滞った循環

生きているだけで、

それでいい

誰の為の人生か

貴方の為の人生だ




共感性を捨ててみて

合わせたければ　

合わせればいい



誰かの作ったご飯を

貪るあなた

お店で買って痛めたよ




どれだけの人が、

この食事の意味を

食卓に並ぶまで

関わってきたか

誰かが作ってくれたから、
私達は食べて満たされる

食べてくれたから、

作った誰かが満たされる

あくせく働き

涙の跡に

お金の依り代

感謝する

巡り巡らせ

あなたの命に

曇った横顔

慈しむ

大地を耕す私たち

笑顔を思い浮かべ、

微笑んだ


野菜を作った人たちが、

新しい世界を迎え入れる

収穫、轟、大地の神が

必要と見舞う　

御霊を選別

余った物もゴミ箱

投げ入れ

ともに生きた鎮魂歌



「余分な物は捨てておしまい」

余計な話を

見つめた先に

白菊、

粉雪、

白粉花

双頭の鷲、烏の天より

使い　何処　やるせなさ

空で見張りをかなぐり捨てて

搾取する者へと捧げ給う

綺麗なこころを

店の傍ら

小銭の賽銭　投げ入れた

惣菜の唄を

蔑む貴方と貪る彼ら

作る僕らが
どちらもいるのだから

美しいはずの
美しい歌が

以前より増して鳴り響く

刹那に永遠に鳴り響く

得意なことは

得意な人に


見境なしに

任せれば

貴方の日常

健気に建立

寺院を撤去

さざ波が

寄せては返し

消えていく


貴方らしく

然り気無く

貴方らしい

まつりごと

政にまさに

真に将に

勇ましく、

浅ましく、

生きていく。

いきていく。


それを認めてくれぬなら

そんな関係やめちまえ

何度も言う、

なんどでも言う

貴方の人生

貴方が決断

どこかに助けは

待っている

苦しみ人が

迂回した暁に

助け人が零れ生む

ギブ&テイクの真髄を

助ける人も苦しみ逃れ

助ける人も

玉響を

そのまた誰かに

譲り受け

さざ波さよなら

夕焼け晩夏

助け人の

助け船が

あなたに座礁

世捨て人

見つめ直す勇気はあるの

ないの？

壊れた方舟

鳩が死んだよ

どうするの？

やめてみる？

勇気を持って、真面目になる。

何がしたいか見つめたら？

私は知っている

明けない夜明けなんてない

夜があるから明けるんだ



生きずらいって素晴らしい


生きていることを人より多く考えているのだから


こだわらないと芸術作品だって色鮮やかに発色しない


こだわったからこそ、余分な物が削ぎ落とされ

誰かを癒す何かを教えてくれる

今ここにいる貴方のお陰で私は生きている

貴方は私のお陰で生きている

そんなもんだよ

案外そんな単純なことなんだよ

だから言いたい


貴方はあなたを生きて

私はわたしを生きるから

あなたの信じた先にある


真実を見つめて



本当は知っているんだよ

すべてを話す準備はできたかな。

あなたは、何を恐れているの…