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Depersonalization 人格解体 配信後記


人格解体とは

クトゥルフ神話TRPGを優しめにしてPCゲーム化した様な作品
TRPGライクなゲームであるので勿論、探索者の作成やダイスロール等の要素がある
以下、steamのストページより抜粋

DepersonalizationはCOC風のRPGです。TRPG!ダイス!クトゥルフ!バッドエンド!多分岐!ゼロから始まる異世界!
ゲームは複数のモジュール(注:シナリオ)で構成されており、それぞれに複数のエンディングと分岐ルートがあり、多様でテーマのある世界の構築を目指しています。
プレイヤーはさまざまなキャラクターを作成し、自由な探索、調査、推理、選択などのアクションを通じてストーリーを進め、最終的にエンディングに到達します。

前書き

筆者が初めてCOCTRPGと言う物に触れたのは、今から9年前にニコニコに漫画家のともつか治臣氏によってアップロードされた「汚っさんの備忘録」というCOCのリプレイ動画である

ともつか治臣氏は現在、「令和のダラさん」という漫画を執筆しており、多忙であるため、氏が現在進行中のCOCシナリオ群、「エトランゼマトリクス」は一時中断状態にあると思われれる
早く続きが見たい…

筆者がCOCTRPGをいつかやってみたと思うようになったのは、ともつか治臣氏のリプレイ動画ともう一方のリプレイ動画がとても面白かったからである
それは久海夏輝氏のリプレイ動画である「うごクトゥルフ」だ

ともつか治臣氏のリプレイ動画群が面白いのは言うまでもないが、久海夏輝氏のうごクトゥルフは動画として演出が凝っており、PL(プレイヤーキャラ)の立ち絵が良く
故にうごクトゥルフ
言うまでもなく両方面白いので気になった方は動画を視聴!

他にも影響を受けたリプレイ動画はあるが代表的なのはともつか治臣氏の物と久海夏輝氏の物である

ちなみに筆者のクトゥルフ神話知識としては、筆者の前職時代、本当はダメだし勤務怠慢と上司に受け取られても文句は言えないのだが、現場が休みの日や夜勤の深夜などの手持無沙汰な時間に、創元推理文庫が翻訳して出版しているラブクラフト全集を7巻発行されている内、5巻までは読んだ…程度である…しそれも昔の事なのでもうすっかり話の仔細は忘れている

それからというもの、漠然とCOCTRPGをやりたいという気持ちばかりがあり、しかして筆者の友人や先輩、上司はそういう物に興味がない人が多かったので機会に恵まれなかった
ネットで参加者を募り、KP(キーパー、GM、ゲームマスターとも言う。PLがプレイヤーならKPは進行役、ストーリーテラーの様なもの)をしてくれる人を探してオンラインセッション…という方法も勿論取り得る方法だった…のだが、その時はその考えに到らなかったし、昔の筆者は今よりもっと酷いコミュ障だったので、無理な話であった

人格解体との馴れ初めとゲームプレイまで

2020年某月某日…人格解体がsteamでリリースされる
その時はまだ人格解体の事を知らず、存在を知ったのは確か2022年くらいだったと思う
10数年COCをやりたいという気持ちを燻らせていた筆者は、即購入した…のだが、対応言語には日本語が無かった…
時は流れ1年後、2023年の某月、配信者として活動を始め、次にやるゲームをsteamのライブラリから探していた時の事、ふと、人格解体がどうなっているのか気になり見てみると…なんと人格解体日本語化MODなる物があるではないか!
本ゲームはとにかく分岐や文章量が膨大にあり、且つ完全個人製作の翻訳MODという事もあり、翻訳の進捗は良くはなかったが早速導入した
しかし、配信でやりたかったゲームであったとはいえ2シナリオだけやって、ハイ終わり、では配信する側としても視聴者側としてもどうなのかと思い、躊躇していたところ、steamのガイドにUnity製のゲームならGoogle翻訳やDeepL翻訳が対応している言語なら何でも翻訳しちゃうツール
「XUnity Auto Translator」なる物を見つける
導入は簡単で少し設定ファイルを弄る
Google翻訳を使うか、DeepL翻訳を使うか設定する
後は機械翻訳とは言え英日翻訳は勿論、中日翻訳までほぼ何でも翻訳してくれる…のだが、筆者は正式版の7つ目のシナリオが、この記事を執筆している時点では、英語に対応していないから(対応時期は2024年末らしい)、だけれども早く新しく追加されたシナリオと刷新されたシステムの人格解体をやりたい事から、中日翻訳でプレイをした
結果を言うとDeepL翻訳を使っての(グーグル翻訳でも同じかもしれないが)プレイは人名がおかしくなったり、シナリオの名前が、例えばチュートリアルシナリオは有志翻訳MODでは「全にして一、一にして全」だったのが「ばんぶつるてん」となってしまっていたり、会話や地の文の意味がよく分からない所はあった、がそれでも楽しくプレイできたことは確かだ

