奇跡のような日々

私の身に起きた奇跡のような日々の備忘録

彼に出会ったのは去年の5月

社会人サークルのマネージャーをしている時に彼はプレイヤーとして入ってきた

初対面の印象は爽やかな年下の男の子

初対面なのに話しやすいと思ってたくらい

ほんとにそれくらいの印象でした

ある日歓迎会ということでみんなで飲み会へ行くことに

そこで初めて彼の私服姿を見て撃ち抜かれた

なんて事ない黒のVネックにカーゴパンツそれだけなのにこんなにかっこいい人がいるんだと思った。そして身長もその時初めて横に並んで気がついたけど私より20センチも高くてびっくりした

そこからはあっという間。気がつけば目で追っていて仲良くなりたくて話したくてどうしようも無かった

当時私には先輩に紹介された男の子とやり取りをしていた

地元も学年も近く好きになれるならなりたかったが、ことある事に会えず約束は延びに延び紹介されてから半年過ぎても1回しか会えず私の心は折れてしまった

こんなに会えないならこの先も会えないのだろう。と

季節は夏になりやはり彼とは仲良くなれないまま。他愛のない話しを少ししては終わり

彼に女の子が次々と紹介されていくのをただただ傍観していた

私を選んでくれたらいいのにと願うしか無かった

秋になり、業務連絡をする機会があり彼にLINEをした。直ぐに返事が返ってきて何通かLINEをやり取りした。夢かと思った。すぐに終わってしまったが、それでもその日から1週間くらいは多幸感で生きていけた

また別の先輩から男性を紹介された。同い年の人。年下の彼より将来性もあるし、しっかりしてそうだと先輩の推しもあり連絡をとる事に

だけど、連絡の時点で既に生理的に苦手な部分が沢山あった

会ってないのに失礼だけど苦手だと思ってしまった。

それでも1度だけ会うことにしたけれど、私の苦手な香水に苦手な服装、苦手な雰囲気。すべて苦手だった。相手は好意を持ってくれたのを感じたけどやはり私の脳裏には年下の彼のことがよぎっていた

そんな気持ちを抱えたまま上手くいくはずもなくやはりダメだった。そして私は決意した年下の彼を頑張ってみようと

そしたらある日私の自身何が起きたかは分からないが彼から話しかけてくれた

とても嬉しくて楽しくて数分だったがとても幸せだった。そこから何故か会う度にほぼ毎回話しかけてくれるようになった。何が起きてるのか分からず、ずっとテンパってたけどほんとにほんとに嬉しかった。友達にも嬉しくて毎回報告するくらい嬉しかった。

そして運命の日を迎える。

同じ社会人サークルの私たちにとって一番大事な大会の日

優勝がかかった大会。そこでいつものように集合写真を撮る私。そこで彼が一緒に入らないですか?と声をかけてくれた。嬉しかった。初めてチームのみんなと写真を撮った。彼の一声で。

円陣を組む時たまたま彼の隣になった。記憶はない。彼の手が背中に回っているはずだけど記憶はない。彼の背中に回している手が熱かったことだけは覚えている。

そして優勝した。チーム全員とハイタッチ。もちろん彼ともハイタッチ。

記念撮影でもまた彼の隣になった。嬉しくてニヤニヤしてしまった。なにがあってもその写真を見れば元気がでる。そう思った。

その日の夜はもちろん祝勝会が開かれた。何がなんでも彼の隣を座る!と意気込んでいた私は私服髪型をすべて友人に相談し居酒屋へ向かった

運良く彼の隣をゲットしその向かい側は仲の良い先輩が座った。

その日彼は携帯を替えLINEが上手くいかないのでスタンプを送って欲しいと言われた。なんてラッキー!理由なく彼にスタンプが送れるなんて。。

祝勝会の間ずっと彼と先輩と話していた。たまたま自分が行っていたイベントに彼も行っていたことが発覚しそこから急接近した

好きなタイプや恋愛観色んな話をした。先輩にも彼をオススメされたし、彼も自分はオススメだと言っていた(ふざけて)

ノリだったとしてもとても嬉しかったし、本気にしてしまうくらいには彼のことが既に好きだった。

家に帰ると彼からLINEの返事が来ていた。奇跡だった。そこから私の脳内に彼を誘えと。啓示が降りてきた気がした

持てる勇気の全てを使って彼を誘った

今度のイベント私は行こうと思うけどよかったら一緒に行ってみる?と

その夜は眠れなかった

神様お星様お月様仏様。すべてのものに願いをかけて願った

お昼休みに返事があり行きましょう!と

嬉しくて嬉しくて本気で泣いた。神様はいらっしゃる。そう思えた










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