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10月24日

私はお茶漬けが大好き。うちの夫が私の好きな食べ物と聞かれたら「オチャヅケ」と迷わず言うだろう。でも美味しいお茶漬けはしばらく食べていない。写真はこの間ご近所スーパーを探検した時に発見。ふりかけはアジア系アメリカ人に人気があるがお茶漬けのりまで売ってるのはびっくりした。しかも3種類もあるではないか。

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味噌ラーメンはなかったが塩ラーメン大好きなので助かる。夫がオジサンラーメンと呼んでいるチャルメラは残念ながらなかった。

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ぷっちょ祭り。ハイチュウをアメリカではどこでも見かける。しかし1個$2.99って。アメリカ人はああいう歯にくっつくものが大好きなんだと思う。(あくまでも個人の感想)私はアメリカの歯医者さんでかなり出費しているので歯の方が大事。

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ポッキーもここ5年くらい良く見かけるようになった。

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カルピスはカルピコとして人気があるし、そうそうラムネ。ラムネはなぜかずっと前から人気があって一度鉄板焼きレストランで同席になったアメリカ人ファミリーのお上品なお母さんが「Can I have ラムーン?」と注文していてラムーンってなんだと思っていたらRamuneが来た。このいろんなフレーバーのラムーン(笑)子供も大人も好きみたい。

このラムーンファミリーは食事中にも私と夫を驚かせた。鉄板焼きと一緒にガーリックフライドライスが美味しいのでみんなよく注文するが「うちの子はコショウがダメなの。後タマゴも。」「玉ねぎも入れないで」私たちのテーブルのシェフが「オーケイ」と2人分ほど分けて作っていた。「あーバターもダメなの。ガーリックもダメ。」味の決め手はバターなのに。とは言え、食べ物のアレルギーがある方は本当に大変だと思う。幸い、私も家族も何でも頂けるのでありがたい。この一家はアレルギーがあるのかしらと思いながら見ていると鉄板には私と夫のお肉と海老しか焼いてなくて後は野菜だけだった。

このレストランでは鉄板のあるテーブルに8人ごと座るシステムで2人で行くと相席になる。夫が好きなので良く利用していたがどのメンバーのテーブルに案内されるかはロシアンルーレットみたいな緊張感があった。5人兄弟末っ子の夫が内弁慶なので(そういうアメリカ人もいるのです)食事中、あまり会話をしないグループが希望だ。シェフが何かパフォーマンスをした時だけイエイと拍手をして後は静かに食べる感じ。今、思い出してもこのラムーンファミリーがいろんな意味でダントツ一位だったと思う。あれがダメこれがダメとシェフを翻弄してとうとうシェフが私と夫に申し訳なく思ったのか野菜やお肉をお皿に入れる時に目で謝っていた と思う。私達はシェフが気の毒だった。よく知っている日本人シェフにこの話をするとフライパンや調理器具はどんなに綺麗にしていてもコショウなんか調理中に混入してしまうことはありうるので難しい注文のお客さんは帰ってもらうと言っていた。この厳しい広島出身のシェフのお店は本当に狭いカウンターとテーブル3個しかないお店だが美味しい日本食が食べられるのでいつも行列だ。店内にはシェフからの厳しいお達しがいくつか貼ってあるがみんなルールを守って食べている。

なんかすごく疲れた食事となってしまったが最後にラムーン母さんがとどめを刺した。デザートのアイスクリームのフレーバーは?と聞かれ「ねえヴィーガンのアイスクリームあるかしら?」私は桂三枝(古い)のように椅子から転げるかと思った。ヴィーガンのレストランはサンフランシスコにはいっぱいあるし、なぜ鉄板焼きレストランを選んだのかな。あっわかった。ラムーンだ!



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