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上場企業『人事部長直伝』ハラスメント講座

ハラスメントの中でも、企業で大問題になったハラスメントについて、懲戒処分加害者にならない方向をご紹介します。
自分の身は、自分で守りましょう


①取締役のリモートハラスメント

・リモート会議で個人を吊るし上げる

・全店メールで個人を叱責する

・全店メールで、命令口調で指示を出す


コロナ禍以降、リモートが定着し、会議やメール、チャットなど、携わる事が増えてきました。


取締役によるハラスメント

  • Zoom会議中に全店マネージャーの前で神奈川郊外店舗を名指して厳しく注意            ⇒通常ですと左遷か譴責に該当(取締役だった為、黙認されました)

  • 全店メールで売上ワースト5店舗を名指しし、原因と対策を電話してこいと命令口調で指示                  ⇒通常ですと譴責(取締役だった為、黙認されました)

  • 会社スマホのLINEで、乱れてる売り場を撮影し、全店のグループLINEに流す    ⇒通常ですと譴責(取締役だった為、黙認されました)

  • 宛先を全店メール、ccに執行役員数名をいれ、個人を叱責             ⇒左遷か譴責

リモートハラスメントで、出勤停止及び減給処分は一度もありませんでした(前職の場合)。


②パワーハラスメント

殴る蹴る、罵声を浴びせる、人格否定

過大な要求(達成不可能な目標を指示する)

流石にこのご時世、ブラックだけど上場企業だった為、殴る・蹴る・ひっ叩くは滅多にありませんでしたが、下記の事案は発生しました。
ちなみに暴力沙汰の場合、1回目で減給1カ月、2回目で降格人事

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