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225オプションと建玉数との関係

6月限のオプションの建玉数を確認すると、

コール側は31000円、30000円

プット側は27000円、26000円、25000円、

     24000円、21000円

に大量(10000以上)の取引が確認できます。(証券会社のHPで見れます)

オプションにおいて(他の取引も同じかも知れませんが)、取引数の多い権利行使価格は、個人投資家が取引をしていく上で確認すべき事項の一つだと思っています。

それは何故か、単純な話です。

取引数の多い権利行使価格=大口が大量に売買している

からです。

価格の高い低いに関わらず、大口が意識している価格帯だといえます。

現時点ではプット側の方が、コール側より意識されている価格帯が多いですね。

あくまで傾向としてですが、先物は取引数の多い価格に近づいていくことが多いです。

大口が意識している行使価格なので、当然といえば当然ですよね。

そして、今回はプット側の取引数が多い・・・。

勘違いしないで欲しいのは、プット側に21000円に大量の取引があるからといって、21000円まで暴落するという訳ではありません。

オプションはボラティリティの売買なので、行使価格に到達しなくても、多くの利益が出れば当然SQ前に決済してくる可能性もありますし、売り・買いどちらが多いのかも確認しなければいけません。

日数が経過すると、意識される行使価格も変わってきます。

繰り返しますが、暴落すると言っている訳ではありません。投資は自己責任でお願いします。

矛盾するようですが、今後上昇しようが下落しようが、利益を取るのがオプション取引のメリットです。

できるだけフラットな目線で、先物とオプション建玉の変化に目を光らせていきたいと思います。




イラスト hosiart様 

ありがとうございます。



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