ペッパー、おかえり!
私にはまた守るものができた!
嬉しくて、嬉しくて尻尾が勝手に
ブンブンする。
弟が生まれる前に私たちは
飛行機に乗って、違うお家に来た。
私がいたところとは違って、
寒くなると雪が降った。
外は寒かったけど、
私はいつも家の中にいて
今までで一番快適に過ごせた。
そして昨日、私たちは前のお家に
帰ってきた。
私、飛行機に2回も乗ったのよ!
新しいパパが今朝、私を車に乗せた。
「この道、なんか覚えてる」
「この匂いも覚えてる」
そう思いながらある場所に着いた。
「ここ、知ってる!
アンティの匂いがする!」
ドアの外にいるパパに呼ばれて
アンティが出てきた。
パパとハグしている。
パパが嬉しそうに「横を見て」って
アンティに言った。
「ペッパー!」
私を見たアンティの顔が驚きと
嬉しさでぱぁぁ!っとなった。
私も嬉しくて、尻尾をブンブン振って、
体をアンティの足に擦り付けた。
「おかえり、ペッパー!
こんなにいい子になって。
毛並みも柔らかくなって。」
「そうなの。私、もう、
ジャイ子じゃないの。
でも、こんなふうに興奮するのは、
アンティにだけだからね。」
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