肉食文化とVeganism。植え付けられた常識をunlearnするということ。

今夜も星を見ながらゆったりと此処のことについて考えてる。

私は元々牛乳が嫌いで、でもカルシウムだとか背が伸びるからとかって周りの大人に飲まされてた。
私は牛の赤ちゃんじゃないのに、なんで牛のミルクを飲まないといけないんだろう？このミルクが本当に必要な牛の赤ちゃん達は、どうなっているんだろう。って子供ながらに思ってた。

鶏肉とか臭くて苦手で、豚肉もなんか生々しくて、豚汁豚抜きが好きだった。
海鮮類も匂いが苦手だった。でも、周りにここのお寿司は美味しいだの、ウニは美味しいだの、これは美味しいもの！と教えられて食べたから、これが美味しいんだ〜と思ってた。

１２年くらい前から牛乳はやめて豆乳など植物性ミルクにした。

エジプトに住んでた７年前は、ファラフェルなどヴィーガン食のチョイスが安くて多くて、そっちの方が好きだった

５年くらい前からヨーグルトも植物性に変えた。アーモンドミルクやココナツミルクベース。

３年前から、半ビーガン生活になった。
子供が食べ残した時や、誰かと食べる時だけ動物製品を食べるようになった。

１年ほど前から食べ物は完全にビーガンに変えた。

心も身体も健康になったと感じる。人生の中で１番に良い決断をしたのは息子を産むと決めたときだけど、これは２番目かな。

私がヴィーガンになったのには３つの理由があります。

１つ目はもちろん、動物虐待反対。いのちの食べ方というビデオを観たことはありますか？
オスのヒヨコは使い物にならないから産まれたらそのままベルトコンベアのミキサーに放り込まれギッタギタにされて殺されます。
豚の赤ちゃんは、麻酔もなしに睾丸をハサミで切られ投げられ、足の骨が折れて苦しんでても放ったらかしです。
牛は人工的に何度も何度も無理矢理妊娠させられ、お腹の中で大事に育てた子達は出産後すぐに取り上げられ外に捨てられ、お母さん牛は涙を流して泣いています。
子供達のために体が作ったミルクも、機械で絞られて、傷ができて膿が出て痛みの中、機械は取ってもらえず、また妊娠、子供を殺され、の繰り返しの一生です。狭い檻の中で。

虐待されて殺された動物が食卓に並んでいるのを本当に見たくありません。
彼らも人間と同じように家族を愛していて、感情があり心の痛みも身体の痛みも感じるんですよ。中国の食犬工場は叩かれるのになんで他の動物だとオッケーなの？ペットを飼ってるとそこの境界線に疑問を抱かない?

CMとかでだだっ広い大地で牛がモオ〜って言ってるけど、乳製品工場の実態を流したらどれだけの人が牛乳やチーズを買うのかなあ？

革製品とかブランドのステータスもそうだけど、人間が動物達より上っていう意識がまず問題ではないのかな。彼らも命を授かって地球上に住んでいる仲間であってリスペクトするべきだと私は思う。
話ずれるけど、ダイヤモンドもそうだよね。アフリカの黒人奴隷や子供達が死ぬ思いで見つけた石を、金のある人たち（上の人たち？）が一生を遂げたい人の指にはめるんだもん。狂った世の中だぜ。

２つ目は環境保護。
野菜や穀物の生産に比べ、家畜にはより広大な土地、水やエネルギーが必要です。家畜を食べさせる穀物を育てるのにまた土地が要ります。
７０％のアマゾンなどの森林破壊は家畜や乳製品工場のためです。アマゾンは地球の肺です。
牛一匹を育てて殺して洗うには２０５６㎥の水量が必要です。
Co2の排出もほとんどが食肉文化によるものです。
子供の将来のためなら何でもする！というお母さんお父さん、週に一回ヴィーガンデーとかどうですか？子供や孫が将来酸素ボンベを買わないといけない生活になったりとか思う？

３つ目は飢餓の人たちのため。
家畜に与えている餌の１６分の１の量のご飯で世界中の飢餓の人たちを食べさせることができます。
「牛肉１００グラムを作るためには穀物が１６００グラム必要とされているため、穀物をそのまま食べた場合に比べかなりの無駄が発生しています。世界人口が２０５０年に１００億人に到達するとも言われている中で、サステイナブルな食糧体制の確保は大切です（日本エシカルビーガン協会から）。」

完全なるヴィーガンの人は食べ物だけでなくシャンプーなども動物実験を使っていないものに変えたり、革製品ファー製品業界にも資金支援なんてしません。

お買い物は投票やクラファンと同じだよ👛応援したいところをしっかり見極めよう!