人格解体 正式版 配信(ゲーム実況の意)

人格解体の配信自体は、正式版以前に2度、1度目のアーカイブは諸事情で消してしまった
2度目の配信はアーカイブは残っているが、NTTインフラの大規模不具合の為、配信中に突然ネットとの接続が切れたのもあり…その時やっていたシナリオのBGM演出面で視聴者から不満の声が上がったのもあり…そもそもまだアーリーアクセス版でシナリオも全て実装されていない状況だったので、2度目の配信は途中で中断している

時は2024年8月9日、遂に正式版がリリースされアーリーアクセスを抜けた
のだが、現在実装されている7つのシナリオで終わりではなく、開発チームが休暇を取った後、開発を再開し、8つ目のシナリオを追加するらしい
加えて、今後のアップデートでオンライン対応、恐らくオンラインセッションの様なものになると思われる、が追加予定らしい

正式版になり、パッチノートによれば8時間超かかるとされるシナリオが追加されたのもあり、アーリーアクセス版からUIやシステムが刷新されているのもあり、当然、チュートリアルシナリオから始めた

チュートリアルシナリオは作成した探索者ではなく固定の探索者を使用するシナリオでゲームの導入シナリオという事もあり難易度は高くない、が、道中でダイスロールに失敗すると戦闘になるネズミに殺されかけたりもする
このゲームは一部のダイスロールを除いて「幸運」というリソースを消費することでダイスの振り直しができるので「幸運」が余っている時や、どうしてもダイスロールを成功させたい時はどんどん振りなおそう
このゲームは会話や本を読んだり、小イベントをこなすことで「幸運」が少し貰える
チュートリアルシナリオではこの積み重ねが重要
ラストのイベントでダイスロールをクリティカル成功させなければいけないという場面があり、そこそこに調査をして小イベントを起こし、「幸運」を取得しておくのはチュートリアルシナリオでは重要だった

チュートリアルの話としては、(このシナリオともう1つのシナリオは日本語訳されているのでそれでやれよかったのだが…)ヨグ=ソトースとアフォーゴモンと銀の鍵が人の形を持ったもの?(翻訳ではスターキーだったが)がどうのこうの…
よく分からなかったというのが本音です
以下は話が理解できたものです

スカイデネット

商人(だったか…?)のカーター氏から身辺警護の依頼を受ける
氏はスカイデネットという宝石を手にしておりそのお披露目会を開くのだが、最近、氏の周辺では不可解な事が起きておりその調査と警護を頼まれる
調査を進めるにつれてカーター氏がティンダロスを恐れているのが彼の邸宅を建築した建築家との会話で、カーター氏が角の一切ない曲線で構成された部屋を所望していたことからわかります(ティンダロスは部屋の角から現れる神話生物なので)この事からカーター氏が未来や過去など、時間に干渉していたことが分かります
アーリーアクセス版では見逃していたのか、正式版で追加されたのか、当シナリオで仲間に加わるキャラの描写が増えていました
加えて確実に追加があったと確信できるのはシナリオ進行のフラグ関連で、アーリー版では何もしなくとも適当に歩き回っていればシナリオが進んでいたのが、しっかりと話を聞いて回り、イベント進行フラグを回収しないと恐らく、次のフェーズに移る事が出来なくなっているかも
確認不足だが、与えられた客室のベッドを調べる事で次のフェーズへ移行できたかもしれない

このゲームは多くの分岐と多くのエンディングがあり、例えばカーター氏の邸宅から出ていって調査を放り投げると言ったエンドもあります

筆者が配信で到達したエンドは時間を超えて他の時代へ逃走しようとしていたカーター氏を止めようとするが、ティンダロスの介入があり、結果、ティンダロスにカーターが殺されてしまって、その後、探索者一行とティンダロスの戦闘があるのですが、恐らく勝てない戦闘だと思います
一応、どのバージョンからか、ボス戦では戦闘中でも、一見無理に見えるような状況を打開するためのアドバイスが見られるようになっていますが、この機能のことをチュートリアルでアフォーゴモンと戦った時に使用してから、スッと忘れておりティンダロス戦でどうすれば勝てるのかのアドバイスは見れませんでした、が恐らく負けイベントでは無いのかなぁと思っております
2ターンに1度3~6点のHPダメージを3回与えてきたり全体攻撃してきたり、前のターンで魔術ダメージを受けていなかった場合そのターンに10点HPを回復するHP120の神話生物に勝てるわけないだろ!いい加減にしろ!

