◆頭皮改善で髪を育てる
◆頭皮改善で髪を育てる
髪の毛を美しく健康でいるために何が必要でしょうか?高級なシャンプーやトリートメント?それも一つの方法かもしれません。僕が行き着いた答えは「痛めない」という結論です。痛みに繋がる要因を知って、その原因を断つ。容易なことではないのですが、一番効果的ですし真理かと思います。「髪は死んだ細胞」と聞いたことがありますか?髪の毛は生えてきた時から死滅している細胞です。ですので損傷を受けたら回復はしません。損傷をしたら補ってあげないとバサバサして荒れてしまうのでトリートメントなどの補修ケアが必要とされています。
痛む原因には、色々あります。美容室でのヘアカラーやパーマなどの「薬品」、外では長い時間浴びる紫外線・自宅ではブラッシングやドライヤーなど、些細なことで言うと濡れた髪のままで就寝した時の枕の摩擦などもあげられると思います。その他にも仕事やスポーツなど人によって傷んでしまう条件に違いはあると思います。
僕は美容師として20年ほど働いていて沢山勉強や実験を繰り返してきました。綺麗にするカットや長持ちするパーマや傷みにくいヘアカラーなどの技術も知識も沢山勉強を続けてきましたが、髪の毛は薬品を使えば傷む、傷まない方法はないと結論。
どんなに最新の薬品や技術やトリートメントが生まれようと薬品を使った技術は傷むことは変わりませんし、死滅細胞に何をしても傷んだ髪は元には戻りません。元々髪が強い人ならトリートメントである程度はカバーされていますが、髪が弱い方は薬品でのダメージが年々耐えられなくなります。
エイジングすると髪質は弱くなるのでダメージした髪質がストレスに変わっていきます。そもそも髪質がエイジングして変わってきているのは髪の毛ではなく「頭皮」の問題なのですが、この問題に着目してくれる美容師さんも少ないです。美容師さんの多くは髪の毛にフォーカスしています。頭皮に対しての考えや興味が浅いことにも問題があります。実際に髪の毛に関わる講習は沢山ありますが、頭皮に関しての講習は少なくてあまり広がりません。
◉頭皮改善には植物ケア
一ヶ月、ニカ月と短い周期でのヘアカラーをされる方は多くなりました.その理由は白髪が目立つからという理由が挙げられます。また、その間にも頭のトップが潰れるのでパーマをかける方もいらっしゃいます。デザインや悩みに対しては必要不可欠でされるのだと思いますが、本来は頻繁にヘアカラーはしたくない方が多いはずです。
実際に当salonIKでは薬品の施術を受けてこられた多くの方々が「やりたくないけど仕方がないから」というお話も聞かせて頂きます。でも白髪染めをしないと白髪が目立つ。そこで白髪を薬品で染めないで済む代わりになるものが必要になってきます.そこでオススメなのは「本物の植物染め」です。
植物染めと聞くとヘナのオレンジ色をイメージしたり「あまり染まらなそう」というイメージも持たれそうですが、オレンジにならない染めも出来ますし、ちゃんと白髪も染まります。そして色も思っているよりも、かなり良い色を表現してくれます。植物染めは薬品とは違い髪や頭皮を痛めることはありません。まず頭皮を痛めない事が重要です。
本物の植物を使ったケアでは、痛めないだけではなく頭皮環境を整えてくれますので、これから生えてくる髪を強く育ててくれます。エイジングしていく加齢毛はパサパサ乾燥した髪であったり、うねりでツヤもでなくなりますが、植物染めのケアではこれらの悩みを解決してくれます。
植物にはそれぞれに薬効があり、髪の毛のタンパク質とくっつき髪の内部や表面の溝を埋めてくれるものや、酸化していく頭皮に抗酸化成分で老化現象を抑えるもの、皮膚の炎症を抑えるもの、アレルギーを抑える抗アレルギー作用を持ち合わせているものと本来の目的である染めるのがおまけに思えてしまう程に良い効果が含まれているので、染める事が苦になるどころか嬉しい、安心、心地よい行為になります。
これらの薬効を得られながら続けていく事で頭皮環境を変えていき、髪質の改善までされていく事ができる様になります。もちろん薬品とは違うので髪を真っ直ぐにストレートにする事や、いきなり髪がフサフサ増えるなんて事はありません。
植物染めには薬効がありますが、ヘアカラー剤では染めることはできても、こうしたプラスの効果はありません、むしろ髪の毛のタンパク質を奪いキューティクルは剥がれて頭皮はヘアカラー剤に含まれる活性酸素により酸化していくので環境はマイナスになります。僕はよく説明するのが「薬品は奪うもの、植物は与えるもの」という表現をさせて頂いています。
植物には薬効が与えられ頭皮や髪の環境をプラスに転じてくれます。しかしヘアカラー剤にも素晴らしい点があります.それはデザイン力です。なりたい色やデザインの表現は植物にはできません、植物には脱色して傷める事が出来ないからです。
植物染めは粉末状にした葉と水だけで、その他に配合されるものはありません。
混ぜて頭や髪をパックする様に塗って終わりです。植物の成分を与えるだけのもの、その効果の一つが染められるという点になります。白髪は染まり色を表現してくれますが、脱色されないので黒い髪は黒いままです。
頭皮の環境に不安がある方や実際に問題がある方、薄毛の心配や髪質の変化、ダメージして髪が綺麗に見えない、手触りが悪い方などの悩みを抱える多くの方々に改善のお手伝いをさせてもらっていますが本当のケアを知らないだけで、現状を知る事と「今の自分に合ったケア」方法を取り入れるだけで状況は変わります。
悩んでいる方が今これを読んでいるとしたらネットでの情報だけではなく「現状」を把握できるsalonや診断士にも相談して「自身」を知って今の自分に合った改善させる方法を選んでいきましょう。頭皮改善には季節や体調によっても取り組み方は変わりますので定期的なチェックが必要になります。
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