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日本人が少ないインターナショナルスクールを探したい。どうすればいい?@クアラルンプール

先日、娘が5歳になりました。

そのときの様子を書いた記事がこちら。

もう生まれて5年も経ったんだぁ、、
と感慨にふける間もなく、そろそろ小学校選びについて考えないといけません。

せっかく英語にもだいぶ慣れてきたから、娘の可能性をもっともっと広げてあげたい。
いろいろな国や民族の子供たちと切磋琢磨する経験をさせてあげたい。

そんな思いから、インターナショナルスクールへの進学を考えています。

ただ、インターナショナルスクール選びはいざやりだすとめちゃくちゃ難しいです!

・そもそもどうやって選べばよいかわからない、、
・どういう観点から考えればよいかもわからない、、
・とりあえずインターナショナルスクールフェアも行ってみたけど、担当者から一方的な説明だけされただけで、結局何が何かわからなかった、、

こんなことありませんか?(私はそうでした、、)

それから

・Webで検索してみたら教育移住を扱うエージェンシーの方がたくさん情報を発信している。でも、情報量が多くて、読んでる間にわからなくなってしまった、、

なんてことありませんか?(私は今もそうです、、)

そして、何よりも

・英語だけがすべてじゃないとは思ってる!でも、娘には英語で苦労しない人生を歩ませてあげたい。もっともっと英語力を伸ばしていってほしい
・でも、最近の円安で日本人が行ける英語圏の国はどんどん限られてきている、、
・物価だけじゃなくて、生活のしやすさや治安も考慮すると、アジアではマレーシアくらいしか残ってない、、
・だからかな、、普段ほんとにたくさんの日本人の方を目にする
・日本人が多い学校に行くと、日本人同士で固まってしまうんじゃないか、、日本語ばかり話してしまうんじゃないか、、

と思いませんか?

もちろん日本人の子供が日本人同士で集まるのは自然なことだし、
日本人同士で集まれば日本語で話すことも自然です。
それが否定しているわけではないんだけど、
娘にはいろいろな国や民族の子供たちと切磋琢磨する経験をさせてあげたい。

だから、日本人が少ないインターナショナルスクールを探したい!

そう思いました。

少し調べてみると、同じような考えを持つ親御さんがたくさんいることに気がつきました。

そんなに嫌なら日本人がいない場所に行けばいいだろ!

そんな声が聞こえてきそうです。

でも、別に日本人が嫌なわけじゃないんです。
日本人が嫌なわけじゃなくて、せっかくマレーシアにいるんだし、娘に最高の経験を提供してあげたいんです。

それに我が家は妻が日本生まれ、日本育ち、日本大好きないわゆる純ジャパ。
日本食が手に入らない場所、マレーシア人しかいないような超どローカルエリアに住んだら、それこそ今度は妻が倒れちゃいます。

それから、うちは2人目が生まれたばかり。
日本語が通じる病院にぱっと行けることも妻にとってすごく大事。

そういうわけで、

日本人が少ないインターナショナルスクールがよい

と思いながらも

日本人が住みやすいエリアに住みたい=そこから通える範囲にある学校がよい

とも思ってます。

なんとも手前勝手な考え方です。

でも、こういう人って私だけじゃないと思うんです。
なので、私が考えていることをここでシェアしたいと思いました。

(これが絶対的に正しいとは思ってないし、
 私自身もどんどん自分の考え方をアップデートしていこうと思ってます)

いつもながら必要としている人に届けばよいなと思ってます。

結論


今回だけは、結論から書かずに考え方から書いていこうと思います。
結論だけ書くと、誤解を招く部分がある気がするためです。

少し長くなりますが、ご容赦ください。

※注意
この分野は専門家の方がたくさんおられます。
あくまでも私の考えを書いているだけで、誰かを否定するつもりも、議論するつもりもありません。
私は専門家ではないため、頓珍漢なことを書いている可能性もあります。

何を考えるべきか?


