〈解題〉夢日記#7〜#9
ごくたまに、ストーリーのようなものがある夢を見ます。夢に出てくるものたちが、日常とどんな感じでリンクしてるのか、思いつく範囲で解題してみます。
最近はなんだかサスペンス系が多いような。
#7 行き場のない街
なんだか不安になる夢。状況はよくわからないが出てきた場所はわかる。
白いコンクリートの体育館は、うちの子どもたちが部活の試合でよく行った場所のイメージ。and、自分が子どものときに住んでいた官舎も白いコンクリート造りで、缶蹴りのときに物陰に隠れたりしてたなあ。
ベランダから水をやっている光景も、子どもの頃の記憶だと思う。中学生くらいまで、五階建て官舎の一階に住んでいて、一階の居住者にはベランダの下に専用の庭があった。(上の階の家庭には、別のところが割り当てられていた。)
庭の外で遊んでいると、よく母が草木に水をやりながら話しかけてきたものだった。端のほうにポプラの木が一本あり、晴れた日は葉っぱが光に透けて美しかった。あとは季節の花、コスモスや菊なども植えていたっけ。
#8 硝子越しの人影
職場にて。ふとしたことで夢の話になって…
最初は、同僚女子が「悪夢を見た」っていう話をしていて。打ち首になった落ち武者の首が、一晩中、くるくる回ってたそう。気持ち悪い…という暗い雰囲気になったため、場の空気を変えようと、柄にもなくわたしも自分の夢の話をしはじめた。
「きのう夢にディーン・フジオカが出てきたんですよ」
「えーファンなんですか?」
「いや。全然ファンとかではないんやけど」
「(笑)ありますよねそういうの」
「ディーン・フジオカと闘ってて、わたしが」
「(笑)そういう系?!恋愛系とかじゃないんや」
「そうそう…で、わたしが勝つっていう」
「(笑)(笑)」
話していた同僚以外の、周りにいた人たちにも楽しんでいただけたようで良かったです…。
ここでうまく話が終わったため、ふたつ目のエピソードで登場した指導者ふうの男性が、Official髭男dismの藤原くんだったことは言えませんでした。なんで芸能人が一度に二人も出てくるかなあ。
#9 知らない国の
これは記事の文末にも書きましたが、ようやくショックがすこし和らいだから夢に出てきたのか、どうなのか。わからない。
「歴史の勉強」云々は、わたしがコテンラジオを聴いているのが投影されている気はする。最近のオスマン帝国の話は、地図を見ながら追いかけていたし。知らない人名、地名をたくさん聞いたし。
彼がいまどこにいるのかはわからない。でも、生まれてから五十一年間は、わたしと同じ世界の同じタイムラインにいたことは確かだ。この世界で、偶然出合えて良かった。