20230507 60歳のトリセツ 黒川伊保子を読んで
気になった言葉
歩けなくなると、脳は世界観を小さく折りたたもうとする。
玄関まで辿りつけない体に、世界の果てまで行ってみたい、瑞々しい好奇心は残酷。
ある日、眠ったまま目を覚まさなかった。
その前日、あらゆるバイタルデータが一気に低くなった。
人の一生は、人の手に委ねられて始まり、人に手に頼って終わる
誰かがおろかに見えたら、「あ~、自分が優秀になりすぎちゃったんだな」と思い、イライラを止めること
人は好きなことでしか、身体を動かすことを維持できない
脳は要らないものから、忘れる。
脳が憂いから解き放たれる瞬間。
母はバイタルフリークにもかかわらず、その日の検温結果に興味を示さなかった。熱があって、周りが心配しているにも関わらず。
これが、普通名詞を忘れるということ。こんな風に、一番幸せ脳の閉じ方
孔子の「十有五にして学を志し、三十にして立つ」脳の成長周期とピッタリ
微分積分の捉え方
ものごとの「エッジライン」を見る演算=微分と、ものごとの「存在感」をつかむ演算=積分
夫婦は一緒にいないのが良い
HLA遺伝子が遠く離れて一致しない相手をえらぶ
夫の言葉を裏読みしない
いいなぁ、早く60代になりたいと言ってほしい