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7つの習慣~第一の習慣~

第一の習慣「主体性を発揮する」

7つの習慣とか関係なく大事だろと思う主体性の発揮からスタート。

まずは、一般的な主体性とは、自分の意志・判断によって、みずから責任をもって行動する態度や性質。 「 -をもって行動する」(国語辞典参照)

第一の習慣でいう主体性とは、率先力を発揮するだけではなく、人間として自分の人生に対する責任をとるということである。私たちの行動は、周りの状況からではなく、私たち自身の選択によって決まる。私たちは感情を価値観に従わせることができる。そして、物事を成し遂げる率先力を発揮する責任を負っている。(本書引用)

責任をもって行動をするという根本的に意味は同じだ。ただ、第一の習慣の主体性の方が具体的かつ少し濃く感じる。その理由は、主体性の行動を「自分の人生に対する責任」とまで主体的に落とし込んでいるからだと考える。

やるべきことは、事象に対しての主体性ではなく、自分の人生の責任取るべく主体性である。そのため、失敗要因が内的要因でもなく、外的要因でもなく、全てが自分の責任であるということ。

責任は、英語でレスポンシビリティー
言語の語源は、レスポンス(Response:反応)とアビリティー(ability:能力)という2つの言語から成り立ち、自分の反応を選択する能力=責任を持つというになる。自分の人生の責任を放棄すると全てが反応的になり、周りの環境に人生が大きく左右される。そのため、原則を中心としたパラダイムを持つことができなくなる。

主体性を発揮するうえで、重要なことは、「反応を選択する能力」である。刺激に対して、選択の自由がある。その選択には、自覚、想像力、良心、自由意志という独特の性質を持っているため、刺激に対して、自分の反応を選択する自由を人間のみが持っているとピクターフランクル(心理学者)は説いている。そのため、反応に対して選択することが人間のみが可能であり、主体性を発揮するうえで、重要なことであるとされている。

また、反応を選択できることは、おかれている状況に対して反応を選ぶことができるだけでなく、自分自身を取り巻く状況そのものを自分自身で作り出せることができるという意味でもある。すごく簡単な例では、生徒会長に立候補するだけで、一学生から生徒会長という立場になり、学校での役割も変わってくる。

反応を選択する能力をより有効活用するためには、「率先力」と「思考」が重要になる。なぜ生徒会長に立候補すべきかを自らの原則を元に考え、率先的に実行する。先々のためには、書記からやるべきことかなど、自ら考え、選択することが、主体性の発揮につながる。

主体性に対する自覚を高める別のの方法

それは、時間やエネルギーを集中させているところを観察することである。

「影響の輪」と「関心の輪」
ニュース、趣味、家族、経済など関心を持っていることと関心を持っていなことに分けることができる。(関心があることを「関心の輪」)そして、関心の輪の中を具体的にみると、実質的にコントロールできること、できないことまた、影響力を与えられることがあることが分かる。後者になればなるほど、和は小さくなる。(影響を与えることを「影響の輪」)

主体的に生きるためには、考え方としては、凄くカンタン。
自分の時間の使い方が、関心の輪なのか、影響の輪どちらにより多くの時間を費やしているかを観察すること。あるべき姿は、「影響の輪」に費やすこと。また、影響の輪を費やすことで、関心の輪に広がっていくことができる。

これの繰り返しで、影響の輪を広げ、関心の輪を埋めていくことで、関心の輪も広がっていくことにつながる。結果として、個人として主体性を発揮する、発揮できる事柄が増えていくようになる。

主体性を発揮するためのポイント

主体性とは、自ら考え、(頭を使い)率先し、選択すること

①「待つ(もつ)」ではなく「なる」という考え方
「持つ」というのは、持ちたい、持てば…幸せになれる。など関心の輪に関する考え方。そして「なる」は、我慢強くなるや賢くなる、優しくなるなど影響の輪に関する考え方。発言からも「なる」=影響の輪に費やす時間を意識する

②影響の輪を広げること・失敗を恐れない
まずはやってみる。失敗も成功も影響の輪を広げることにつながる。大事なことは、影響の輪に時間を集中させること。選択後の結果が失敗だとしても恐れない。

③まずは30日
主体性だけでなく、人が習慣化するためには、30日が必要。よく21日間とも聞くが、分かりやすく1か月。1か月継続させることは、凄く難しいが、習慣で大事な要素は、「知識」「スキル」「やる気」
なぜやるのかという知識、どうやるのかというスキル、やるぞ!という気持ちこの3つの要素を持ちながら主体性を持ち、選択することで、主体性を身に付けることができる。

主体性を持つことが全ての始まりであり、基礎である。
自信があることには主体的に取り組めることが多いと思う。(私も同様)失敗を恐れず、選択に責任を持つことということは、言葉では簡単だが、仕事や人間関係になればなるほど難しくなる。しかし、この主体性こそが第一の習慣であり、人格主義の基礎であり、私的成功には必要不可欠なこと。まずは、主体性を持ちましょう!!

次回は、第二の習慣、「目的を持って始める」


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