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20241122 老いた親はなぜ部屋を片付けないのか 平松類


本人の信じている前提に基づいて動いている。人間・生き物・遺伝子の器としての損得の行動原理はそう変わらない。自分の思っている行動を人がしないのは、前提のせいと考えられる。
こう考えると、色々と見えてくるな~

高齢による衰弱=フレイル

親は「自分が必要と考える片付け」はしていて、「あなたが必要と思っている片付け」は、「自分にとって、不必要な片付け」だと思っているのです

フレイルが起こってくると、「このブランドの方が安心」というブランド信仰も強くなります。これまでの経験による安心感が優先されるのです。よく考えた上に買った商品が思っているほど良くなかった、失敗したという経験もあるでしょう。多くの高齢者はブランドで商品を選ぶことでリスクを回避しようとします。

無理に連れ戻すとまた家出してしまう
徘徊の目的を確認し、一緒に歩きながら様子を見て、「遅くなったからそろそろ今日は帰ろうか」と提案する

会社でも、無理に変えれば戻る力(意識)を与えてしまいかねないので、現状の目的を確認して、一緒にやってみて頃合いを図って、変更すると言う手順が必要

エコノミークラス症候群ではなくて、ロングフライト症候群、旅行者血栓症という

地元には「けっこうみんなが渡っている、横断歩道がない場所」というのが存在します

眠りが浅くなるのは、適度な疲労感が得られなくなり、眠りの必要性が下がってしまうから

陰謀論は、高齢者には非常に都合の良い考え方となります
複雑にモノを考えなくて済むので、脳に負荷を与えない

#老いた親はなぜ部屋を片付けないのか
#平松類

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