20240110 ケアしケアされ、生きていく 竹端寛を読んで
ケアの5種
関心を向けること
配慮すること
ケアを提供すること
ケアを受け取ること
共におもいやること
自分へのケア
今欠けているのは、「自分へのケア」。正解幻想に苦しんでいる
ケアしようとするあなた自身の中核的感情欲求を満たしていないと、相手のそれを満たすことができないからです
ケアを引き受けると、自分のことに集中することができません
自分へのケアができない中で、他人をケアする事って、可能なのでしょうか?
わがままな子とよい子
「わがままな子」、「我の強い子」、「自分勝手な子」とラベルをはられがち
大人の前でうまく振る舞うことができる子、「親にこうすれば自己主張が通るのだ」と思い、それを繰り返します
就活だけ個性を求めるって、いったいどうゆう事
条件付きの愛情(○○したら愛してあげる)→条件付きの目標
子どもがそういう無力感をもつと、ますます支配し易くなります
そこから抜け出すには、支配-服従関係に大人側が自覚的になり
よい子の子供が結果的に夫婦関係を保つ「子はかすがい」になっている
苦しいことと苦しみ
苦しいことは、苦しみの内実が本人にも把握しきれず
苦しいことの表現「問題行動」、苦しみとして表現できない。そう思えると、大分受け止め方が変わった来ました
「安心して涙を流せる環境を作ること」、「苦しいこと」の表現を、大人の私はしっかり受け止められているのだろうか?
子どもの言い分にも真剣に耳を傾け、その手間を惜しまず、本人も納得できる話し合いをした後に、相手に行動変容を促す必要があります
いま、ここで、湧き上がる純粋な喜びこそが、自分へのケアの原動力になっている
「頑張れば報われる」呪い
諸外国と比べて、うまくいくか分からないことに対し意欲的に取り組むという意識が低い
頑張れば報われるは、頑張れる環境なのか?
「安全神話」の実態が明るみになるにつて、「専門家が常に正しいとは限らない」
自立とは
依存先を増やすことこそ自立
→社会から脱落しにくくするために、考えた考え方と一緒だ
一人で生きていくのは、身近な周囲からの連帯だ
その他気になった言葉
消費者マインドは、相互依存的な関係と対極にある
平時vs有事、みんなの学校
この社会から退却したり、絶望する人々も後を絶ちません
他人と過去は変えられない。変えられるのは自分の未来だけ