見出し画像

外に出ること、人に会うこと

驚くことに10月はほとんどの日に予定があった。数えてみたら家から1歩も出なかった日は2日だけ!バイトを含めた数だけど、わたしにしてはかなり驚異的な数値でなんだかやたらと忙しいな?という体感は気のせいじゃなかったようです。バイト先で出会った人を含めてたくさんの人に会ったし、その中にはしばらく会えてなかった会いたかった友達もいたりしてにぎやかで楽しい1ヶ月でした。

中学高校までは予定がない日が大好きで誰にも会わずに一日家でゴロゴロするのが一番の過ごし方だと思っていたし、年間休日のほとんどをそんな風に過ごしてきたけれど、大学生になってからは休日に予定を入れることが増え、いつからか出かけるのが好きになっていて、さらには積極的に人に会いたいと思うようになった。なんでこんな変化が起きたのか振り返って考えてみたところ至ったのは、これってコロナ禍の外に出られず誰にも会えなかった日々の影響が大きいのでは!という結論です。

一人でゆっくり過ごす時間は休養のためにも自分を見つめ直すためにも大切だし、そんな時間が今も大好きなことに変わりはない。だけど、誰とも会わず会話せずにいるとだんだん自分と世界の境界線が薄くなって中身がどろりと溶けだしてしまって、自分が何者なのか何が好きで何を考えて生きているのか、何を大切にして生きているのかがわからなくなってしまう。すごく怖い。人と接することでその接点が線になり、面になり、膜のように覆ってくれることで自分の形を知ることができるんだと思います。人以外にも、物とか景色とか経験とか、自分と外の世界との接点をたくさん作れば作るほど境界線が際立って自分という人間を知ることができるから、これから先もできるだけたくさんの人に会って、いろんな物に触れて、やりたいことを全部やって、そうやってハッピーに生きていきたいです。その先で、ふと誰かに会いたくなった時にふわ〜っと思い浮かんで声をかけてもらえるような人になれたらいいな。

寒くなってきたので皆様ご自愛ください。
11月も悠々自適にいきましょう。

いいなと思ったら応援しよう!