【40代・50代がやりたい仕事を手に入れる方法 その19】 『幸運学』の学びから
「人生にイベントを興す」イベントファインディングコーチの山田育子です。
1.限られた時間をどう使うのか? それが戦略
今月(6月)から、中小機構TIP*Sが主催する、『幸運学』の講座を受講しています。そもそも”幸運”という、何かつかみどころのないようなものを”幸運学”という学問にして、早稲田大学ビジネススクールの教授である先生(杉浦正和さん)が一体何を教えてくれるんだろう? そんな興味だけで受講を決めました。(笑)。
テキストは、杉浦先生の著書『~不確実な世界を賢明に進む「今、ここ」の人生の運び方~「幸運学」』です。この本は「未来開拓」「関係構築」「意思決定」「自己管理」の4章からなるのですが、1回の講座で1章ずつ杉浦先生と受講生が対話を深めていく形で進みます。
前回の講座は、3章の「意思決定」がテーマでした。講座の中で「意思決定」と「戦略」の話になったのですが、先生が突然熱を帯びた声で、こう語られたのです。
「限られた時間をどう使うのか?それが戦略です。平均寿命を考えると、私にはたったもうたった19年しかないんです。その時間をどう使うのか?」
この発言が、私の胸に刺さりました。人生には限りがある。それはどんな人にも平等です。その限りある時間を、本当に自分の「欲しい結果」に向かって生きるのか?そうでない人生を送るのか?そんな“問い”を自分に突き付けられているような気がしました。
自分の限りある資源=時間をどう最適配分するのか?つまり自分の人生の”戦略”を立てることの重要性に気づかせてもらった瞬間でした。
2.限りある資源(時間)の最適配分が、意思決定の戦略なのであれば、まず「可能性の対話」から
昨日、兄に会って話す機会がありました。兄は大企業で定年を迎え、再雇用契約で働いています。現在、兄は父が遺してくれた田舎の土地のことでいろいろ調べたり、動いてくれているのですが、休日を使って自主的にいろいろ動きまわってくれている兄の姿をみて、「もしかしたら、ここに兄が新しい世界・人生を切り拓くヒントがあるのでは?」と思って、「お兄ちゃん、あの土地で何か地方創生的なことをやってみたら?」と提案をしてみました。 兄は、「まったく知識も経験もないから、そんなことできるわけない!」と笑っていました。
でもそれは本当でしょうか?
もし、自分にとっての「人生の限りある資源(時間)の最適配分」を決めるのであれば、一度「できるわけない」ではなくて、「できるとしたら?」で考えてみたらいいのではないか?と、私は兄と話していて思いました。
私自身、会社員時代は、「イベント業界」に身を置いていました。会社解散で思いがけずフリーランスになった時には、その延長線上でしか自分のキャリアづくりは考えられなかった。でも、ちょうど震災があったりして、"人生には限りがある”とか、”明日何が起こるかわからない”ということが、私の無意識に刷り込まれていたのかもしれません。ある時ふっと、「残りの人生をどう使うか?」という視点で考えてみたんです。
そうしたら、「何か自分の仕事で、少しでも社会課題の解決に近づくことができたらいいな」と思いました。そしてその時、自分の目の前にあった一番身近で、心が動いた「社会課題」が、「ミドル・シニア世代のキャリア」だったんです。
自分も含めて、自分の周りの40代以上の人たちのなかに、自信をなくしたり、自己肯定感が下がっている人たちが多いことに気づき、様々な経験・知識をもったミドル・シニア世代こそが、何かその知見を社会に還元し、自信をもって、ワクワクした人生を自ら切り開いていっている それが当たり前な世界をつくろうと思ったのです。
もし、私が、自分の心の声に蓋をして、過去に経験や知識がないからといって諦め、何も行動していなかったら、今の私もありません。
だから、私は言いたいのです。
あなたの限りある時間をどう最適配分するのか? その戦略を立てるのであれば、
① 一度すべての枠をはずして、「理想の未来」を描き、どうなったら最高に幸せか?をイメージする。
② そうやって理想の未来に向かっている実践者を見つけて、アドバイスを受けてみる。
③ 自分には思いもつかない発想をしてくれる仲間と話をする。
この3つを意識してやってみてはどうでしょうか?
自分のことは案外自分では見えないもの。「自分には無理!」と思っているようなことが、案外周囲の人からみたら「え?こうやればできそうじゃない?」と思えたり、自分には思いつかなかったような発想や方法を他の人から学べたり、自分だけではできなくても、仲間を得ることで走り出すことができることもたくさんあると思うのです。
限りある人生の戦略を立てるなら、自分一人で考えるのではなく、「こういう生き方いいな!」と思える仲間がいるコミュニテイーに属して、メンバーの人たちと話したり、「できるとしたら?」で考える習慣をつけるなどして、”可能性の対話”をしていくことが大事なのではないでしょうか?
3.「運」をコントロールする。
杉浦先生の『幸運学』の本の序章に、「運」には「自分でコントロールできない運」と「自分でコントロールできる運」がある。そして自分でコントロールできる運にも2つある。それは「開発できる運 機会(オポチュニティー)」と「管理できる運 確率(プロパビリティー)」と書かれています。
限りある資源(時間)の最適配分を考えるのなら、いかに「自分でコントロールできる運」をよい方向にもっていくかが大事ですよね?
そのためには、いかに「機会を開発」し、「確率を高めるか?」。だとしたら、自分の枠をはずして、あらゆる機会を「できるとしたら?」で考え、可能性の枠を広げていくほうが、バッターボックスに立てる機会も多くなり、バッターボックスに立てるチャンスが多ければ、うまくいく確率も高まっていくのではないでしょうか?
あなたの限りある資源(時間)を、あなたはどう使っていきますか?その戦略を立てていますか?
私は、40代・50代以上の方がワクワクした人生を送る一歩を踏み出すためのセミナーを行っています。8月まで日程を置いていますので、是非ご参加ください。
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