能。
色は白いのや赤いのがあります。
このポソレ、アステカ帝国の時代に
生贄にされた人間の肉を煮込んで
食べられていたと言われています。