ジャパン・ツアー 七転び八起き編
先程、1ヶ月ぶりにメキシカンピザを食べたきこぺんアロハです。
日本で3年ぶりに父や友人達と楽しい時間を過ごした4週間、まだまだ書きたいことはいっぱいあるのだがまずはどうしても書いて浄化させたい(笑)ことがある。今回一緒に米国にやって来たSuicaのペンギン君にも「ユー早く買いちゃいなよ。」って言われてるんで書きますね。
スーツケース2個にお土産と家族や友達に頼まれた物を詰め込んですっかり大荷物なのにスーツケースを預けた途端、また買い物しちゃう現象は何と言うのだろう。現象というか症状かな。
成田空港第二ターミナルは、随分と人が多かったとはいえ閉まっているお店も多く少しひっそりしていた。新しくなった航空会社カウンターでこれでもかと顔認証を5回くらいしながらやっとスーツケースを預けてチェックイン完了。慣れていないので毎回、パネルに写る顔が凄いことになっているはずだ。もういいんですけどね。いくらでも認証してくれ。
関東地方は冷え込むでしょうとと朝のニュースで聞いたばかりなのに私は汗だくで買い物を終えて搭乗口へ。ラップトップの入った大きなバックパックと東急ハンズで買った一番大きなエコバッグに頼まれたお酒やお菓子を入れてを機内持ち込みにすることにした。搭乗口に集まって来た皆さんを見ていると皆さん荷物が多い。自分の事を棚に上げてもう一度言いますが皆さんの持ち込み荷物が大きくて多い。
帰りの便は、結構混みそうだなと思いながらおやつを食べながら休憩。いよいよ搭乗のお時間。ああ楽しかったなあ。アメリカの生活に戻れるんだろうかなどと思いながら機内へ移動。バックパックをきちんと背負わず片側だけ肩に引っ掛けて大きなエコバッグを持って歩く。
ファーストクラスからビジネスクラスへと歩き出した途端、
バッターン!!
バックパックがシートに引っかかりバランスを崩して気が付いたら見事に床に突っ伏してすっ転んでいた。誰がって?私が。
右膝を強打。これは恥ずかしいと思った瞬間、両側からそれはまるでコーラスのように美しい声で「お客様、大丈夫ですか?」と二人の客室乗務員さんが駆け寄って下さった。そしてバックパックをきちんと背負っていないから起きた事なのにまたもや美しいお声で
「通路が狭くて大変申し訳ございません。」
いやいや通路じゃなくて私が悪いんだけど。
そして散らばった私の荷物をささっと取り上げて席まで案内してくれた。「お怪我はございませんか?」と言われてあんな派手な倒れ方で大丈夫って言うのも嘘だろって思われるかと思い「膝を打ちましたが大丈夫です。」と答える私。歩けるし曲がるしきっと少し青くなってるんだろうけど私の膝なんかもう良いんですよ。これで出発時間など万が一遅れたらお家断絶だと思い、荷物を手際よく座席上に収めて下さった客室乗務員さんに御礼を言って席に静かに着いた。
そして8時間のフライト後、珍しく夫が仕事を休んでわざわざ迎えに来てくれて帰宅した。
もっと少ない荷物でスマートに旅したいって毎回思うけど私の場合は、膝と肘にパッドを付けた方が良いかもしれない。
すっ転ぶ1時間前に見た空港内のNeo Hokusaiの展示が素敵だった。