電話しませんか?
私はこのnoteを知ってからというもの、何かを仕切に書きたがる。しかし、私の場合は文章を考えるのに時間が掛かって仕方がない。
そこで、これまでずっと敬遠してきた、Twitterなるものを始めることにした。
これからは、ちょっとしたことはTwitterで書いて、ちょっとがっつり目に書くときはnoteに書こうと思った。
恥ずかしながら、Twitterはほとんど使ったことなかった。
こうかな?と登録が完了するやいなや、いきなり1時間ぐらいで、20人ぐらいからフォローされた。
私は内向的な感じであるので、正直嬉しくて飛び跳ねそうになった。すかさずフォローし返した。
すると今度は、メッセージが届いた。
「フォローバックありがとうございます。よろしくお願いします。」 的な内容だった。
いつからみんなこんなに、距離が近くなったのだろうか。
私も秒で返信した。普段のLINEの返信は、遅くなりがちなのだが、この時の返信は早かった。
休む間も無く、別のフォロワーからも、同様のメッセージが届いた。
分かるはずもないのに、何故か1人1人文面が被らないように返信した。
何度かやりとりをしていると、とある1人が、
「気が合いますね。電話しませんか?」
などと言い出したのだ。
私は恐らく、詐欺に引っかかるだろう人間ランキングというものがあるとするのならば、上位入賞候補者だ。だが、そんな私でも流石に躊躇った。
一先ず、一晩寝かせて考えることにした。
迫りくるメッセージの数々に、対応しきれず翌日を迎えた。
メッセージのやりとりは、何人か続いていた。
仕事中はあまり携帯をつつかないのだが、Twitterのメッセージが鳴り止まない。恐る恐る覗いてみると、
「ちょっと電話できませんか?」
お前もか!!!!!!
これはもう確定だ。現行犯だ。
このみんなの、やたら電話したがる気持ちをググってみる。
ヒットしたのは、
営業DMには注意!
DMを送ってきて、自己紹介から始まり、急に職業を聞き出そうとする。そして電話に持っていって、セールスする。
非常にドンピシャである。しかも全員全く同じ手口。
油断も隙もないTwitterだ。今回は何とか凌いだ。
この事を知り、世知辛さと悲しさに苛まれた。
恐らく大半が、セールス目的で繋がりを求めてきたのだろう。中には丁重に断ると、フォローを外された人もいた。
表面上は、よろしくだとか、繋がりたいと言いながら近づいてくる。本当にそう思っている人も、もしかしたらいるかもしれない。だが、確実にそうでない人間もいるのだ。
これから、この荒れ狂うTwitterという世界を、生き抜いていかねばならぬ。
私は少し時代が、遅れている人間だ。経験済みの方も多いだろうが、注意喚起だけはしておきたい。
・何かのご縁かと思い、DMしました。
・私は〜(主に自身の経歴の紹介)です。
・仕事は何されているんですか?
・目標とかあるんですか?
・電話しませんか?
以上が記されていたら、間違いなく営業DMと呼ばれるものだろう。
どうか皆さんも気をつけてほしい。