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【ジジョの奇妙な発言:失われていく愛しい言葉】

次女ももちゃん2歳。最近、どんどん言葉が達者になり、7歳の姉と喧々囂々の口喧嘩をするようになってきた。
少し前までは、「お茶」「アンパンマン」「にゃーにゃー」みたいな単語だった。
しかも、本人だけがわかる「ももちゃん語」も多数あり、その意味を翻訳するのが大変だったのに、今では「毛布」「絵本」「椅子」「犬」「車」としっかりと共通語。※過去にあった「ももちゃん語録」については巻末に掲載

「ごはん食べない。みかん食べる。タコ買ってきて」「2階のアンパンマンでブランコしたい(ブランコの遊具がある)」というしっかりとした構成で話すように。

もう立派に対等な人間やん。これは嬉しい。
言いたいことが伝わるのは、ももちゃんにとって素晴らしいこと。不安も不満も解消できる(可能性が高まる)。

そして寂しい。
お父さんは、ももちゃんの言葉を翻訳するのが大好きだったので。
この、嬉しさの裏にくっついてる寂しさ。これも子育ての醍醐味やなぁ。
コンドウアキの育児マンガ「トリペと」で、「子供の成長するにつれて、親の『付属物感』が薄れるので寂しい」と言ってたけど正にそれ。親が、子供が生活するための付属物、という感じが、大変だけどなんとも心地よかった。
子供の成長が嬉しくて寂しい。これは子供に向き合ってないと味わえなかったこと。
育児をやってて本当に良かった。


なので、まだ失われずに現在も残っている2つのももちゃん語、

かけやつ → 長女あっちゃんにもらったプリキュアのネックレス
ごとーしまん → ごちそうさま

これを大切に、吉野ヶ里遺跡ばりに大切に保管していきたいと思っています。


【参考資料】過去のももちゃん語辞典(ロストワード)
(初級編)
ちっち → ミルクをください
ねんね → 寝たいです。もしくは、寝る部屋に行きたいです
むーむー → 虫全般。たまにタコ焼きの中のタコや、床の汚れを指して言うことも
じゃーじゃー → 水遊びをさせてください
ごん → りんご、いちご、さくらんぼ等、赤めのフルーツ全般を指す
しゅー → ジャングルジムの滑り台で遊びたいです
びゅんびゅん → 抱えあげて左右に大きく揺らしてください
わんわん → 犬。牛、ライオン等の動物を指すことも

(上級編)
じん → 電気をつけてください
もんに → 眼鏡をかけてください(寝てる父母は、眼鏡をかけてから起き上がる)
おににゃん → こんにちわ
ちちかか → 抱き上げて窓際に行き、窓から街頭が光ってる様子をみせてください
はちくーじゅ → 階段を上ったり降りたりしたいです
んまんましゃーい → 高い高いしてください
ひゅーん → 押入れの上の段にあるママの服を出したいので、持ち上げてください

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