陸前高田修学旅行2023🚌
神奈川県川崎市にあるプロサッカークラブ、
川崎フロンターレのジュニアメンバー、中学1年生19名、コーチ3名が本日(7/27)より29(土)までの日程で宮城県陸前高田市に行っています。
「フロンターレアカデミー陸前高田修学旅行&交流試合」という活動だそうです。
活動の目的としては、東日本大震災のことを知り、震災後からすぐに交流が始まった陸前高田市と川崎市の繋がりを体感し、将来各々がトップチームに上がった時、主体的に陸前高田との交流ができるようになること。トップチームに上がらず、他の道に進んでも、今回の旅行の経験から震災や支援について、人や地域との交流に積極的に関われる事になることを目的としている。
私も今朝、フロンターレのプロモーション部の方のTwitterをみて初めて知ったことだが、
「素晴らしい活動」✨の一言に尽きます。
https://www.frontale.co.jp/info/2023/0717_14.html
そもそも、サッカーをやるために入ってきた少年少女が、サッカー以外のことを学べる、体験できる、しかもまだ中学1年生で。フロンターレアカデミーに入れた親御さんたちはこんな体験をさせてもらえるなんて考えていただろうか🤔いやいや、私の方がフロンターレに対しての無知で、こういった活動があるからこそフロンターレアカデミーに入れたという親御さんもいるかもしれない。
とにかく、私はこういった活動があるからフロンターレを愛してやまないのだと思います❤️
三つ子の魂百までと言いますが、若い時に色々な経験をさせるのは大人の役割だと思います。まだキャンバスが真っ白な状態の小中学生の頭の中や心、身体にどんな絵を描かせるのか、でも彼らはまだ子どもで、それをアシストするのは大人の役割。そのアシスト、ガイド次第で子供は無限の可能性を得ることができます。
サッカー、野球、体操、水泳、スポーツの世界に羽ばたくのか、国語や英語、歴史、地理、天文、化学、はたまた農業や漁業、林業、子どもたちの迎えるであろう世界は、その子供たちの努力と技術、そして忍耐力、何よりもやりたいという好奇心でやりたいことを突き詰めていけるような選択可能な世界であってほしいと思います。
今回のフロンターレアカデミーの旅は、参加した一人一人の学生の心に残る旅になると思います。それを一時的に忘れるかもしれないけど、ああ、あの時陸前高田行ったなあ、とか震災遺構を見たり陸前高田の人との交流は必ず将来に活かされるものだと思います。
サッカーだけに囚われず、人としてどのように成長していくか、どんな人間になってほしいかということを考え、それをするにはでは具体的に何をすれば良いのか?
正しくマジカルバナナ🍌的な発想で具体的な行動に移している川崎フロンターレは本当に素晴らしいチームだと思います。
マジカルバナナ🍌的発想とはサウナブロスを参照してください🤭
https://saunabrosweb.jp/regular_kikauyaamano_1-2/2023/07/26/
個人的な話しですが、東日本大震災の時私自身は大きな病気を患い、何もできずにベッドの上で震災のニュースを観ていました。色々な縁で川崎に越してきて、川崎フロンターレが震災後も陸前高田との交流を続けていると知り、私も当時は何もできなかったけど、何か自分でもできることがあるのではないかと思い、とにかく現地へ行ってみようと、宮城に住む友人にその話しをしたら、ぜひ一緒に行こうという事になり昨年の5月に陸前高田と東北の旅が実現しました。
行って何をした訳でもありません。でも、行ったからこそ得られる体験は確実にありました。
その友人とも定期的に連絡は取りあっているのですが、今年の夏もまた陸前高田に一緒に行くことにしました。今回はさらに深く陸前高田の町や大船渡、気仙沼などもじっくりと歩いてみたいと思っています。
支援って、困ってるから、やってやるんだとか、助けてもらうんだとかではなく、お互いの興味関心を持つことから始まり、何気なく、何となくから始まって、何となくああ、今日も良いことあったな、とか、ここで助かったなあとか、そういう自然に生まれていくものだったら、もっと世の中が暖かな世界になっていくのかなあと思います。
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