11月の話
22年最初の更新は、21年最後に続いてfgnについてです。
もう二月になりますが。
動き出しました!
改めて、RKBラジオ「アナウンサーの世界~ニッチな夜~」は毎週木曜19時~21時に放送しています。
プロ野球のシーズンオフの放送枠(3月いっぱいまで)なので、実は放送の期間も折り返しに来ています。
20時からお送りしているNEXT INNOVATIONは福岡グロースネクスト(fgn)入居の起業家に話を聞くコーナーです。
その放送後記をしっかり、改めて記していきます。
年始はラグビーに駅伝に、そして今もマラソンのスタンバイと少しバタバタで、noteを開くことすらほとんどない状態でした。
放送後記を自分でやると言ってお恥ずかしい限り。
さて、時計の針を昨年の11月18日まで戻します。
結構戻りましたね。
この日のゲストは
株式会社BLUE STYLE 外谷洋二郎さん
スタジオに入る前から「緊張している」と話していたので、「緊張している外谷さんです」という形でご紹介をさせていただきました。
苦笑いでした。
時間が経つにつれて慣れてくださってとても穏やかな口調で話してくださいました。
BLUE STYLEでは物々交換のプラットフォーム「Chain」を展開。
不用品を欲しいものと交換できる、自分にとって必要なものに変えていけるサービスです。
物の価値は、使う人それぞれに、所有する人それぞれにありますよね。
他の誰かにとって自分の不要が必要になるということは、なんだか気持ちが良い。
勿論自分の”今”必要なものも得られるわけで。
お金が介在しないさわやかな「ありがとう」が行き交うイメージが、お話を聞いていて湧きました。
元々は、子ども服やおもちゃなどのおさがりのサービスからスタートした取り組みは、その範囲を大きく広げているようです。
私個人にも当てはまりそうなことがあって。
甥っ子姪っ子が使うオモチャ。将来的には自分のベイビーのためにもらうとして、その時は兄には何かお酒でも渡そうかなとか単純に想像していたことがあります。
簡単に言えば、そういうwinwinの状況が広がって大きなありがとうの輪(和)になるのでしょう。
優しそうな外谷さんの頭の中には、
Chainから成る人の繋がりも広がっているようでした。
外谷さん、ありがとうございました。
続いて11月25日登場は、
株式会社Oxxx(オックス) 黒瀬優作さん
1歳半~6歳までの幼児期向け調理済み冷凍パック「mogumo」を展開しています。
調理は手作りで、主菜、副菜、スープ、米飯、かける、の5種類。
子どもとゆっくりとした時間を得る助けにもなる、優しい献立です。
娘さんを持つ父でもある黒瀬さんはご婦人と娘さんの食事について悩んでいた背景があったそう。
離乳食が終わると、自分たちでどう食事を与えるか頭でも考えるし、実際に調理も伴う。
そして忙しい。
見渡すと、それらを解決してくれそうな「幼児期」のサービスには、案外恵まれていないことに気がついたそうです。
実は1歳~6歳の幼児期はこどもの脳の90%が作られる時期。
口にするもの、親が落ち着いて子どもと過ごす時間、一つ一つが大事になると言います。
事業をするなら
”身近な人の悩みを解決するプロダクトを”という元来の想いがあった黒瀬さん。
実体験が重なりmogumoが出来ています。
ここでも甥っ子姪っ子が私の頭の中を通過していきました。
丁度、幼児期真っただ中ですから。
からあげとみかんを成人並みに食べる彼らは健康そのものですが、
同時にいろいろと大事な時期なのね、と少し考えてみたり。
好物以外の食べ物をどうしてあげられるか。
兄夫婦も苦心するところはあるかなあと想像しました。
今後も自分の中で考えるタイミングが来るはず。
そういう意味でもとても興味深いお話が聞けたなと感じました。
黒瀬さん、ありがとうございました。
前回ももしかしたら記したのかもしれませんが。
モノや情報の溢れた昨今の中で生まれる事業、起業はまさに隙間(ニッチ)を捉えます。
そして、その中心に凄く温かいものを感じます。
SNSの世界がそうであるように。
fgnの起業家の話を聞いていると、
相互フォローで、消費者と事業主が仲間として繋がっていくような感覚が
あります。
利益、お金、経済、なんだかそういうのが良い意味で見えてこない。
これから大事なことを教わっている気がしています。
ヒントは外にはない。
自分の内側にある。
お話を伺う際、「相手の背景」ってとても大事だな、と改めて勉強させていただいています。
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