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20230617 世界はシンプルなほど正しい ジョウジョーマクファデンを読んで

気になった言葉

プトレマイオスのモデルのように数々の間違った仮定に基づく科学的モデルですら精確な予測を導き出せるとしたら、その理論の成否をどうしたら判断できるのだろうか?

最初は、ウィリアムの人生で、没入できず
「薔薇の名前」~~懐かしい

主観的権利の概念の構築に、オッカムの剃刀が有効だったことを示す一文「法の歴史におけるコペルニクス的瞬間は、オッカムの主張した哲学と無s日漬けられ…それが主観的権利の母となった」

アリストテレスがカテゴリー分けに拘って
一つの範疇から導き出された論証や証明は別の範疇に当てはめることを禁じた
→自分の決めたカテゴリー:ルールが崩壊するのが嫌なのか

1347年モンゴルの包囲軍が謎の致死性の病に倒れ、病が広がる
中世ヨーロッパで、科学に強い関心を持つ人物が登場するまで、150年もかかった

疫病によって、小作農が減少し、封建制度がほぼ崩壊した。疫病はカトリック教会への信頼をも蝕んだ
封建」とは正確には「封侯建国」といいます。封侯建国は「諸侯を封じて(土地と人民を与えて)国を建てる」という意味を持っています。この封侯建国を略して「封建」となりました。

ルターにとって、信仰は選択するものではなくて、神に選ばれた印なのだ

コペルニクス、司祭として務めはさほど負担ではなかった
プトレマイオスの世界観の複雑さの欠陥に気づき始めると、これまで使われていたものより、はるかに単純な構成で解決できないかと、たびたび考えるようになった

ケプラーは単純さを最優先で考えたわけではないが、美しいという言葉、調和という言葉は、数学者にとって、馴染み深いケプラーが自らのモデルに付け加えた複雑さは、惑星は常に一定の速さで運動しているというプラトンの原則を捨てることに等しい

次なる大きな単純化は、数学的な法則が天体の運動を支配するだけでなくて、地上にも当てはめられるという驚きの事実が明らかになったことによる

望遠鏡、月の表面は「平らでなくて凸凹で、窪みや突起があちこちにあり、山脈や深い谷で彩られた地球の表面に似ている。月は地球に似たもう一つの世界であって、
→天にある月は、完璧な球と思われていたけど、似ているなら同じ法則が適応できるのではないか?

落ち込んでいる時に、太陽と共鳴する金のブレスレットや金の杯で、ワインを飲むと良い。間違っていても筋の通ったモデルが十分に機能すると、騙されやすい人はそのモデルの方向性が正しいと信じてしまう。
→騙されやすくなくても、中にいる当事者では気付きにくい

ボイルは、ガリレオ流の入念な計画に基づく実験とベーコンによる帰納法とを組み合わせれば、繰り返し行なった実験の結果から理に叶った結論を導き出せると、気づいた

中世のアリストテレスの信奉者は、天体の従う法則と、地上の物体を支配する法則は異なると信じていた

科学とは、モデルが正しいとまでは言い切れず、間違っていることがいまだに証明されていないというだけだ

産業革命によって、石炭の生産量は100年後には、15倍の3億トンに増えた
→ネット革命で、取り扱う情報量は…
改良点をモデルにフィードバックさせれば、性能を指数関数的に高められる

体内の電気
フンボルトの最後の著作、アリストテレス以来人類の知識がこれほどまでにまとめ上げられたことはなかった。
→生物も電気なのか?という考察があって、物体と同じ原理が働いているのでは?という理解に進む

野生動物の生活は生存を懸けた競走であって

アンモナイトの化石は農民によってたびたび掘り起こされており、スネークストーンと呼ばれて

創造説のもう一つの柱である、生物種は決して変化しないとうい定説にも懸念が示されるようになった

二度創造された、種や種群は存在しない
サワラクの法則=全ての種はそれに近縁の種と空間的にも時間的にも同じところに出現した

サワラクの法則、ニュートンによる因果論的な法則よりもケプラーによる運動学的な法則に近い

遺伝のパターンに見られる整数比の規則性から見て、遺伝性は連続的ではなく、離散的であるという、仰天の事実が成り立っているとしか考えられない。
→整数比は離散的から生じる、量子力学もかな~?

生物の真社会性哺乳類仮説の存在、ハダカデバネズミ

時間と空間は互いに相補的な関係にある
重力と加速は互いに区別が使にことに気づいたことだった。

物理学で最も美しい概念と評される関係性はネーターの定理
物理法則に何らかの対称性が存在すると、それに対応した保存則が必ず成り立つ
時間対称性→エネルギー保存則
並進対称性→運動量保存則
回転対称性→ニュートンの第三法則
→これ素敵

ゲージ不変な法則を探したところ、マックスウェルの電磁気学の法則が導き出された

アリストテレスの範疇について、ロープは円にも直線にもすることができるのに、哲学者はそれらが比較できないとか、範疇が異なるとか、強情に言い張っている

確実な事柄でなくて、確率であっても科学にとっては十分

光の経路の折れ曲がりをなるべく少なくするのではなくて、最終到達点まで到達するのにかかる時間をなるべく短くする:屈折

自然はあらゆる用を節約する
→生物は用を浪費する:ダンブラウン オリジン

このように中性子が不安定なのは、余分にもっている僅かな質量が、陽子と電子に加えて、質量がほぼゼロのニュートリノへ改変するのにちょうどよい値だから

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