私はまだ前に買った革ジャンやお財布、ブーツ、毛皮の上着とかあるけど

せっかくこのために生きたまま皮を剥がれ死ぬまで放置された動物達の供養のためにもボロボロで使えなくなるまで使います。

私たちが産まれてきたときから食肉文化が根付いてた。
CMではマックやKFCのジューシーカリカリ！みたいなのが流れてて、ご馳走といえば焼肉とかお寿司とか。カルシウムは牛乳からとか、プロテインは肉から！って教えられてきた。他の植物からでも採れるのに。
メディアや環境に植え付けられた「常識」の本当の部分が見えて、それを捨てたら本当の自分に戻れた気がした。ヴィーガニズムは体も心も精神もベターにしてくれたと思ってる。
ずっとスーパーに命が並んでるのを見ながらそれをただコツコツとやるしかできないのはチャレンジングだけど、個々ができることを個々にやっていて今はなんとオーストラリアだと１１人に１人がヴィーガンなんだって！なんてことだ！

一時帰国で日本にいたときヴィーガンを認めてくれる友達がほとんどだったけど、あまりよく知らない先輩などは「なんだ、ダイエットか？」「どうせなんちゃってヴィーガンだろお前」

ダイエット？満腹感を得るために炭水化物とかデザートいっぱい食べちゃって逆に太りました。。
なんちゃってとは？私の人生なんだけど。私は肉食人間達をジャッジしないよ、あなたの人生だから。でも世界のため命のために努力しようともしない人にジャッジされるなんてもってのほかだ。

言語がわからない旅先とかだと知らずのうちに動物製品を食べちゃってることもある。そこをジャッジされることもある。
でも朝ごはんを例えばアサイボウルとかでヴィーガンに変えたり、週に一回ヴィーガンになるだけで救える命があるんだよ＾＾逆にヴィーガンの人が月１のチートデイがあってももちろんいいしさ。

私はサプリ代わりに動物製品食べろ！って言われる。体調が優れない時とか。サプリ飲むよりは、と思って最近はチートデイがちらほらあるんだけど、やっぱりかわいそうで１００％楽しめない。

今私が住んでるオーストラリアのニンビンっていう村は、のびのび育った牛たちの、赤ちゃんに上げても余ったミルクをマーケットで買うことができる。そんなミルクから作られたチーズとかね。お肉も、大量生産じゃないから安くはないけど、幸せに育って時期が来てなくなったお肉や、交通事故にあって助からなかったカンガルーをみんなで食べたりしてる。骨はわんこたちに、皮はラグに。私はそういう道徳的に納得できる動物製品をたまに贅沢品として頂く世の中になってほしい。

戦後日本にも肉食文化や乳製品が増えて、それと同時に癌、アトピー、アレルギーが増加しました。もともと、日本人の胃腸に合わないしね。牛乳普通に飲んでる人たち、猫や犬の乳も飲むの？どこが違うの？って思う。そんなの身体に良いわけないじゃん。

ヴィーガンって大変じゃない？って言われるけど、友達と飲みに行くときにヴィーガンのお店じゃないとチョイスが少ないってくらい。

一度食肉文化に対する見方が変わると私は食べたいとも思わないし、お肉を食べてる人を見ると、人間の腕を切って焼いて食べてるのと同じだなあと思う。

You are what you eat ってよく言うけど、あなたが食べているものは３ヶ月後にはあなたの身体になりあなた自身になっているっていうこと。
そこで、私がヴィーガン生活に変えてからなんで体調が良くなったり偏頭痛がなくなったかと思って調べてみたら、
動物達は虐待によるストレスや殺されるとき、子供を取られたり目の前で虐待される際の恐怖で細胞がガン化するとか

癌化が科学的に証明されてるのかはわからないけど、人間で考えても監禁虐待ホルモン注射され続けた果ての悲しい怪物のお肉ではないだろうか。

スーパーの大量生産されたお肉を食べるというのは、そういう辛い悲しい想いを噛み殺してきた動物達の細胞が自分自身になっているということだよね。よくないよね。

私の息子はお肉大好きだけど、なるべく個人のお肉屋さんに売られているファームでのびのび育って安楽死した動物のお肉を買うようにしています。

欧米ではフォアグラが禁止されたり、マックやバーガーキング、KFC、タコベル、ピザハットでもヴィーガンメニューが増えてきてるよね。日本でも活動家さん達が増えてきて聞くようになったし。
ヴィーガンバーガーもケーキも、ソイミートを使った料理も全然美味しくて、最近はカシューナッツでできたヴィーガンチーズとかもあるし意外と簡単にできるよ＾＾

この食肉文化が普通になっている今は「動物に対するホロコーストだ」とも言われてる。
ガス室で殺したり、麻酔もなしに体を切り刻んだり、本当ユダヤ教の人たちがされたことと同じだもんね。
いつか、このホロコーストも悪いことだったんだと認められ世界が変わることを私は毎日祈ってる

マイリーサイラス夫婦、アリアナ、ブラッドピット、ザックエフロン、ジェイZ、ASAP Rocky、ジェイデン・スミス、スヌープドッグなどなど有名人もヴィーガンで自分のヴィーガンレストランを開いたりもしてるよん❤︎