20241214 老害脳 加藤俊徳
攻撃される人たちの構図は同じ
攻撃されていることを知らない
攻撃の対処方法を知らない
関係を壊しても良いと知らない
まずは、毎晩寝る前に、せめて翌日の午前中に何をするか予定を立ててみましょう
気づく人
自分の考えや本心を悟られないように振る舞い、相手を傷つけず、正面から受け止めず、敵をできるだけ作らないようにするわけです
逃げ遅れた人
→こうやって「逃げる」ができなかった人たちが、老害に捕まる
「適度な老害」と「被害を受けている意識の低い被害者」が不思議な共存関係を維持する状況も起こりえます。
→致し方ない結果として起こる
彼らはもともと能力が高く、…ある企業、あるいは部署にたまたま巡り合ったことが残念な結果に結びついたわけです。
→優秀で、根が良く教育された人が鬱になる。
「老害」に驚きますがやがて複数の「老害」タイプにも気づけるようになり、クレームのタイプ化ができると、それほど強いストレスにはならなくなります
→という知識を伝えたら、希望が見えるか
関係を壊しても良い
逃げてもいいんだ
自分のラベル・ブランド
違いはある程度見える化された方が、(やくざも、商品も同じ)
老害している彼ら
彼らをただ「老害」と呼んで指弾し、排除すれば、それによっていい世の中になるのでしょうか?
そもそも本人に克服したいとう考えが生まれず
→期待してはダメ
人間の脳は、大きな成功の方がより経験として定着しやすい
すでになんでもタイプ化することに慣れ、多少無理があったとしても強引に当てはめてしまうようになった脳は、もはや新しい情報を仕入、理解を深める働き事態ができにくくなっています。すっかりサボり癖がついている状態というわけです。
まだ役に立てている自分を確認したい
相手の心理を捉える
産業医の一人として強調しておくのですが、この問題*、実は全国のあらゆる職場で起きています。高ストレスを原因とした労働者の自殺は、警察庁の資料「令和5年中における自殺の状況」(2024年3月)によると年間約6千人ほどいると言われています。彼らはもともと能力が高く、大きな問題を抱えていたなかったのに、ある企業、あるいは部署にたまたま巡り合ったことが残念な結果に結びついたわけです。~老害脳 加藤俊徳より 抜粋~
*同じ加害者から、同じ状況で繰り返し継続して被害を受けている問題
いたたまれない。
昭和40年代の交通戦争と構図が似ている。無知な歩行者と車が凶器になることを知らない人が運転する自動車が、道路で巡り合って事故が起きる。
無知と無知と場所と時機。
3条件と思うと、物質の燃焼条件、可燃物と火・熱源と酸素と似ている。
燃焼から考えれば、燃え過ぎないためには、一つでも条件を外せば良い。
酸素は、人と人とのコミュニケーションであり、無くせないけど、緊急避難的には遮断する。
自分を可燃物と認識して、不燃化したり、熱源に近づき過ぎない、温度を下げたり、燃え続けない工夫をする。
企業や部署、ハラスメントする人を熱源と捉えて、場を熱くし過ぎない、周囲の人が可燃物を離す、近づかせないなど、情況に合わせて、組み合わせて対応できそうと思う。
事故死亡者を減らせた工夫・努力(法整備・設備の向上・社会の学び・人の教育など)が適応され始めている。
労基法、健康増進法など法整備、職場のこころの環境整備、ハラスメント教育による世間の意識変化、ストレスを受けた場合の対応など。
人と人のことなので、ソリッドな提案は避けたい。煩わしさを嫌って安易な「コミュニケーションを取らない」選択を取らないような配慮が求められる。具体的には、教育と実践を何回も繰り返していく事が近道。
私が子供(昭和45年)ころには、毎日1クラス約40人が亡くなっていました。とても恐ろしく感じていました。高ストレスの問題が昔はなかったわけではないでしょうが、毎日クラスの半分が亡くなるのはとてもつらいことです。
交通事故死亡者は、法律・設備の向上・社会の学習・人の教育などの努力により、四分の一まで減少しました。
調べると歩行者の死亡が多かったようです。子どもとしては、道路を横断するときに、車にはねられないように気を付けていました。今でも、右見て左見てもう一度右を見てが癖づいています