Д48 お風呂が沸きました
昨日は朝から色んな思いつきがあったり、面白いことが起こったので、再びシェアしたいと思います。
パラダイム変わっちゃったとはいえ、昨日は朝起きたらいつもの重苦しい感覚がうっすらとありました
そこで頑張って思い出してみました
えーっと、そうそう
確かここで色々考え始める必要はないんだっけ
思考したらどんどんこの「朝起きた瞬間から重苦しい人生」という番組の再放送にエネルギーを送ることになるんだった
速攻で朝ごはんのことを思ってみました
今日はコーヒーに氷を沢山いれてアイスにして、豆乳を注いでその白い色が滲んでいくのを楽しんで・・・
いい感じです
そしてとっておきのチョコチップクッキーを一緒に・・・
そこで前日の山積みになった汚れた食器が目に入り・・
・・・・・
うおっ、いかんいかん
再び再放送の予約をしそうになった
でもすぐに忘れちゃうな
なんかもう警報器みたいなのを設置したほうがいいのかも
と、そこでいきなり脳内に音声が響き渡りました
「このバングミの、再放送を 予約中です」
声のトーンが機械的で、棒読み・・・
このトーンどっかで聞いたことあるな・・・
そう、それは実家のお風呂が湧いた時にチャイムが鳴った後流れる
「オフロガ ワキマシタ」
と同じトーンだ。
というわけで、いつものパターンすぎてついうっかり受け入れてしまいそうになる、小さな不快感が起こった時には、この オフロガ ワキマシタ じゃなくて、番組の再放送を予約中です という音声を流す と決めてみました
これはなかなか良いアイディアで、なんか思考に囚われそうになったり、嫌な気分になった瞬間に
「えっと、これってダメなパターンだって分かるけど、でもどうすれば良いんだっけ?」
(頭で分かったからって翌日から毎回実行できるほど、人間の習慣はチョロくないのですよ)
となった瞬間にとりあえず、あ、そうだ。これって再放送予約することになっちゃうんだ! とりあえずやめなきゃ!!
と思い出すことができるようになりました。
そして夕方
数日後に地方のコンサートで演奏をするための準備で絶賛イライラMAX中な彼に、ホームセンターへ拉致されることになりました
久しぶりに雨が降り始めた夕方の、死ぬほど蒸し暑い中
「持っていくキーボードのケースの取っ手が短いから、長くしたい。どうすれば良いかわからないから手伝え!」
という相変わらず無茶振りなリクエストによるものです
せっかくなので、ならば貴様は生ゴミを捨てるのを手伝え! と、こちらからもリクエスト!
ゴミ捨て場で車を止めて、雨に濡れながら大急ぎで生ゴミを捨ててホームセンターに到着したところでなんと
彼氏の財布がない・・・
あらやだ、家に忘れたのかしらね?
と、微笑みながら聞いたところ
な訳ねーだろ、家出る時に確認したの覚えてるし・・・という返事
大急ぎで家にいる彼の母親に電話をし、そのままゴミ捨て場へ後戻りです。
母親からの返事は「探したけど、どこにも見つからない・・・」
ゴミ捨て場を出た時、ちょうど雨に濡れながらゴミを捨てようとしていた女性がいたことを思い出し・・・
ここは日本ではありません
ヨーロッパで財布を道に落としたら、100%戻ってきません
誰にも警察に届けようなんてアイディアはないのです
万が一、観光客や在住の律儀な日本人が(ものすごい稀な確率で)たまたまその財布を見つけて警察に届けたところで、担当の警官が中のお金を抜いて財布をゴミ箱に捨てて終わりです。
数日後に出張を控えていたイライラMAXな彼の財布・・・中には4枚のクレジットカードと現金、そして身分証明書と免許証、保険の証明書・・・
猛スピードでゴミ捨て場に向かう車は右に左に滑り(めっちゃ久しぶりの雨で、道路が泡だらけ)、怒り狂った彼がシートベルトをつけていないせいで車のアラームが車内に響き渡ります
その時、罵詈雑言を喚き立てている彼の横で座っていた私の脳内に「この番組の再放送を予約中です」という、朝設定したアラームが響き渡りました
あ、そうだった。
彼じゃない、財布じゃない、財布を落とした現実じゃない
私だ
私が変わらなきゃ、思い出さなきゃいけないんだ。
私の現実創造のパワーを・・・
でもどうすんのよ?
ああ、そうだ
とりあえずこないだうまく行った「私は日本人です」のノリだ
「私は日本人です」
と心の中で宣言してみました
なんかしっくりきません
あれ、違うな
あそうだ、こっちだ
「あの、ひょっとして、日本の方ですか?」
「えっと、あ、そうです。どうかなされましたか?」
お、これはいけるな
これで行こう
「あ、あの・・・ひょっとして・・・神様でいらっしゃいますか?」
「え・・・、えっと、あ、はい。そうです。どうして分かったんですか?」
私が神様って、あなた分かっちゃいました?ていうか、なんかあったん?
と、ここで私の神様スイッチがオンになったのです
あ、財布無くしたの?それやばいねー。
でもまぁ大丈夫よ、私がそう決めたから。あんま焦んないでとりあえずゴミ捨て場行きな?
なんとかなるから。
という会話が脳内で行われ、神様役の「ノリ」をできる限り自分の中に保った状態で到着
しかし雨が降り頻る中ゴミ捨て場では、一人のジプシーがゴミを漁っていたのです
それをみた瞬間、色んな思いが湧きそうになりつつも
いや、どうなるか見てみよう。実験だし・・・
と、ドキドキしながら車を止めたそこには
二つ折りの財布が開いて地面に転がっていたのです
私も彼もその財布が誰かの手で(てゆーか、目の前のジプシーのおっさんの手で)中身を抜かれて、そこに放置されたものだと思いました
雨で濡れて泥だらけになった財布を彼が拾って裏返すと、そこにカードが残っているのが見えたので
ああ、よかった。
カードが(少なくとも1枚は)残ってる・・・
一瞬で心の底から安堵した私たち
車に座って二人で中を見てみると、カードや身分証明書はそのまま全部残っていました
再発行の手間と、かかるであろう果てしない時間が財布に残されていただけでもう、感謝感激雨あられです
現金など、もはやどうでもいい。
ていうか、お金が抜かれていないなんて誰も思っていなかったその瞬間
パカっと開いた財布の中に現金が丸々残っていたのでした
日本に住んでる人にはひょっとしたら分からないかも知れませんが
横でジプシーがゴミを漁っているヨーロッパのゴミ捨て場に、現金入りの財布が落ちていて無事ってね
200%ありえないですから
うわぁ
こうやるんだ
こうやって変えてくんだ・・・
実感を伴った現実創造の始まりが幕を上げたのかもしれない
と感じた雨降りの蒸し暑い午後の出来事でした
現場からは、以上です
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