どうやって選べばよいんだろう、、?

こういうふわっとした問いを考えるとき、誰かに助言を求めるといつもこういう回答が返ってきます。

そりゃー、何を優先するかによるよ。優先順位は何なんだっけ?

そう。優先順位なしにふわっと考えても堂々巡りしてしまうと思うのです。
そして、考えが深まらずに時間だけが経ってしまうという、、

だから、まず優先順位を考えることにしました。

優先順位は?


少し考えた結果、以下が優先順位だと思いました。

①日本人が少ないか?
②ロケーション
③学費
④教育システム(英国式とか国際バカロレアとか、そういうやつですね)

ポイントは

  • ①が重要でありながらも、それさえあればなんでもよいか?というわけではなし。

  • 同様に、ロケーションも、学費も、教育内容も、それさえあれば他はなんでもよいか?というものではない。

  • 要は、①②③④のバランスのうえに成り立っており、どれかを追い求めすぎると他の項目が下がる。

  • そのバランスの最適解(スイートスポット的な)を見つけたい

ということです。

どうしたら知りたい情報が手に入るのか?


①②③④の最適解を見つけるためには、①②③④をまず知らないといけません。
じゃあ、どうしたらその情報が手に入るのでしょうか?

まずわかりやすいのは②③④です。
というのは、非常にシンプルで①の日本人が少ないか?はWebで検索して出てくる情報ではないからです。

では、②③④はどうすれば手に入るのか?

私がぱっと探したところ、以下のサイトが一番見やすそうな印象を受けました。
(私はクアラルンプールに住んでいるので、クアラルンプールの学校のみ)

各学校の情報が、ロケーション、教育システム、学費など知りたい項目ごとに整理されています。

画面キャプチャ

ここにリストアップされている学校をひとつひとつ書き出していきます。

私が見た時点では全部で118校リストアップされていました。
私はすべて書き出していくのがとても大変だと思うので、データを機械的に書き出してしまいました。

そのリストがこちら(画面貼り付け)。やはり英国式が圧倒的ですね。

教育システム別内訳

データをどう加工するかは個人によるとして、いずれにしてもこれで②③④の情報が手に入りました。

(データとはどんどん古くなるものです。
 あくまでも私が作業した時点でのデータであることはご容赦ください)

ここからが難関。①の日本人が少ないか?はどうやって調べればよいのか?

結論、2通りしかないと思います。

①興味のある学校すべてに直接聞く
②いろいろな情報を組み合わせて考える

①はシンプルっちゃシンプルですが、
そもそも学校に聞いたら教えてくれるのか?はありますし、
1個や2個ではないでしょうからコストがかかりすぎます。

まわりの日本人ママ・パパに聞くという手もありますが、
「〇〇君・ちゃんが通ってる学校って日本人少ない?」って聞くの
なんだか抵抗ありませんか?

なので、私は②のいろいろな情報を組み合わせて考えるを選択しました。

どうやって考えるの?


ヒントになるのが、教育移住エージェンシーだと思います!

Xとかでよく目にするのが

・エージェンシーに紹介された学校が日本人が多くて転校を検討している
・今度こそと思って紹介してもらった学校も、また日本人が多い

とか

・最近エージェンシーに紹介されたら、日本人が一気に増えた

ですね。

要は、エージェンシーが紹介している学校は日本人が多い。シンプルですね。

もちろんエージェンシーの方も意図的に日本人を集中させようとは思ってません。(のはず)
でも、結果的に集まっちゃうというのが言い方として正しいのだと思います。

というのは、

  • 私が上で書いたようなことはみんな考えていて、みんな求めるものが似てくるから

  • 一方で、日本人が住みやすいエリアから通える範囲にある学校は限られるから

  • かつ、そのなかでも、英語力ほぼゼロの子供を受け入れてくれる学校はさらに限られるから(年齢が上がれば上がるほど)

  • そして、そのなかでも、エージェンシーが紹介してくれる学校はさらに限られるから

需要と供給があってないんですね。

でも、私はここにスイートスポットがあるのではないか?と思っていて

この「エージェンシーが紹介してくれる学校はさらに限られる」というのが、2つの意味があると思うのです。

1つは、もちろんクオリティの面で責任が持てないから。

そして、もう1つは事業として成り立たないから。(細かくは書きません)

この2つ目のほうにチャンスがあるのでは?と思うのです。

整理すると

①エージェンシーが紹介してくれない学校のなかから
②クオリティの面でやばそうな学校を除いて
③見落とされている学校を見つけられないか?

