沖縄の離島に移住までの 異端児の記録 6
さて上司に僕を店長候補として本社に推薦してもらうためになんとかうまく飲み会までこぎりつけた
われながら大胆でいま考えたらおもしろいゲームをしていると思う
そう、むすがしい難題を攻略するにはゲーム感覚で僕はいいと思う
飲みがはじまりずーっと店長のとなりでお酒を作り1時間くらいが過ぎたころだろうか
店長も目に見えて酔い始めてきた
あまり普段ぼくとは会話はしないので共通の話題がないのである
そうなると当然仕事の話しになる
店長は僕に今後どうするんだ?と切り出してきた
頑張ってはやく店長にならないと、と社交辞令のように言ってきたのである
僕はこうゆう展開になるのを90パーセント以上予測していた
僕は普段から店長にはなりたくないと言っていたので
話しの繋ぎで言っているのはわかっていた
僕はここをねらっていた!!!
予想通りの展開になった
ここで僕はそろそろ考えていたところでした!
と切り出した
店長は一瞬、予想外の返しに驚きの表情になった
僕のような不良社員を推薦するには店長自体にもリスクがあるのでやりたくないのである
でもお酒のせいもあり隣に僕がいるのでありきたりの社交辞令で切り出した言葉を僕は羽交い締めにして離さなかった
その夜は徹底的にその言葉にくらいついた
店長も自分から言ったてまえ推薦を否定できない
酔った勢いもあり、よし!頑張れ!と言う言葉を頂いた
当然こういう状態は酔った店長だったからで
シラフでは性格的にありえないことは明白だったのだ
前にも書いたが僕は酔った勢いで店長になると知り合いに宣言してしまった
今回は店長にもお酒のチカラをかりてもらって
最大の関門を突破できた夜だったのである
また次回に続きます!