見出し画像

20241009 8がけ社会 朝日新聞取材班

説明の難しさ

個人としての打ち手が見出しにくく、私たちの暮らしや社会にどんな影響や困難をもたらすのか、具体的なイメージが像を結ばないから

縮減社会では、なぜここを減らすかだけでなくて、なぜを他を減らさないかへの説明も求められる

小さな貢献

「TEKKON」に投稿した写真がきっかけで斜めになっていた電柱が直ったと聞けば「楽しいから」「お金を稼げるから」と始めた人になかに、「参加すれば社会は動く」と実感できる

「世の中には、マンホールのふたを撮ったり漏水を見つけたりすることを喜んでやる人たちもいる」

便利さへの慣れ

ケアはお金を払って受ける商品だと思うから、ロボットや移民に託すという議論になる

「家に生ごみを1週間も置いておけない」→そこまで、便利に慣れてしまった

機械に置き換えられる仕事は徹底して置き換えないと日本社会は維持できない

介護は金さえあればなんとかなる。蓄えの少ない人は、介護への不安が大きなる
老いて支援を受けるのは平等に訪れる

コンパクトシティなど、効率優先の議論は「最後に東京・大阪・名古屋しかいらない」乱暴すぎる
→FCで考えて、不採算側から商品をカットしていくと、配賦先がなくなって、全ての商品がなくなる

これから

日本の労働力、国内に低賃金部門を残さないシナリオ
このままでは、インフラは余りまくり、スクラップする体力すらなくなる

鳥取県では、すでに体感では5がけになっている

今改革しないと、私たちの世代が子供たちを搾取することになる

収穫されずに残る「取りこぼし」→と言うんだ

どう考えるか

常に移民の立場になって考えるべき
→新しく入ってくる人の立場になって考えるべき

縮減社会を受け止めて、社会に参加してくる子供たちの立場になって、考える

資源を子どもたちに配分する。高齢者は、少ない資源と老いて少なくなった能力を、人生の知恵を集めて、組み合わせ工夫して生きていく

#8がけ社会
#朝日新聞取材班

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?