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2020年の軌跡

 いよいよ2020年の終わりになりました。明日からは2021年がスタートしようとしています。明日からは2021年を生きて行くことになるので,今年の自分自身の軌跡を今の内に,振りたいと考えています。

 総括するならば,今年は大学最後の4回生として,非常に濃くもあり,苦い一年を過ごしました。1月前半から,順番に振り返っていきましょう。

1月~8月【生活を左右する経験】

1月 株式会社GOAL-B主催のコーチングイベントに参加する
 社会人から大学生,高校生と幅広い年代の,エネルギーに満ち溢れた方たちとの人生を共有する時間を持つことができました。この会に参加できたことが,今年の自分のマインドを大きく変容させ,「一度きりの人生において,いったい何が幸せで、わくわくすることなのか」を常に考える機会を与えてくれます。


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   教師養成講座に初めて参加する
  
教師になったとしても,「このままではやっていけない」という思いから,Facebook内で見つけた講座に参加。教師20年のキャリアを持つ方から受けるワークショップ型の講座で,今までになかった発見がありました。

  友人と毎週日曜日に「目標達成会議」をスタートする
 同じ気持ちを持った最高の同志と,「よりよい自分」を目指すために会をスタートしました。一週間の目標設定を共有し合い,一冊の本を読んできて,それについて一分間プレゼンスするという内容になっています。時には雑談も入って,よりディープなお互いの話をしてきました。途中からは,もう一人加わって,今も継続して行っています。

2月 教採を受験する自治体の中学校見学会に参加
 
地元ではない見ず知らずの土地で,授業見学と給食とを共にするなどして,中学生と触れ合ってきました。素直で優い生徒が多く,先生方の関係性も良好で,とても良い雰囲気の学校でした。学校の校長先生とお話をする時間があり,この見学会によって,よりその自治体を絶対に合格したい気持ちが大きくなったことを覚えています。

  「教育事情研修プログラム」で,カナダ・バーナビー市に渡航
 人生で2回目の海外生活で,人生初のホームステイを行いました。平日は現地大学の授業があり,休日には現地でできた友人に街を案内してもらったり,留学生の友人に街を案内してもらったりしました。海外に生活しているからこそ,日本を俯瞰出来ましたし,異文化を受容する大切さを学べたと実感しています。また、詳しい話はいつの日か時間がある時にしましょう。

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世界遺産の一つ,キャピラノ吊り橋。

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バンクーバーのダウンタウンの街並みです。

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現地大学での授業風景<「教育とは何か」を考えるワークショップ>

3月 カナダ帰国後,教員採用試験対策に全てを捧げる。
 カナダの哀愁が止まない毎日ではあったものの,教員採用試験が4か月後に近づいていたので,毎日集中的に筆記試験の勉強と,面接対策・模擬授業対策を進めていました。

4月 教採の対策進めました。

5月 教採の対策進めながら,実習の準備に入りました。

6月 母校の中学校において,教育実習
 
副免として取得している免許の教育実習を行いました。2週間しかない実習でしたけれど,毎日12時間実習を通して,中学校教員の魅力に気付くことができました。長くなってしまうので,端的言うと,思春期にある多感な生徒たちと,自分の好きな教科を介して関わっていける良さであり,思いを言葉にして伝えやすいという良さです。中学校の時にラグビーを教わり,当時自分が恐怖していた先生ともお会いするという偶然もありました。

7月 教員採用試験 一次試験(筆記試験)
 
実習終了から1週か後に試験となりました。初夏の耐え難い暑さと格闘しながら,汗だくで試験を受け終えました。大学推薦の枠での受験になるので,一部試験が免除され,余裕を持って受けれていたと考えております。

8月 教員採用試験 二次試験 (面接・模擬授業) 
 3月から長期間にわたり準備を進めてきたものの進化を発揮できるか。結果は、あまりふるったものではなく,手ごたえも微妙な感じがしていました。それが自分でも想定していなかった,衝撃的な結末を迎えるとは。

  母校小学校・中学校で学校バイト
 
学力向上支援員として母校でお世話になり始めました。子どもたちと実習が以外にも関われる機会が持てるという幸せをかみしめながら,全力サポートに当たる日々です。いづれは学生としての立場ではなく,教師の立場として教壇に立つことになる,今の内に力を付けよう,そういった考えを作らせてくれる場でもありました。

9月~12月【ゼロからのスタート】
  

9月 教員採用試験(2次試験)不合格
 
合格発表の日にWebサイトから受験番号がある確認しました。「あれ,ない・・・,まじかよ・・。」,手ごたえのなさが現実化しました。しかも,受験した校種、コースが15人程度の募集のはずなのに一人しか受かっていない…。なんとも辛く厳しい現実なのでしょうか,英語専科になるゴールは現状では,達成できなかったということです。

