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д26 始まりの終わり
さて、二ヶ月間に及んだ思考グルグルを止めるチャレンジ
一旦ここでゆっくりペースに戻しました
正直いって、左脳の自動思考(頭の中で起こってる、過去や未来に関する おしゃべりやナレーションのこと)と、目の前の現実に対する思考(必要な判断を含む考え)の線引きが意外と難しく
このままでは「思考=悪」みたいな式が出来上がりそうだったからです
これからまた、Δとの会話も少しずつまた復活させようと思っています
そんな中、インドの覚醒者パパジの本「覚醒の炎 プンジャジの教え」を読んでいてふと浮かんだイメージがあったのでシェアしたいと思います
パパジの素晴らしいところは、源に気づくのに修行や瞑想はいらない
人生の中でほんの一瞬でいいから、思考を止め、心の動きを全て止めて、「私」という全ての想念の一番最初の想念が現れるその場所をみつけなさい
という「教えではない」教えを与えてくれるところ
ソースに戻る方法ですよ
そしてソースと私たちの間には一切の距離、時間がないのです
質問者への回答形式になっているのですが、読みながらこちらも質問者と同じように心の動きを止めて、ソースを探ることができます
で、昨夜私が見た光景は
湖に映る、空でした
静かな静かな、一つの波もない永遠に続く水溜まりのような湖の表面に映る青い空と雲
雲はゆっくりと、好き勝手に流れていきます
私は湖というソースになります
すると全ての動きが止まり、ゆっくりと流れ行く雲をただ眺めているような、いえ、眺めてすらいません
そこにある状態が表面に映っているだけの状態になりました
雲は思考、想念、信念、集合意識など三次元で物質として形を持たない考えです
ふと湖から湖の表面に映る雲の一つに意識が向かいます
するといつの間にか、私は空に浮かぶ雲に意識を向けています
その時「私」が生まれ、雲(つまり何らかの考え、想念)を認識し、感じて味わいます
その瞬間体感が生まれ、次に別の雲がやってきて私の意識はそれに移り次々と乗り換えながら、それに夢中になってゆきます
巨大な動かない湖である私は、自分に映っている空に浮かぶ雲を、1個体として体感することができるのです
そして自分がそれらを映している大元だということを忘れてしまうのです
パパジの言葉を思い出し、今この瞬間に集中して感じたことを即座に手放し、過去に捕まらないようにしてみると
自分が感じていると思っていた考え、思いは再びゆっくりと流れてゆき、また違う雲がやってきます
集中して湖のどこかの位置、そしてそこに映る雲に意識を向けないと、自分がなくなってしまい、ただの溶けた鉛のような動かない「全て」になってしまいます
そして気づきました
それらは全て現実世界を作る材料なのだと
好きに選んでいいのです
好きに手放していいのです
なぜなら全て、実態のない雲のようなホログラムなのですから
意識を向けて集まってきた雲たちは、次第に強固になってゆきますが、全ては小さな小さなモヤモヤとしたなんの硬さもない粒子です
意識を遠のけた瞬間、それらはぼやけた雲のように薄くなって消えてゆきます
そして私は再び退屈な無限の湖になって、最初から何も起こってなかったし、何も終わってない場所に帰ってゆくのです
まだはっきりと現実創造をすることの手順らしき手順は見えてませんが、仕組みのようなものを垣間見た気がしました
雲を集めて現実を作ることで、どうやら湖は拡大をしているようです
そしてそれは、終わらない作業のようです
ひょっとしたら無限の湖の周りに、また違う何かがあるような気もするのですが、流石にそんなところまでは意識を伸ばせませんでした
今日のシェアはここまで。