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バブリーなおばちゃん
久しぶりに海へ行ったきこぺんあざみ野です
私が日本から帰ってくる1週間前に夫がすでに釣りに復帰していた。来週、サンフランシスコのドクターXに会って術後の経過を診てもらってなどと行っていたがこのところ手術痕もどんどん治り気分も良いらしい。
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私が日本から帰ってきて最初の週末。案の定、釣りに行きたいらしい。朝7時に起こされて夫は着々と準備している。今回は、ご近所ではなく車で30分ほど行ったところにあるハーフムーンベイに行った。前にも何度か訪れている場所で大好きなレストランもある。
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無事に着きいつもの桟橋へ。すでに数人の方が釣りをしていた。寒くて寒くて背中にカイロ貼って来て良かった。一人のおばさまと言うか気さくな感じのおばちゃん。パジャマのズボン姿。アメリカでは若者がわざとパジャマのズボンをはいているのは、たまに見かけるがおばちゃん到着してまだ5分だがおばちゃんの声しか聞こえない。とにかくいろんな話しをしている。
こういう人の事をバブリーと表現する事がある。明朗で良く喋る人というような意味。超バブリーなおばちゃんは、とにかくお喋りが止まらない。私達の隣の方にも「あなた背が高いわね。結婚してるの?孫は?子供は何歳?」矢継ぎ早に質問している。身長2メートルのジェントルマンは、困りながらも優しく質問に答えていた。
私は、寒かったのと日焼け防止対策とさらにバブリーおばちゃんに話しかけられたくなかったのですぐに変身した。
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バブリーおばちゃんは、とにかく喋りまくって身長2メートルのジェントルマンもいつの間にか消えて行った。カニ釣り用の仕掛けをチェックしながら喋る相手がいないと誰かに電話をかけ出した。とにかくおばちゃんの喋り声がずっと聞こえてる。夜中の1時から来ていてあのハイテンションさはなんなんだろう。時折コーラを飲んでいた。誰もおばちゃんの事を知りたい訳でも何でもないのにお喋りがすごいので今タバコをやめようとパッチを貼って頑張っている事と税金の事でもめて裁判沙汰になってる事を聞いてしまった。
そのせいだとは、言わないけど全く釣れる気配がない。結構人気の桟橋なのだが誰も釣れていない。2時間ほどたっぷりおばちゃんの喋り声を聞いてとっても疲れた私達は、帰ることにした。偶然にもバブリーおばちゃんの車は、夫の車の隣だったので今度トヨタのBBのシルバーにピンクの飾り付きの車を見たら釣りの場所を変えようと思った。
そろそろ大好きなレストランが開店する時間だったが立ち寄らず帰り道で食べたかったタコスを買った。海風に当たると良く眠れるので昨日は、昼寝もして夜もぐっすりだった。