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お久しぶりです、拝啓グレイプバイン様

先週の日曜日、友人になんとなく誘われてなんとなくライブに行ってきました!

多忙な同世代の人よりは比較的ライブやフェスに行く機会が多い方だとは思いますが、なんだかんだ今までライブを見る機会がなかったGRAPEVINE

いやー、一言で言うとめちゃくちゃ良かったです!!!
もっと早く見ておけば良かった!!!

いつか見たいと思っていたバンドだし、そろそろ仕事の休みも欲しいし、
くらいの軽く軽率な気持ちだったのに、うかつに大怪我しちゃった感じです。ライブ終わってから寝ても覚めてもグレイプバインの音楽のことばっかり考えちゃいます。余韻未だ覚めず。

The Decade Show

…そういえば最近のバインってどんな感じだっけ??
仕事の調整もつき、「こりゃ行けるわ!」ってなってから慌てて旧譜を聴き出す始末。
そんな私に丁度都合の良いことに、今回のツワー、スピードスターレコーズに移籍して10周年を迎える今年、この10年(Decade)を振り返るツアーだったよう!
ここ10年間の選りすぐりの曲をまとめてどーんと聴けました!

お客さんも比較的年齢層高めで、ほっといてくれて、マナー良くて、
ライブハウスの音響も良くてとにかく快適でした。

まずグルーヴが重い!
脳から爪先まで痺れが取れない!

繊細なオルタナティブロックのパブリックイメージが強かったのですが、思いっきりルーツがソウル、ファンク、ブルース。土着型ルーツミュージック。
この裏切りが気持ち良い。そこに歪んだギターの差し込みや絡み。
20年以上、現役でやってるって、こういう事なんだよなっていう凄みを感じるライブでした!
才能と技術と表現力と成熟度と、全てのバランスが最高で、多幸感が溢れておりました。
普段「早く終わらないかなこの時間…」って思う事も多いですが、久しぶりにずっとこのままでいたいって思いました。

初期の若くて退廃的で寂しくて光に手を伸ばすような曲も勿論好きなのですが、すっかりめちゃくちゃカッコいい大人になってました!!!(それが嬉しい!!)

GRAPEVINEの立ち位置って大人としてめっちゃ羨ましいし、理想的。
若い頃の感性やセンスを鈍らすことなく、技術や経験値を重ね渋さと色気を携える。
こんな所におったんだ!!こんなカッコいい音楽とバンドが!!
しかも20年上!!その衝撃と相まって当分愉快な気持ちに浸れそうです。
もっと売れて欲しいような、実力を噛みしめながらニヤニヤ自分だけで楽しみたいような、そんな気分です。

空白の10数年を埋めるべく、これから全部アルバム聴きたいと思います!!
(全然追えてなくてごめんなさいーーーー!!!軽め


追伸:バインを1番よく聴いていた時代って私は大学生の頃だったと思ってたんですけど、1999年に全然大学生じゃないんですよね、私…。
誰の記憶だろう…
記憶の改ざんって怖いですねーーー


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