  母校ではないライバル校でラグビーの指導補助
 
中学校の際にお世話になった先生からお頼みを受けて,ラグビーの指導補助に入りました。厳しくいられない自分がそこで露呈して,一皮むけねばならぬ思いにさせられました。ラグビーはそれを契機として与えてくれる存在なのかもしれないと気付きました。一方で,まだまだ若い自分,体で体現して示すことはできないかという思いを持っているのも事実です。

10月   日本人学校の現地採用教員を目指す決意を固める
  
不合格をもらって,今後どうしていくのか考える時期です。深く考えていて,ふとカナダの思い出がよみがえってきました。間違えなく今年の中で最も自分がイキイキとしていた時期だったでしょう。「あれは,海外に身を置いたからこそできたこと」,その思いが反芻され,進路の結論を出しました。目指した自治体を再受験するという道ではなく,「海外に行きたい,教師として働くんだ」。

11月 現地採用教員に申し込み(書類選考・能力検査・パーソナリティ検査→面接試験)
  
決めたら動くという信念のもと早速,申込書類を作成し提出しました。作成までの道のりは,簡単なようで大変に険しく時間を要するものでした。キャリア支援センターや,友人にお手伝いをしてもらいながらなんとか受付最終日の駆け込みで間に合わせました。「いやいや,もっと余裕を持ってやらんとあかんやろ」というのが,一番の反省です。この時点で受かることができるのか甚だ怪しいところがありますよね。
   大学ラグビー完全に引退
  
小学生1年生から16年間プレーしてきたラグビー人生が終了しました。大したプレイヤーではありませんでしたけれども,私にとってラグビーは人生の師ともいえる存在でした。数多くの大切な人生訓を教わったと感じています。今まで出会ってきた全ての方に謝辞を送りたいです。ありがとうございました。

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   3年生の後輩と目標達成MTG&朝活を開始
   生活環境が一変させる契機となり,自分のゴールに向けて一歩ずつ前進し始める生活が始まりました。志を持ち,自分のゴール達成のために全力を注ぐ,こんな素晴らしいことができる後輩が身近にいることで、刺激をもらっています。最終的には,自分が他者の成長の一部として存在できるように,今は自分を高め続けていきます。

   地元の期間採用教員の試験を受験する。
  
もし,日本人学校を不合格になっても働き口を失わないようにリスクヘッジのつもりで受験しました。その気持ちがよくなかったのでしょうか,まだ結果は出ておりませんけれども,自分なりに応えることは出来ていたので(若干台本があるような感じになった),大丈夫だろうと信じています。

12月 書類選考時点で不通過を喰らう
  
メンターの教授の先生から,「この志望理由では残念ながら整理がされていない」という指導を受けていたので,結果は大体見えていました。というより,申し込みの時点で,少し危うく感じてしまいますよね。本気で目指したいと思ったものが,門前払いの如く不可の通知を受けたことで,自分が全く足りない人間なのだと自覚出来ました。今回の結果をプラスに受け止めて,もう一度原点に立ち返り,鍛錬しなおしていくしかありません。

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自分と向き合う時


 非正規で教員をしながら,日本人学校の現地採用教員を目指す決意
  
「ゴールの実現はそんなに甘くない」という現実を突きつけられて,教員の世界を経験し,学ぶべきであるという結論至った次第です。非正規でも働き口はあるので,そこで働きながら日本人学校の現地採用枠獲得を第一に目指します。「正規になってからでも行く制度があるよ,どうしてわざわざ今行くの?」という質問を必ず喰らうと思うのですけども,ぶれずにやっていきます。今目指す道を突き詰めることが,私のキャリア設計(大目的)の轍になると志を持って。今回の失敗を無駄にはしません,必ず内定を掴み取ります。

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 いかがだったでしょうか,これが今年一年の内にあった大きな出来事です。これ以外にも,数えきれないほどのライフイベントがあったと振り返れます。機会を見つけて、カナダでの経験もお話しできる日が来ますように。

 明日からはいよいよ2020年がスタートを切ります。「一年の刑は元旦にあり」,「年末だろうと,年始だろうと関係ない,自分を高め続けるだけ」この信念を持って,進んでいきます。正直,時間は常に残されていない状態だと思っています。今は自分自身を高めて,新年度に一歩でもいいスタートが切れる準備をしていくだけです。

今年一年ありがとうございました,そしてお疲れさまでした。

よいお年をお過ごしください。

 




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