【ジジョの奇妙な冒険:私はアンパンマンで行く】
長女あっちゃんの授業参観日。開始時間は10時半から。
次女ももちゃんを連れていくため、着替えとか諸々の準備を勧めていたら、時間がギリギリに!しかし、自転車でかっ飛ばせばギリギリ開始には間に合いそう。。。
しかししかし、そこでももちゃんが冒頭の一言。
「私はアンパンマンで行く」と力強い断定。
彼女が言うアンパンマンとは、手でガラガラをして遊ぶ子供用のアンパンマンの手押し車のこと。
いやいや待て待て。自転車で行ってぎりぎりの時間なのに、今からアンパンマン押して徒歩移動したら、どれだけの時間がかかると思ってるんだ。
いや、どれぐらい時間かかるか、なんて言うのは思ってないだろう。なんせ、まだ彼女は2歳だ。
もう、とりあえず自転車に載せよう!と抱き上げると激泣き。
以下、ももちゃんとのやり取りから分かった彼女の主張(意訳)
「私はアンパンマンのガラガラを押して行きたいのに、無理やり自転車に乗せられるくらいなら、私は行かない!一人でお留守番する!こたつで寝て待ってる!」
こうなったら仕方ない。諦めてアンパンマンで行くことに。
途端、満面の笑み立ち上がり、玄関に走り、靴を履き、手押し車を押し始めるももちゃん。
ガラガラ。ガラガラガラ。
ああ。授業参観の開始時間には間に合わなかったな。
あれ?授業参観が始まったのに、お父さんとももちゃんが居ない。と不安がってるだろうか。
でも、事情を話せば、あっちゃんはきっと理解してくれるだろう。
。。。あれ?? まだ授業参観始まってないや。あれれ??
実は、時計を読み間違えて、1時間早く出てしまってましたー(オチ)
そのため、授業参加には余裕で間に合い、教室一番乗りの父兄に。
ちょきん、ぱちん、すとん。はなしはおしまい。