ハートをわしづかみ された!
右膝が季節の変わり目を教えてくれるきこぺんアロハです。
お利口ビーグルが我が家に来てはや7ヶ月。そもそも新しいワンちゃんをお迎えするなんて思っていなかった我が家には、大病を乗り越えた夫、しぶといじゃなかった元気な義母とあと数年で仕事をリタイアする義姉。そして家族の中では一番元気だが来年還暦を迎える硝子の腰と膝を持つ私。
もうかなり前に夫が何かの拍子に「ビーグルかわいいなあ。ほしいなあ。」と言った事がある。その時は、サンフランシスコのど真ん中のアパートに住んでいた。ペットは、飼えない決まりだった。
その後も夫は「パグかわいいなあ。」「柴犬かわいいなあ。」「フレンチブルドッグかわいいなあ。」と時々つぶやいていたが旅行にも良く出かける私たちは、飼っていた4匹の熱帯魚がいなくなってからペットにご縁がなかった。
15年くらい前から夫の家族が犬を飼い始めた。家族行事には、みんな連れてきて大騒ぎだった。ブリーダーから買ったなどと聞きながら私は心の中でもしワンちゃんかネコちゃんをお迎えする日が来るなら保護団体からレスキューすると決めていた。
そして私が日本に父の事で行っていた今年の3月。夫の同僚の娘さんから犬をレスキューするしかもビーグルという話が舞い込んだ。日本へ頻繁に行く私が反対すると思ったのか数年前に愛犬を亡くした義姉にまずは、話して我が家で飼うことになった。そして我が家に来たのがシンバ。
ビーグルは、とてもアクティブでお散歩もしっかり行かなければならない。先日、脱走した老犬のように数回庭に放すだけではダメ。私が日本から戻ると夫がお散歩担当になっていた。時間があれば二人で一緒に散歩したりしていたが夫が6月に入院してお散歩担当は、私に引き継がれた。
義姉が午前3時から仕事に行くので午前6時過ぎに私が起きてまずは一階に迎えに行くと待っている。
朝ごはん
散歩(25分ほど)
顔と足を拭いてから遊ぶ
夫のコーヒー、エサじゃなくて朝ごはん
夫と自分の簡単なお弁当作り
シンバにはオヤツをあげてケージにお入り頂く
夫と一緒に出勤
出勤時間が近づくと困った顔で夫が靴を履くのを止めたり、抱きついてきたりする。涙こそ出ないが夫婦で後ろ髪引かれながら家を出る
私は、週3回のパートから大抵5時ごろ戻るとしっぽをぶんぶん降って私を待っているシンバ。もう疲れたなんて言ってられない。
散歩(25分ほど)
シンバの晩ごはんは、義姉が用意
夫と私の晩ごはん作り
そんなわけで1週間があっという間だ。もちろん平日の休みの日は、義姉が午後帰宅するまではベッタリ一緒にいる。私のそばでいびきをかいて寝たりしている姿を見るともうたまらない。一応義姉のワンちゃんだけど私達夫婦もメロメロ。可愛くてたまらない。スキが止まらない。携帯の写真フォルダがビーグルだらけだ。体力が追いつかない分愛情でカバー。夫に頼まれた物は買い忘れてもシンバの好きなオヤツは、毎回買う。鮭の皮スナックがお気に入り。
義姉とも話題が増えて会えばシンバの話。時折、義母メーテルが不満そうだがシンバのおかげで毎日が楽しい。犬を可愛がっている友達が「夫とも子供達とも最近ハグもキスもしないけどワンちゃんとベッタリで私は、幸せよ。」と言っていた。
シンバが来て家の中もとても明るくなった。シンバを可愛がってくれていた叔母は出て行ってしまったけれどいつかまたこの子に会いに来てほしい。
unconditional loveってこういう事なのか。ご縁があって我が家に来たのだからもっともっと幸せにしてあげたい。