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10月31日

勢いのよいスプリンクラーの水にかかった虹が綺麗で思わず写真を撮ったのだけど。奥の方は実は墓地。歴史的な建物もあり、綺麗に整備されていて日本の人は驚かれるかもしれないが晴れた日はピクニックをしている光景をよく見かける。この墓地だったか隣の墓地に西部劇でお馴染みの実在の保安官ワイアットアープのお墓もあるらしい。

昨日は突然仕事関係のトレーニングをオンラインで受けることになり、30分前から準備していた。お昼時だったのだが後で何か軽く食べようと思っていた。叔母が私を呼ぶ声がしたのでドアを開けると「ランチを食べに降りていらっしゃい。」私は「電話をかけないといけないので後で食べます」と言ったが補聴器をつけていなかった叔母にはどうやらうまく伝わっていなかったようだ。しばらくすると今度は一階の義母から私の携帯に着信。「食べ物がいっぱいあるからいらっしゃい。タコスと寿司があるわよ。」タコスと寿司?と思いながら「仕事の電話があるので後で頂きます。」と電話を切った。嘘ではない。本当に忙しいのだ。義母達のお相手をお願いしたい義姉はちょうど仕事に出かけてしまったらしい。金曜日はスーパーで売っている巻物のお寿司がお買い得らしく以前に買ってきてくれた時は少しだけ頂いた。どうやらまた買ってきてしまったのか。前回は義母達と少し食べた残りを冷蔵庫に入れておいたら翌日には無くなっていてホッとした。

仕事関係のトレーニング1時間の後、疲れて飲み物を取りに下に降りるとテーブルにあまり減っていないスーパーのお寿司。ファーストフードのタコス。ホールのケーキが置いてあった。なんだかよくわからない組み合わせ。頂き物と買ってきた物が全部並んだテーブル。誰かのお誕生日でもない。同居してそろそろ一年を迎えるが無理なおつきあいはしないことにしている。何か行事なら前もって教えてほしい。夫の方がそういうことは結構敏感で頂き物の食べ物があると必ず「誰が持ってきたの?どこから」と確認して食べない。

日本と違ってアメリカのスーパーのお寿司は美味しくはない。義母達がたまにランチに食べるのは良いのだが安いからといって沢山買って来られても困る。昨日は仕事へ行く前に夫が夕食は何か買いに行こう言っていたので義母に夕食はあらかじめお断りしておいた。あのタコスとケーキはどこから来たのかわからずじまいだった。そして今日、またもや義母から電話で「寿司がいっぱいあるからランチに食べなさいよ。」と電話が入る。「ノーサンキュー」とお断りした。今、あのスーパーのお寿司をお付き合いで食べてしまうとまた買ってくるに違いない。贅沢かもしれないが自粛で外食もままならない日々、美味しいお寿司は食べたいがスーパーのあの硬いご飯のお寿司は食べたくない。日本ならスーパーのお寿司もとても美味しいので大歓迎なのだが。美味しい巻き寿司が食べたいなあ。

フィリピン系の家族や友人に共通するのはみんなで食べましょう!食べなさい文化がある。みんなで食事を囲むことをものすごく大事にする。昔は同僚達が「Eat!Eat!」と食べ物を山盛りでくれることに困惑した。かと思えばアメリカでパーティーとは言うものの正反対のケースもある。高級住宅地のお家でお昼時に呼ばれたパーティーだったので失礼にあたるかと食事はしないで参加したら野菜スティックとボトルの水のおもてなしだった。知り合いのベイビーシャワーも食べ物はあるから手ぶらで来てねと言われ10人以上お呼ばれしているのにテーブルには買ってきた韓国海苔巻きが2本と小さい小さい直径10センチのケーキのみでびっくりした。ミニチュアかっ!そしてお飲み物も出なかった。そんな話をしていたら、私の友達は庭で焼いたステーキのみのパーティーに出席したことがあり驚いたそうだ。ステーキだけは結構きついかも。

失礼なやつと思われてもいい。もう1回くらい義母がすすめてきそうなスーパーのお寿司今回は遠慮いたします。







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