20230321 脳の闇 中野信子を読んで
気になった言葉
DVの加害者は、口をそろえて、相手のことを愛していたと言う。
全能の支配者になれるのである。いたぶる快感は我を忘れ、相手を痛めつける言動は激しさを増していく
→最初のきっかけはなんだろう?
途中で方向転換できる方法はないのだろうか?
人間は、迷い、戸惑い、誰かに合わせ、人の言葉を聞かなければ選択も決断もできない。そういう生き物だ
まだ、何も決まっていない未来のことを考えるとき、心が重く石のように冷えていく感じは、選択の重さに慄いて(おののいて)しまうからかもしれない。→重さを軽くできたらと人は想い、それを解消(つけこむ)するスタートアップ。Lightサイドから使いたい
リスクよりもベネフィットの方が大きく見え、「惜しい」という気持ちが生じる。「劇場型」と呼ばれるストーリー仕立ての詐欺をはたらく側は、その効用関数の揺らぎにつけこむのである
分からないを嫌う脳。あいまいにしておく、という解決策を持っておくのは極めて重要なことである
曖昧さを保持しておく知力:ほとんどの人は意識的にこれを鍛えようとしていない
→もやもや保持力、最近よく感じるなぁ
アルゴリズム:論理的な判断に基づく算法
ヒューリスティック処理:特定的なイメージの塊が確信的文脈にまで至る過程で果たす役割
確信を持つことが、脳が使うリソースを節約し自我を安心させるから
正義中毒:
制裁が功を奏して、その人物が行動を改めれば、自らの苦痛が解消されて快楽物質ドーパミンが分泌されるからだ
→快楽物質に制御されてしまう、それをメタ認知できるようになれれば。
その訓練は、マインドフルネス、人の話(講演など)を聞くこと。自分の生活や会社をモデル化してみること。自分の想いを
物理学の最先端を研究する物理学者ですら「この理論がなぜ正しいとわかるのか」と尋ねると、「美しいからだと」答えることがあるのだ
→言語化できれば、他人にも伝えられる。だから論文があるんだ
たとえ、科学で証明ができたとしても、その理屈によって人間の行動が変容するかというと、その望みは薄い
→まず、感情そして、理屈
「おぞけ」という言葉を使ったことがない
善意の発露として、残虐な行為をおこないかねない
ルールを逸脱している「汚染」を排除しなければ...「汚染」狩りにつながっていく
そもそも他者、そして自分自身にも一貫性を求めること自体、不可能なことだ
タイプA:心臓疾患になりやすい
タイプB:疾病にかかりにくい
タイプC:Cancerがんになりやすい
実際のところは、タイプAよりもBの方が成功しやすい
リスキーシフトとコーシャスシフト
意見をリードする存在がその集団にいる場合に、リスキーシフトが起きる
集団内に抜きんでたリーダーが存在しないことが、コーシャスシフトの条件
→集団行動は前提条件で変わる。集団の種類を見極めて、適切な対応をとるってことが大事
問題は解決できても、感情を解決できない
対照的に自己肯定感の高い人では、自分の存在を再確認するために他者の存在を貶める行動をとるという方向がされていない
本当に溺れている人は溺れているように見えない。溺れる人は、静かに沈んでいく。これは比喩ではなくて、本当にそうなのだ。
呼吸器系の第一の仕事は、呼吸をすること。息を吸うのがやっとの時は、声を出すのは二の次。水上に出ようと手足を使うので、手を振ることができない
音楽は、どうやら灰白質の神経細胞を増やす。美しい音楽は報酬系を活性化する
どうして、私の方が世界に合わせなくてはならず、世界をこちら側に合わせることを発想させてもらえないのだろう?
→こんな発想ないなぁ
機能不全家庭において、子供が犠牲を払わされ、健全な発達が阻害されて、ある類型をもった人格を身に付けてしまうという現象がしばしばみられる
周囲の人に恵まれているときはいいのだが、他人を操作するタイプの人に出会ったときに、標的にされて被害を受けやすい
自分を粗末に扱うことに慣らされ、搾取されることがあなたの存在意義だと教えられて、そこから逸脱することを許されてこなかった。
自分の好きなものを自分に適量な量だけ選ぶ。たったこれだけのことができる人とでっ気ない人がいる。
自分をリスクから遠ざけ、自分は大きな価値を持つものだと、自信を持っていうことができるようになろう
→いい人に巡り合って欲しい。MGで利己的な人の振る舞いって出るかも
自分の中の声によって、もう生きていけなくなってしまう人がいるのだ
誰にも会う予定がなくても、「よそいき」の服やジュエリーをつけるとこ
結婚、生活するって、こう言うことだよね
互いに嫌いなところ、弱いところ、それぞれ困った事情を双方が引き受けられるだけの余裕と実力がなくては立ち行かない
生きるということは、軋みを慈しみながら日々過ごしていくとだろうから
話すといつも新しい発見があるな」と相手に思わせる言葉を話すことのできる人が、これから必要とされる
→こんな人が、可愛いがられる
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