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ねぇ翔也くん、今夜も月が綺麗だね



2023.04.05
あなたに出会ってから「4月5日」という日はわたしにとっても特別で大切な日になったよ。


翔也くん、23歳のお誕生日おめでとう。
この1年はどんな1年だった?わたしはね、あなたのことを1年前よりもっともっと好きになった。夢を追う強さを実感する度に、わたしたちに届けてくれる言葉を受け取る度に、「木全翔也」という1人の人間の真っ直ぐな生き方の魅力と眩しさを感じたよ。たくさんの幸せが降り注ぎますように、どんなにそう願っても足りないくらい大切で愛おしい人。ふとした瞬間にあなたの顔が自然と思い浮かぶくらい、日々の生活の中で大きな存在で大好きな人。今年もあなたの誕生日をこうやってお祝いできることを本当に嬉しく思う。いつもありがとう。多分このnoteもまた1年前と同じように長くなっちゃうんだろうな、ってそんな気がするけど、今年もあなたへの想いをここに綴っていくことにするね。


いちばん始めに。あなたのことを好きになってから本当に毎日がすごくすごく楽しいよ。幸せだよ。照れた時のくしゃっと笑った顔も、可愛いものや綺麗なものを愛おしそうに見つめる目も、止まらないおしゃべりも、全部全部あなたの魅力で、わたしの好きなところ。でもね、いっぱいあるあなたの好きなところの中でもわたしが一番好きなのは、いつも等身大の姿を見せてくれるところ。ヨントンもメールもインスタライブや動画コンテンツも、あなたらしく自由にのびのびと楽しんでいることを実感する度に自然と笑顔になるよ。去年のJAM WEEKですーくんが「翔也はそのまんま」って言ってるのを聞いて本当に嬉しかった。もちろんわたしたちファンの知らないところでたくさんの苦労や辛さを味わっているだろうし、これからもそれを表に出すことはきっとないと思う。隠している疲れや悩みも当然あると思う。それでもいつも一緒にいる仲間から見てもあなたはあなたらしく「JO1」をやれてるんだなって、そう思うとあたたかい気持ちになったよ。

パフォーマンスに直球でぶつけてくるステージ上での気迫も、現場を重ねる度に進化する煽りも、バラードで見せる儚い表情も、日常の可愛らしいあなたの姿とはまたちょっと違うけど、それもあなたのありのままの姿なんだと思う。憑依型アイドルといえども、ギャップが魅力的といえども、それも全てあなた自身の輝きだよね。もちろん普段のあなたのことも好きだけど、あなたがJO1を天職だと言うのと同じように、ステージに立つあなたを見ることがわたしはすごくすごく好き。本当にかっこいい。OTDの時のあなたは時折、触れたら消えてしまいそうな、手を伸ばしたら姿が見えなくなってしまいそうな、そんな舞い落ちる雪のような印象を受ける部分があった。瞬きしたら次に目を開けた時にはいなくなっちゃうんじゃないか、そう思う時があった。でもね、月日を経た今ステージに立つあなたの姿から感じるのは、強さ故の美しさとか逞しさとか、そういうものになった。単独以外のステージに立つ機会もグッと増えた1年だったけど、どんな場面でも安心できる。あなたなら、11人なら、どこに行っても誰の前でも大丈夫だと思える。って、なんか偉そうな言い方になっちゃった、ごめんね。


あなたがJO1になって3年目、わたしがあなたに出会って2年目の9月18日、わたしは初めて大好きなあなたの姿を画面を通さずに自分の目で見て、あなたの声を自分の耳で聞くことができたよ。幕が上がって、会場の熱が一気に上がる瞬間を肌で感じて。紛れもなく今ここにずっと逢いたいと願っていた人の姿があってこの大切な空間を共有してる、その事実を感じられることがとにかく幸せだった。その日のことを鮮明に覚えている、とはとてもじゃないけど言えないくらい夢のような時間とふわふわとした記憶で、今でも幻だったんじゃないかな、なんて思っちゃうくらい。でも溢れる涙で揺れる視界の向こうには確かにあなたの姿が輝いていたよ。

最後の挨拶でマイクを使わずにわたしたちに「楽しかったですか?」と問いかけ、その問いかけに揺れるたくさんのペンライトと会場に響き渡る拍手を聞いてあなたは満足そうな笑顔を見せてくれた。4階スタンドに座るわたしの耳にも間違いなくその声は言葉として届いたよ。この先どんなに会場が大きくなっても自分の生の声を届けることを続けていきたい、そう話すあなたはわたしがずっと大切で大好きだと感じてきた姿そのものだった。今後どんどん夢への階段を登っていって、そして、あなたの姿が豆粒のようにしか見えないくらい遠い席に座る日が来たとしても、今日も声はちゃんと聞こえるなあって、元気いっぱいだなあって、わたしはその幸せを実感して笑いながら泣くんだろうな。そんな日を一緒に迎えらたら良いね。広がり続けるあなたの夢の景色の一部であれることがわたしの喜びだよ。


「JAMに幸せにされにいきたい」
1年前の今日、あなたはそう言っていた。わたしはあなたにもらってばかりの1年だったけど、あなたの幸せの一部に少しはなれたかな。あなたが歩く夢への道を支えられるような人だったかな。アイドルとファンなんだから直接自分が幸せを届けられないのは当然のことだと思う。あなたの幸せの理由になろう、なんてそんなことを口にするのもおこがましいくらい。でも、あなたがJAMに幸せを求めてくれるのであれば、それに応えられるファンでありたい。どうすればいつも幸せにしてくれるあなたに幸せを返せるのかな、いっぱい考えた。確かな答えは見つからなかったし、これから先もわからないままだと思う。それでも、そんなわたしにできること。これからもずっとずっと、あなたの、木全翔也という大切な人の人生を応援することをわたしは約束するよ。だからあなたはあなたのままでいて、なんてあなたが一番大切にしていることだと思うけど、わたしの願いもそのままだよ。嘘偽りなく、あなたの幸せがわたしの幸せだから。


