30代底辺ブロガーが「自分は何者にもなれない」ことに、やっと向き合えた話
みなさん!初めまして!天竜川ナコン(※)と申します!(笑)
※(作者より)「天竜川ナコン」は私の本名ではありません。インターネット上で使用している架空の名前です。誤解された方がいましたら、申し訳ございません。
突然ですが、私はこれまで「何者か」になりたくて、奇をてらったブログをたくさん書いてきました!
いかがでしょう!どれもこれも、
「人に笑われる」ことと
「人を笑わせる」ことを、
はき違えていそうですよね!
そんな私も先日30代に突入しました!(←ヨッ!めでたい!w)
周りはみんな結婚したり、出世したり、どんどん10代・20代の人たちが世に出始めて、
それに比べて、私は何でしょう。
なので今日は、「何者か」になることを、諦めたいと思います!(笑)
【“天竜川ナコン”とは】
俺を!俺を俺を!俺俺を(見ろ見ろ見ろ見ろ)
私は今まで、平均に届かない自分の年収や社会的身分を、「人と違うことをしている自分」という免罪符で、埋め合わせてきたつもりになっていました。
「何者か」になりたい。
「何者か」に、なりたい。
インフルエンサーの皆さん、見てますか?
あなたたちがチラつかせてきた「可能性」のせいで、こんなピエロが生まれてしまいました!(笑)
【”天竜川ナコン”以外について】
私はこれまで、「インターネットで活動している」というだけで、同世代の他者に対して強い優越心を抱いていました。
でも、やっと気づきました。
彼らは「あえて」私のような愚行を選んでいなかったのです。
必死に、自分の人生と向き合い、将来の自分や心から愛している家族、友人のために、地に足をつけて現実を生きていただけなのです。
私は、彼らの勇気や自制心に気づかず、人生の取り返しのつかない年齢まで「いいね」という麻薬に駆動され、フィクションの世界を生きてきました。
彼らから見れば私は、ランダムでバナナが出てくるボタンを必死に押し続ける、チンパンジーのような姿だったかもしれません。
やっと、そんな当たり前のことに、何も積み上げてきたものがない自分と彼らを比較して、気づくことができました。
でも願わくば、一つだけ、これまで私を見に来てくれた人たちに伝えたいことがあります、
ありがとうございました。
本当はテレビや、もっと他に面白いことがあるのに、私が作ったものに時間を使ったり、感想を言ってくれた人たちに感謝を伝えたいです。
それだけは、私が行ってきた過ちの中で唯一、誇れるものだったかと思います。
さて、前置きが長くなってしまいましたが、上記の理由で、私は「何者かになりたい」という気持ちを捨てます。
実際に決意してみると、何だか、心から憑き物が落ちたようです。
その代わりに、今日から私は、
俺は、
「何者か」に憧れるのはやめて、
「自分」になります。
これまで私は、「バズりたい」とか「人にウケたい」とか、致命的な甘えを抱えながら、様々なモノを作ってきました。
「インフルエンサー になりたい」「有名人になりたい」そんな甘えもありました。
でも人は最初から、自分以外の誰かになんて、「何者か」になんてなれやしません。
「自分」にしかなれないのです。
私は今日から、昨日の自分よりも、自分が面白いと思うことを表現していきます。ブログも、ツイッターもやりまくります。
そのことに他人の共感も、同意も求めません。
自分が自分でいることに
世界の許可なんて、
これっぽっちも必要ないからです。
こんな「自分」な以上、結婚はできません。
子供に顔向けできる人生でもないですし、出世もできません。
親も、俺が良い歳してインターネットでこんなことをしている異常者だと知ったら悲しみます。
でも、自分を表現している時が、一番自分が自分だと思えるのです。
これが唯一、自分の人生で、自分の意志だけで選べたことだと、心から信じられるからです。
そんな大切なことを今日、何者にもなれなかった自分から学べました。
ありがとう、何者にもなれなかった自分。