夏休みが終わる
リモート演劇、とか、オンライン〇〇とか、いろいろみてきた2ヶ月だったのかなと思う。
まぁ好みのものしか見てないんだけど。
もちろん自分の仕事もあって、あれ、これ全部在宅でやったら美術なんていらなくなっちゃうんじゃ?とか思ったりもしたんだけど
やっぱなんか違うんだよなー
例えば、大好きな劇団の、自分の中でずっと生き残る演劇があるんだけれど、映像で配信をしてくれて、もちろん深くはあるんだけど、当時観た時ほどの苦しさはなくて
(今の自分について考えるきっかけになったので今観たことにも素晴らしい意味があったと思う)
映画を観ても感動はするけど薄いというか、浅いというか、消費感が、そう、消費感があった。
そして今日、大好きな作家と大好きな役者の朗読があって
音声はないんだけれど
聴こえていないのに聴こえる瞬間は確かにあって、心が震える瞬間も確かにあったんだけど
これを劇場で観られたらなという気持ちが残ってしまった
想像には難くなかった
舞台の上に、スポットライトだけで十分。
これまで観てきた色々な芝居や映画を思い出して切なくなってしまう
同じものを観ても全然違う
鮮烈さが
とにかく劇場で感じたい。
とにかく劇場で感じたいんだなと思って、文章に書きたくなった。
紙の日記帳じゃなくてね。
はやく、劇場で会える日が来ますように。