【一生をかけて追い求める自分の「道」を生きる　５５歳からの自立・自律人生　５５レザレクション（復活）　その３『なぜ55歳でレザレクション（復活）なのか？』】

今朝、「Dearニッポン」というＮＨＫのドキュメンタリー番組を視ました。
カメラが追っていたのは、NPO法人あなたのいばしょ理事長の大空幸星さん。
大空さん現役大学生の23歳。政府の「孤独・孤立対策担当室」設立に一役買った方として紹介されていました。

番組の中で、大空さんが、ある地域の子供たちが集まる場で講演した際に、「大空さんが話していることはきれいごとだ！」と反発を感じる和哉さん（仮名）という19歳の男性がいました。彼は親から暴行を受け、15歳で高校を中退。仕事も不安定という状況でした。

そんな和哉さんに、大空さんは、「それでも、話すこと、頼ることを恥ずかしがらずにやってほしい。かならず受け止めてくれる人がいる。そしてやりたいことがあれば、一度やってほしい。必ず応援してくれる人がいるから！」と返していました。

大空さんのそのコトバを聴いて、自ら和哉さんを応援する大人になると行動したボランティアの男性（片桐さん）がいました。その片桐さんが、語った言葉が、私に響きました。

「（和哉さんが、）『僕人生を諦めているんですよ』といった時、おまえそれは違うだろ！って思った。助けてくれる大人が現れなくて、大人が信用できなくて、ふてくされて、そのまま沈んでいくことも考えられる。それって社会にとって大きな損失だと思いました。もし彼がこれからまっすぐに人生を歩むことができれば、それは価値になる」

片桐さんは、「19歳の若さで人生諦めるってなんだよ！！」と憤りを感じて動いたわけですが、私は、これは若者だけじゃなくて、40代、50代、60代だって人生を諦めて、ふてくされて、その後の人生を沈んだままで終わらせてしまうのは、この社会の大きな損失だと思っているのです。

50代にもなれば、そろそろ後輩に道をゆずるべき時がきたのを自覚することもあるだろうし、また組織のなかで、思ったように活躍できなかったり、不本意な異動があったり、自分を取り巻く環境も、また自分の心情にも変化がいろいろあると思います。でもそれで「あーもう人生後半だから仕方ない」と諦めたり、ふてくされて人生の後半、沈んだままになってしまうのは、私は社会の大きな損失だと思っているのです。

前回のnoteでご紹介した工藤絋生さんは、60歳で大学生と社会人がフラットに対話する場「ジョブヨク」を立ち上げて、10年活動されています。この活動によって、たくさんの歳学生、社会人が「はたらく」について、今までの自分にはない視点や考え方、気づきや発見を得て、変わっていきました。

工藤さんも、40代手前で大手広告代理店を辞めてフリーランスになったものの、会社のブランド・看板を失って仕事をするのは大変だったとお話しされていました。
もし、工藤さんが、その困難な現実を前に、自分には力がないと自分の可能性を諦めてしまったら、ジョブヨクは生まれなかった。そして、工藤さんの周りで「働くこと」に楽しさや希望を見出す若者や社会人は広がっていかなかった。これは社会的に大きな損失ですよね？

反対に、すべてのミドル・シニアが、いくつになっても自分の可能性を諦めず、自分の心が向かう方向に正直に、イキイキと生きていたら、社会はもっともっと良くなると思うのです。

だから、自分も含めて、ミドル・シニア世代が、いつも諦めない人生を送る。そのためには、55歳からは、一生をかけて追い求める「道」をもっていることが大事なのでは？と思うのです。

昨日、私のＦＢグループ「ミドル・シニア世代のチャレンジを応援する会」のFBライブで工藤さんにインタビューをしたのですが、工藤さんが、ジョブヨクという「道」を見つけられた秘訣はなにか？とお伺いしたら、

「人と出会う。本と出会う。そして旅に出ることかな。」とおしゃっていました。興味を持った人にあったら、すぐにコンタクトを取る。そして直接会って話をする。そこから何かが始まるとおっしゃっていました。

実は、先に紹介したNHKのドキュメンタリーで19歳で「人生諦めている」と言っていた和哉さんも、片桐さんとの出会いによって変わり、そしてこんな言葉を片桐さんに伝えていました。

「人と出会って、会話して、自分の何かで人に何かを与えられたらいいなと思っています。」

周囲の大人を信じられず、心を閉ざし、ふてくされていた若者が、本気で手を差し伸べた片桐さんとの交流によってこんな言葉を発したシーンは感動的でした。

「人と会って、会話して、自分の何かで人に何かを与えられたらいいな」
この和哉さんのシンプルな一言に、人が一生をかけて追い求める「道」をみつける入口があるような気がしています。

コロナで人と会うが簡単ではなくなったけれど、これからは、またリアルで人と会うというのが大事になってくるような気がしています。ＳＮＳで人とつながるのが簡単になり、コロナでオンラインでつながることが簡単になったことで、人とつながることの障壁が低くなった。でもその中で、あなたがリアルに会って、話をし、そして何かができたらいいなと思える出会いを得ることが、大事なことなのかなと思いました。

このnoteの読者さんともお会いできたら嬉しいな。

よかったら、ＦＢグループ「ミドル・シニア世代のチャレンジを応援するグループ」
https://www.facebook.com/groups/2253221061448053
で、「道」をみつけ、生きる仲間になってください。

尚、大変お手数ですが、ＦＢグループに入るには、ＦＢメッセーンジャーで私にメッセージいただければと思います。メッセージをいただけない場合にはＦＢグループに入れない場合がありますのでご了承ください。

工藤さんが開催しているジョブヨクの開催のお知らせはこちから。

http://job-yoku.net/?fbclid=IwAR11v-t98_EShakQ-W644ojNRX30HDlAHCoCT3MpV-Xy_I2n-YbjIoHs6iY

P.S.

①方眼ノート１Dayベーシック講座
私がまさに今はまっているノート術。課題を解決し、欲しい結果に自分で自分を導いていくことができるノート術です。是非手に入れて人生にイベントを起こしていってください！
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④私は「ミドル・シニア世代のチャレンジを応援するグループ」をつくって。いくつになってもチャレンジする仲間を応援しあって、チャレンジし続ける人生を送りたいと思ってつくりました。もしよかったら是非仲間になってください！　
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非公開グループなので、入る時には、メッセージにnote読みました。と私にメッセージをくださいね。申請だけですと、入れないことがあります。