【治療の効果と副作用】は十人十色
通常の疾患だと同じ治療をしたら概ね結果は同じですよね。
しかし、癌の場合は部位かつ同じ型であっても結果は異なります。副作用も含めて客観的に判定できる画像や血液検査は比較可能ですが、自覚症状については疼痛をはじめ、主観的な個人の受け取り方に差異があり、治療する側の医師をはじめとする医療関係者の方々も、多くは自ら経験したことがないのですから、状況を確実に把握するのは困難でしょう。
そして疾患にならないのが最良なのですが、最悪逝去したり、後遺症なく回復するのであれば許容できますよね。
更に、治療を変更するということでは判定が「不変」から「増悪」になったことになります。自分の治療も前回までのは全て最終的に「増悪」になりました。
ではなぜ効果がなかった治療をお伝えするのか。それは少なくとも延命には効果があったし、それが複合的に効果を発揮した可能性があるからです。
あくまで一個人の結果であり、絶対の結果でないことをご承知いただければと思います。