一年二ヶ月ぶり
久しぶりのシャバはキラキラドキドキ眩しかったきこぺんアロハです。
夏の監査に向けてボスから急にオフィスに行くように言われ、久しぶりに電車に40分ほど揺られサンフランシスコベイエリアの反対側の学生街に行って来た。まだしばらくはリモートでと言われていたがまあいつかは行くだろうと思っていたし、そろそろ曇り空を毎日眺めながらメーテルの大声を聞くのも飽きたのでうっすら朝早く起きてお化粧もした。お化粧の順番がわからない(笑)。これはもうリハビリだ。心配する夫に電車の駅まで送ってもらった。通勤時間帯だが電車はガラガラ。去年から車で通勤する人が増えたらしい。
電車に乗っている間、久しぶりにホームレスを何人か見かけた。うまく改札をすり抜けて一日中乗っていることもあるようだ。そういえば電車の中で物乞いする人も良く見かけたと思い出した。赤ちゃんを連れてまわってお金を下さいというのだがその赤ちゃんと女性がどう考えても人種が違っていた。ベビーシッター中にまさか電車で物乞いしているのかと驚いたことがあった。私はとにかく電車の中では誰にも話しかけられたくないのでイヤホンをつけて目が合わないようサングラス。通勤客も今は少ないのでやはり気をつけないといけない。サンフランシスコの中心地の駅は警察がパトロールしているが昼間でも何が起こるかわからない。スマホはカバンにしまい周りを時々確認する。
広いオフィスに私と同僚そしてセキュリティガードの人。3人だけなので快適だった。久しぶりに会った同僚と空気清浄機をつけた部屋で書類を片付けたり今後の書類整理などのプランを相談。私の同僚は日本でもアメリカでも看護師さんだった。今はご主人がとても出張の多い仕事なので彼女は看護師を辞めて同じオフィスで働いている。ワクチンの話題になってまだまだいろんな情報が出回ってはいるが少なくとも私も彼女も接種したのでこうやってまた一緒にオフィスで仕事ができるようになったと思っている。私が誰がワクチンをこんな短期間に作ったのかと聞いたら同僚がmRNAに関しては長い間、研究していた人がいたからと教えてくれた。そして今朝観た日本のニュースでもこの博士のことが取り上げられていた。ノーベル賞候補にも上がっているそうだ。
女性でハンガリーからの移民でウィキにはあまり書かれていないがアメリカでも色々ご苦労はあったようだ。こういう話は家にいてもわからないし、外に出ることで新しい情報が得られるのは楽しい。電車に乗るのは、ちょっと緊張感があるけれど違う景色を見れて家族以外の誰かと話すのはとてもリフレッシュできる。
今週末はアメリカでは本当に珍しい3連休。連休と言ってもどこにも行かないが来週もオフィスに行く予定とボスに頼まれてずっと避けてきたビデオ会議が1個入った。やはり伸び放題の髪を1年4ヶ月ぶりに切りに行かなくては。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?