変わりゆくものに愛を。

永遠には続かないからこそ物事は美しい。
それでも、人は美しい物事ほど永遠を願う。

人生で23回目、そしてわたしがJO1に出会ってから2回目の12月。透き通った空気に触れながら自分の吐いた白い息に包まれる帰路。ふと空を見上げれば今日も星が瞬いている。

11人へ。結成3周年おめでとう。いつもいつもたくさんの愛を、たくさんの幸せを、たくさんの夢をくれて本当にありがとう。みんなを知ることができてわたしの人生には11の色が足されたよ。

奨くん。あたたかい優しさと穏やかな眼差しで10人をずっと守ってくれてありがとう。いつでもどこでも「見えてるよ」「忘れてないよ」って言葉と行動で伝えてくれるあなたがいてくれるから救われたこと、何度もあったよ。これから先見るあなたの涙は全て嬉し涙であってほしいな。

蓮くん。デビューしてから先が見えない日々でも10人がパフォーマンスを続けられたことは本当にあなたの存在が大きかったと思う。あなたがたくさん笑って、時に幸せそうに今を噛み締める表情を見せてくれること、すごく嬉しいよ。「死ぬまで忘れられない日」、JO1とJAMでいっぱい作ろうね。

るっくん。あなたはいつもたくさんの愛を伝えてくれる。不安に感じたり怖くなったりすることもあるかもしれないけれど、みんな味方だよ。おいしいご飯を食べてあたたかい布団で寝る時間も大切にしてくれたらうれしいな。これから先もずっと夢への道で輝くあなたを見ていたいから。

純くん。いつも笑顔で明るくて、太陽みたいにみんなを照らしてくれて。でも実はそういう姿と自分は真逆だと綴ったこと、すごく印象に残っている。例え弱音を吐いたって、涙を見せたって大丈夫だよ。わたしはあなたの素直に紡ぐ言葉がとても好き。純くんの歌、これからもたくさん聞かせてね。

けごくん。10人の仲間を、JO1に関わってくれるたくさんの人を、大きな大きな愛で包んでくれてありがとう。真っ直ぐに純粋な気持ちを伝えてくれるけごくん、周りの空気をいつも柔らかくしてくれるけごくん、JO1のことがすごくすごく大好きなけごくん、みんながあなたに助けられているよ。

たっくん。センスと言われる部分を裏で支えている揺るがない努力と、物事に向き合う姿勢と。わたしはステージで見せるあなたの表情とパフォーマンスがすごく好きだよ。やりたいこと、叶えたいことがこれからたくさん現実になっていきますように。たっくんが作る音楽、楽しみにしているね。

きま。あなたがいてくれるから頑張れたことたくさんあったよ。いろいろ考え込んじゃう時もあるかもしれないけれど、絶対にこれからもずっとあなたの歩む道をついていくから。約束する。だから幸せでいて、1秒でも長くあなたの生の声を聞かせて。この道を目指してくれて、出逢ってくれてありがとう。

しょせ。いつも日常の輝きを共有してくれてありがとう。あなたが発するあたたかい言葉が、あなたが切り取る景色が、あなたがくれる優しい愛が、日々を癒してくれるよ。ほわほわな部分と芯の通った部分、どちらも大切で大好きです。何年経っても、何歳になってもずっとあなたを応援しているよ。

すーくん。JO1でいることを、10人と前に進むことを選んでくれてありがとう。時には立ち止まっても良いから、あなたの手を取ってくれる人も、共にひと休みしてくれる人もたくさんいるから。だから、これからもたくさんの景色を一緒に見に行こう。すーくんの笑顔は宝物だよ。

汐恩くん。素でいることをいつも大切にしているあなた、まっすぐに自分を愛することができる強さを持っているあなた。ちょっぴり照れ屋さんなとこもあるけれど、そんなところがすごく愛おしいなと思う。今まで乗り越えてきた辛さの分だけ、10人と一緒に幸せを掴みにいこうね。

おまめ。幼い頃からの大切な夢を次々叶える姿はみんなのヒーローそのものだよ。たくさんの人から愛されるのは決して年齢だけが理由なのではなく、あなたの人柄そのものが魅力的だから。これからもその柔らかな笑顔とのびやかな歌声と力強いパフォーマンス、たくさん見せてね。

11人がJO1である日々が、わたしがJAMでいられる日々が命ある限りずっと続けば良いのに、なんて彼らを好きになればなるほど思う。11人の痛みを共に辛いと感じ、11人の喜びを何より大切に思う毎日は本当に鮮やかで。もちろん彼らに痛みや苦しみなんてない方が良い。それでも彼らはたとえ困難にぶつかった時でも、それ以上の強さで白黒になった景色にすぐに色を足してくれる。そんな共に歩く毎日がとてもとても幸せなんだ。1年後も、3年後も、5年後も、10年後も、どうか約束された良き未来がありますように。押し付けはしないけど、彼らの想いがずっとここにあれば良いのに、とは感じる。もう毎日に11人がいないことは考えられない。

彼らはきっとわたしが思っている何倍も何十倍も強い。1年以上見てきて11人の言葉を、行動を信じて良いこともわかっている。でも年齢を重ねれば重ねるほど、流れる時が止まらないことも、大切なものほど急に姿を消す儚さもわかってくる。だからこそ11人が自分たちの意思でステージを降りることを決めるまでは、その歩みを照らす小さな小さな光の1つでありたいな。

9月18日。わたしにとって初めて、画面を通さずに11人を自分の目で見た日。同じ場所で笑顔になれること。同じ場所で涙を流せること。拍手を直接届けられること。その日ステージに立つ彼らを支える一人になれること。当たり前なことなんてひとつもなくて。幕が上がった瞬間から涙が止まらなかった。ありがとう、一生忘れられない日になったよ。

4年目の大切な推したちへ。届かないことはわかっているけどちょっとだけ。これをここに書くのは自分のためでもあると思うから。これからみんなが大きくなればなるほど世間の意見は増えていく。もちろん11人の人柄やパフォを通して増える意見は肯定的な、みんなを応援するものがほとんどだと思うけど、どうしても否定的な意見が飛んでくることもあると思う。それを自分たちで全て受け止めて背負おうとしなくて良いから。いつも自分たちの口から発する言葉で、責任持ってファンを安心させてくれようとしてるのがすごくよくわかる、そんな所ももちろん大好きだけどあんまりいろいろ見過ぎなくても良いと思うんだ。どんなに強い人でも自分で全てを背負って守ろうとすると、急にプツッと糸が切れてしまうことがあるんだから。ここまでみんなが見てきた夢の輝きが何かの拍子に褪せてしまうことなんて、そんなことあっていい訳ないのだから。

今が、今がいちばん美しいんじゃないか。今、ここで、時が止まっても十分幸せなんじゃないか。11人がこの1年間積み重ねてきたものはいつもわたしをそう思わせた。でも、そう思わせ続けて、日々その最高を更新し続けて。そして1年の月日が流れた。彼らが遂げていく変化は、きっと今日より明日が、明日より明後日が美しいんだろう。どんどん大きくなって、どんどん遠くに行ったとしても、振り返っていつもの笑顔で「JAM〜！」って呼んで手を振ってくれるような彼らだからこそ、11人が前に進み続ける限り、周りが変化を恐れてはいけない。彼らと共に前を見れる人間でありたい。これからもずっとずっとついていくから。変わりゆくものに愛を。

ねえ、また次の12月11日も一緒に笑おうね。
結成3周年本当におめでとう。
そして、いつもありがとう。
4年目も11人で。Never Ending Story。