練度

物事の練度には段階がある

1．その事について知識がある
2．知識があった上で自分の考えがある
3．行動している
4．洗練されている

自分と同じもしくは上の段階の意見は有益だが、下の意見を聞く必要はない。
それぞれのステージにより見えている世界は全く異なるからだ。
1つ上のステージはリスペクトされるが、2つ離れれば変人扱いされる。
本やネットから得た知識より実践から得た経験の方が価値は大きい。
ただ、行動からスタートするやつは総じて浅い。愚者は経験に学び、賢者は先人に学ぶというが、先人に学んだ（知識を身につけ、自分の考えを持つ）上で経験するとまた違った世界が見えてくるだろう。余計なものに惑わされることのないように。

4について洗練とは何か
1〜3に関しては足し算だ。情報や経験をシャワーのように浴びる。
4は引き算だ。多くの知識や経験の中に光るものを見つけ、それ以外のものを捨て去り、残ったほんの一握りを磨いていく。これには長い年月がかかる。この世界に多くの人はたどり着けない。
だがとても美しい世界だ。余計なものは一切なく、透き通っている。今お前が抱えているような謎の不安も消える。
この段階に来るとどの業界にいても似たような考えに辿り着く。そこまでの旅を楽しむといい。
俺がここに来たのは28歳だ。書いているのは2023年1月29日で29歳になったばかり。ここから先があるのかはわからないが、色々やってみようと思う。