洗練された睡眠
睡眠を意識したことはありますか?
睡眠の質が上がると脳のパフォーマンスが上がります。クリアになるイメージです。物事が透き通って見えます。
QOLも飛躍的に向上するので、これから話す内容を試してみるといいかと思います。
さて、人間は何時間寝るのがいいのでしょうか。答えは7〜8時間です。ほとんどの人がこれに当てはまります。ごく稀にショートスリーパーの方もいるみたいですが、10万人に1人くらいの割合らしいです。あなたの周りの自称ショートスリーパーは基本的に気のせいであり、眠いのを我慢しているだけに過ぎません。10万分の1に当選したあなたはおめでとう。睡眠時間が短い分他の人より長く人生を楽しめそうですね。羨ましいです。
なぜ人は寝るのでしょうか。
答えはわかりません。が、私は頭の中の整理整頓をし、老廃物を洗い流すことが目的だと考えています。
脳はその辺のコンピューターよりも遥かに高性能です。その機能を維持するためには休ませる必要があるのではないでしょうか。
ではどうすれば老廃物をより効率的に洗い流せるのでしょうか。
体の場合は運動です。ソファーでだらだら過ごすと体の機能は回復どころか低下します。脳の場合は睡眠です。寝ている間に脳髄液が洗い流します。
脳髄液がスムーズに流れるためにはどうしたらいいか。横向きに寝ることです。
野生動物は横向きに寝る種族がほとんどです。遺伝子に刻まれているのかもしれませんね。
左右どちらが下でも構いません。首の高さが真っ直ぐになるように枕の高さだけ調整します。
室内温度はどうでしょうか。
これは個人差があると思いますが、私は22度固定です。
布団を被ってちょうどいい、脱ぎ捨てて寝ても風邪をひかない温度です。
湿度は60%にしています。それが1番居心地がいいと感じるからです。
時間は23〜24時がベストです。私は仕事の都合で2時に寝ています。
そして睡眠において私が一番重要だと考えていることをお話しします。
それはアラームで起きないことです。
アラームで起きるのは、危機的状況に対して反射的に起きるという、遺伝子に刻まれた能力を使っています。当然悪い起き方です。しかもスヌーズを使って二度寝三度寝をするということはこの能力をへたらせることになります。
朝には脳を覚醒させるコルチゾールというホルモンが出ます。
アラームで突発的に起きるとコルチゾールがあまり分泌されていない状態で起きることになります。そうすると脳のパフォーマンスを最大限に発揮するのに時間がかかる上、覚醒しきらずに1日を終えることもあります。
自然に起きることがいかに大切か。
慣れればアラームなしでも狙った時間に起きられるようになります。
私がアラームを使うのは6時間以内に起きなければならない時だけです。
少しだけ付け加えるとコルチゾールは起きて90分くらいで減ってきます。
そしてカフェインはコルチゾールの分泌を阻害します。
つまり起きて90分以内のコーヒーは脳の覚醒を妨げることになります。
集中力を上げるためにコーヒーは効果的ですが、起きて90分は控えましょう。
他にも自律神経の整え方や寝る何時間前に何を食べるのか等まだまだ書きたいことが山ほどあるのですが、そろそろ寝る時間が来たようなのでこの辺でお開きにしようかと思います。
おやすみなさい。
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