です!

ちなみに、①はまったく紹介されていないのではなく、
紹介はされているんだけど、本気でやってないよねくらいのレベル感です。

エージェンシーと学校との間でなんらか関係性はあるけど、
積極的にエージェンシーが押してない

というのが、

クオリティの面で本当にやばい学校ではなさそうだ(でなければ、エージェンシーも載せない)

事業として成り立たないから積極に紹介しないが両立するスイートスポットなんでは?と思いました。

イメージはこんな感じ。

イメージ図

そういう学校どうやって探すの?


シンプルです。

ここからダウンロードした学校とエージェンシーが紹介している学校を突き合せればよいだけです。

118校もあって大変だなぁ、、

大丈夫です。

だって、118校全部見る必要ありませんから。

みなさんが住みたいと思うエリアから通える範囲内にある学校だけ確認すればよいのです。
何校になるかはわかりませんが、きっと118校よりはずっと少なくなっているはず。

それでも大変だと思うので、私が確認しました


これは誰かのためにというよりも、
私が自分自身のため、というより、娘のために知りたいので調べてみました!

もちろんデータというのはどんどん古くなるものですから、
きっとみなさんが見るときには使い物にならなくなっているはずです。

でも、それでよいのです。
目的はデータを配ることではなくて、考え方をシェアすることです。

私が困っているように、きっと私以外にも困っている人がいるのだと思うのです。
そういう人にこの記事が届けばいいなと思って書いてます。

エージェンシーに紹介されてない学校


これやってみてよくわかりましたが、
エージェンシーに紹介されてる学校はだいたいかぶりますね、、
そりゃー、こんだけかぶってたら日本人多いなーってなりますね。

これ逆に面白いのが、
エージェンシーに紹介されていない学校は徹底して紹介されてないですね。
学校としてエージェンシーとは付き合わないというポリシーを持ってる可能性もありますね。

もちろんクオリティがやばくてエージェンシーとして責任をもって紹介できないというパターンもありそう、、
そこは自分の目で見て判断しかなさそうです。

でも、これで目星が付けられるのではないかと思います。

リスト

このサイトへのリンクも貼っておきましたから、ロケーションも確認できます。

ほんとはこのリストごと公開しちゃいたいのですが、
ちょっとさすがに一般公開ははばかられるので、興味ある方はぜひコメントなりDMなりで連絡ください。

ご連絡いただけたら個別に送りますねー!

自分の娘のためにやってるものですから、これでお金取る気はありません。安心してご連絡ください。

まとめ


整理すると、以下のとおりです!

①日本人が少ないインターナショナルスクールを調べる方法はない(そんな都合よい方法はWeb上には落ちてない)
②なので、いろいろな情報を組み合わせて自分で考える
③ヒントはエージェンシーが紹介しているか
④インターナショナルスクールのリストとエージェンシーの情報を突き合せて確認すればよい
⑤やってみると、多くのエージェンシーが特定の学校に集中していることがわかった(逆にエージェンシーに紹介されていない学校も)
⑥あとは、実際にコンタクトを取って訪問してみる。慣れない英語でコミュニケーションは大変!でも、自分の子供のことだからがんばれるはず!

さて、ここが出発点ですから、あとは気になる学校を直接訪問して、どんな学校か見てこようと思います!

みなさんもよいインターナショナルスクール探しを!

この記事が必要としている人に届くといいなー。

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