あなたを応援し始めて2年目になって一つ気づいたことがある。大切だけど、大好きだけど、「無理はしないで」とはなかなか言えないの。あなたが、11人が、陰でものすごい量の練習をして、仕事をして、それが時間を置いて私たちに届くからいつも遅れて「あの時、あれもこれもそれもやってたの?!」と知る訳だけど、その努力が「JO1」という名前をたくさんの人に届けていること、夢への道に繋がっていることを強く実感しているから。今が走り続ける時だと11人が力を合わせてJO1としての道を駆け登っている最中だとわかっているから。だから、「休んで」「頑張りすぎないで」って外から言うことは簡単にはできないなって思う。でもね、あなたのことを好きで、大切に思っている1人の人間としては、例えどこかで立ち止まっても、遠回りしても、そしてそれを後から知ったとしても、その好きだと言う気持ちが変わることはないとはっきり言えるよ。だから、がむしゃらに走っている時でもちょっと休憩している時でも間違いなくたくさんの味方がいるよってこと、伝わってたら嬉しいな。手を差し伸べてくれる最強な10人の仲間たちが一番近くで一緒にいてくれるから、心配しなくてもきっと大丈夫だよね。

あとね、もう一つ。この1年の出来事で印象的だったことがある。あなたから「月が綺麗」とメールが来た暑い夏のあの日。そしてその2日後にごめんねといつもありがとうが送られてきた。そのメールには2日前と同じ月を撮った写真が添えられていたね。あの時わたしはあなたの、11人の痛みがこんなにも自分の胸を締め付けるんだな、とすごく強く実感したよ。あなたがどんな気持ちで2日前、あの写真を送ってくれたんだろう、そう考えるとすごく切なくて苦しかった。行き場のない感情を抱えなくてはいけない辛さがあった。でもわたしたちファン以上に悔しい思いをしたであろうあなたが、あなたらしいカタチで気持ちを届けてくれたことがすごく心強かった。白黒になった景色に、心に開いた穴に、あなたはいつもすぐ色を付けてくれるし、その穴を優しく包もうとしてくれる。みんなで一緒に前を向けるように考えてくれる。あなたの痛みを知った時は当たり前のように自分も辛いと感じるの。でも、あなたの喜びを知った時は辛さを感じる時以上に自分自身の幸せを感じるよ。

「空は繋がっとんねん」が11人とわたしたちの合言葉になってから、ふとした瞬間に空を見上げることが増えた。そして、あなたが月を送ってくれたあの日から、楽しかった日もちょっぴり疲れちゃった日も帰り道に月を探すことが増えた。月が満ちて欠けるように。姿が見えない時でも、会えない時でも、あなたがまた笑顔を見せてくれる日が来ると思えば頑張れる、自分でも単純だなって思うけどこれは本当。


少しだけ、自分の話。わたしは今までの人生で大切にしていたものを失った時、それに出会ってなければこの辛さは感じなくて済んだのかな、この日々を知らなければ良かったのかな、なんて考えていたことがあった。物事の終わりや挫折に向き合いきれない弱さをひた隠しにしながら生きていた時期があった。でもね、あなたに出逢ってから、例えあなたと会えなくなる日が来たとしても、あなたに出逢ったことを後悔することはないだろうなって思えるの。むしろ、あなたのことを知らないままだったら得られなかった幸せがたくさんあるんだろうなって感じるの。それにあなたのことだけじゃなくて、今までの自分が経て来た出会いも、過程も、努力も。もう一度それらと向き合ってみたら、最後にその道に続きがなかったとしても、それ自体が終わってしまったとしても、その日々の中には全て…とまでは言わなくても意味があったんだなって、今それが直接自分の人生に関わってなくてもどこかで結びついているんだなって思えるようになった。成長だよね。あなたを好きになったことで年齢を重ねるにつれて失いかけていた自分自身を大切にする気持ちも少しずつ思い出せている気がするよ。

あなたのひたむきで真っ直ぐな姿は、時に眩しすぎて目を背けたくなる時もある。人に見せないように、自分でも気づかないようにしていた弱さと無理に向き合わされるような気持ちになる時もある。でも、そんな夢を追うあなたの姿は間違いなくわたしを強くしてくれているよ。あなたが今回のツアーで大切にしていたのかな、とビハインドを見て感じたJO1としての「証」を残すこと。自分という人間を支えているのはこれまでの証で、自分という人間をこれから作っていくものも未来のいつか、証として刻んでいくものだもんね。わたしもあなたの言葉を借りて自分らしく生きていこうと思う。そして、これからもちょっと辛いなって時には勝手にあなたに助けてもらいながら、支えてもらいながら頑張るね。


好きになれば好きになる程こういう文章はまとまらなくなるのかな、なんて言い訳染みたことを言ってみたり。でもさ、あなたの幸せの理由が「JO1」にある限り、わたしはずっと「JAM」だから。ずっとあなたの味方だから。だから来年もまた桜が咲く頃に「おめでとう」と「ありがとう」を言わせて。もちろんあなたが決めた道を応援するから、あなたが自らステージを降りることを決めた時にはそれは当然その道を応援するよ。だけど、1つだけわがままを言うことが許されるなら、少しでも長くあなたの大切な日をこうやって1ファンとして祝えますように、それがわたしの願い。

最後に、翔也くん、23歳本当におめでとう。
たくさんの幸せがあなたに降り注ぎますように。

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