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止まらなかった


昨日はみずほpaypayドーム福岡で東京MXホークス中継。
松中信彦さん解説のゲームは21−0でホークスが大勝という、なかなかお目にかかれない内容となりました。

2回の山川選手、近藤選手が連打で作ったチャンスから栗原選手、川村選手、甲斐選手の3連続センターオーバーのタイムリー2ベース。

センターを守る楽天・辰巳選手は昨日はほぼ特守状態、その後も3ベースが3本飛び出すなどもあり、あれだけ走った守備機会もそうそうないと思います。

 ホークスとしては、出場した選手それぞれが復調をしていくような起爆剤になったゲーム。点差は21点なのに、かかった時間は2−0完封勝利くらいにまとまった2時間50分。”甘いボールを一振りで”とはよく言われることですが、みんながそれをやると23安打生まれてしまうんですね。

 試合前には栗原選手と川村選手にお話を聞きました。
栗原選手は最近、時間の許す限り近藤選手にバッティング練習を見てもらっているそうです。特にポイントを絞ったアドバイスをもらうわけではないそうですが、一球一球の素直な印象を伝えてもらっているとのこと。「持っている技術も引き出しの数もレベルが違う」という先輩から「バットの出方や体の回転も良い」と言われた試合前。その言葉に背中を押されるように今季1号2号のホームランが出た栗原選手。”滞空時間の長い打球はうまくバットにボールが乗った証拠” 松中さんも唸る2本でした。

 もう1人川村選手も試合前に1−1でお話しました。
直近は「結果も伴わない中で、ボールをどうしてもひっぱりすぎてしまう」と心理面も影響したバッティングの課題を口にしていました。
「センター方向にシンプルに打ち返すことを練習で重視している」と話てくれた試合前の表情は怖ばったような思い詰めたような表情でした。いざ試合では右中間2ベースとセンターへのヒット。意識が結実した試合になり、栗原選手と2人でヒーローに輝きました。

 事前にお話を伺った両選手の活躍。表情も含めてその前後を目にしているので、試合後の晴れやかな姿は勝手に感慨深いものがありました。そういうお話を聞く姿勢は疎かにしてしまっていたところもあるので、自分への戒めも含め大切なことだなと再認識した1日でもありました。

 話は変わりますが、久しぶりにこうやってnoteを書いたのは、試合前に立ち寄った書店で「発信する勇気」という本を読んだからです。読んだというよりは目次を見て気になる項目を”眺めた”程度ですが。

「自分の普段の営みを発信することは誰かの役に立ったりするんだよ」というようなことが書かれていて、そうなのかな、と。そうであればいいよな、と

昨日選手に聞いた話も新聞や記事で類似のものはあるけれど、
自分のフィルターでやや変わるかもなと思えました。

料理研究家コウケンテツさんに「書くことをやめないでね」と言ってもらって
その気になったのも束の間、書かなくなり。SNS系に関してはとことん怠惰な性格。でもいつまでそんなことを言うのかとちょっと思ったところもあり、
書店で見かけた本に文字通り勇気をもらって今日は書いてみています。

1人でも望んでくれる人がいれば続ける、という気持ちが大切。

買うかどうかギリギリまで悩んだのですが、改めて手に取って読んで来ようと思います。

書く仕事もやってみたい
そんな思いも持っていたことも同時に強く思い起こしました。

意識していてもなかなか形になるのは難しいのに、
意識することすらやめていた自分はそもそも何だったんだ、と。
栗原選手、川村選手の言葉と、ふとした本との出会いから戒めの1日。

意識的にここに記して、どなたかに何らか届いていけばいいなと思います。





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