子供と英語
子供がはじめて英語に触れたのは、
近所の公民館で
ニュージーランド人の先生がひらいていた
英語教室でした。
発音中心のクラス。
CDの音楽と手作りの教材を使い、
飛び跳ねながら音を習うスタイルで、
今考えたら、
恵まれていたと思います。
しかし、先生がニュージーランドに帰ってしまったので、
それからは、自宅で、DVDを見たりするくらいで、
英語に触れる機会は少なくなってしまいました。
子供たちが成長するにしたがって、
2人とも、運動が得意でないことなどもわかってきて、
さて、2人共に役立ちそうな習い事と言えば、
英語しか思いつかず、良さそうな教室を探しているとき、
ある体験会に参加して、
そのまま入室しました。
そこに約1.5~2年在籍して、娘は英語検定の2級、息子は準2級を取ったが、
2人とも、その教室は若干嫌いになってしまいました。
英語が得意になり、自信はついたけれど、
楽しみながら勉強を続けることが、これ以上できそうに、ない。
なぜなら、
周りの大人が
英検の級だけでしか、評価する能力がないから、、
子供にとっての英語は
大人を納得させるために、
「級取得」の 孤独な戦い。
この体験によって、
特に息子は、英語に限らず、勉強全般が 若干 嫌いになり(もとから嫌いだったが)、
その後の英語の勉強は、
Youtubeで好きな動画を見ることと、
レアジョブで講師とアニメについて会話すること、
などで 続けることになりました。
娘は、その後、
オンラインで 同世代の仲間と楽しみながら学べる英語の講座をいくつか受けて、準1級に合格しました。
そして今は、
タイにきて、
英語がペラペラな子たちと、
ほとんど話せない子たちと一緒に、
学んでます。
「あなたの発音、きれいね」
「文章がうまくまとまっているね」
「英語が他の人より上手だから、班長になってね」
などと声をかけてもらうと、
英検に合格した時より よっぽど、
嬉しいそう。
そりゃそうだ。