無事ティンダロスに敗北した探索者一行は突如現れたアーナン、もしくはアナン(チュートリアルの探索者、シルバーキーだか、銀の鍵だか)の介入によって、すんでの所で一命をとりとめる

シナリオ中に小イベントをこなしていればアーティファクトが手に入り、以降のシナリオでは最低1個探索者に持たせてシナリオを開始できる
書き忘れていたがチュートリアルシナリオでも強力なアーティファクトが手に入り…というか多分手に入れないとアフォーゴモン戦で勝てない

タウンゼントへようこそ

探索者は休暇のために列車に乗っていたが、突如意識が遠のき、目が覚めた時にはタウンゼントという町の旅館のベッドでした
HPは1まで減っており骨折のデバフもついており…
状況を確認するために1階へ降り、そこにいた女将に話しかけるとスープを作っており、しかし明らかにそのスープは尋常なものではない…
女将は是非スープを飲むよう勧めてきますが…
探索者の特性によって選択肢がロックされている場合があり、それを押してでもその選択肢を選びたい際はいくらかのSAN値を消費する必要があります
いいえ、私は遠慮しておきます。とはいかず探索者の特性とその時点での探索者のSAN値を鑑みてスープを飲みました…するとHPが全回復しました、が骨折まではさすがに治らず…

そうこうしている内にローブ姿のおじいさんが店に入ってきて探索者と会話することになります
するとこのタウンゼントという町は白い霧に町の外周を覆われており、霧を超えて町から脱出することはできないそうです
しかしおじいさんはこの町を出ていく方法を知っていると言います
その方法を教える交換条件はホーンという男を連れてきて欲しいという物でした

突然、黒い服青い髪の男が店に入ってきます
その男こそがホーンであり、彼は突然おじいさんに銃を発砲、殺してしまいます(と書きましたが選択肢次第ではホーンと戦闘に入り勝利することでその凶行を止める事が出来るかもしれません)
ホーンが言うにはおじいさんはタウンゼントという名であり殺しても今日が終わり明日になるころには町の全てが元に戻っているから大丈夫…らしい
つまり町全体が時間の牢獄に閉じ込められているという事です
この辺は記憶がおぼろげで良く思い出せませんがタウンゼント氏の動向を探る為、町の北にある邸宅(氏の邸宅ではない、なんで?)に行くことになる
女将がフラフラと外に出て行ったので後を付けつつ町の南へ、そこにある下水道への入り口でホーンと再会します
直接町の北に行かなかったのは、行かなかったのではなく行けなかったから
町の北、タウンゼント氏の邸宅周辺にはライアンという保安官が怪物に変化してしまったものが徘徊して警備しており、常人ではライアンに敵わないからです(戦闘の面の話をすると一応勝ち筋はあるらしい)
下水道を抜け、辿り着いたのはある少女が住む邸宅、その少女の部屋にアロマキャンドルが置かれており、近づくと意識を失いかけます。なぜこれがここにあったのかよく分からなかったです
少女と会話すると、彼女こそがこの町の時間ループの原因であり、このループを終わらせるために殺してくれと頼まれます
ホーンはこの時間のループに辟易しているようで彼女を殺して解決するなら、と殺そうとします
ここ彼女を殺してしまうとバッドエンド行です
ホーンと対峙し、話術による説得か、武力による説得か、探索者のスキルが振ってある方で対処します
どちらの選択をとったにせよ説得に応じたホーンは保安官のライアンが務めていた警察署を調べようと言います
時間が遡り旅館のベッドで再び目を覚まします
部屋を出ると女性の悲鳴が聞こえ、1階へ降りるとタウンゼントが女将に何かしています
それを割って止めようとするのですがタウンゼントが取り出したアロマキャンドルの匂いを嗅ぐと体から力が抜けてゆき、意識を失っています
気が付くと警察署に来ており中に入るとベンチで寝転がっているホーンが
さっさと情報を探そうぜという事でさっそく警察署内での探索が始まります
ここでとある場所で手に入る「ライアンの鍵」という物を持っていれば最速でこのシナリオで最も頼れる武器であるライフルが手に入ります
これが無いと最終局面がちょっと辛い

デスクを漁ったりしていると(何の情報だったか忘れたが)情報を手に入れる事ができ、話が進む
探索者が捜査している間ホーンが何をしていたのかというと以前押収されたものを取り返していた
情報を手に入れるとホーンは足早に警察署を後にしようとしてしまう
のだが、入口にて名状しがたい生物とホーンが鉢合わせているのを目撃し戦闘に入る
ライフルが手に入っていれば掃射で全体攻撃をしても良いし、射撃にスキルを振っていないなら別の方法で、ホーンの所持品に高性能な手榴弾があるのでそれを投げて高乱数を引けば一撃で戦闘が終わったりもする
窮地を脱した探索者とホーンは手分けして町中を探索し情報を集め、収集が終わったら町の南の下水道入り口で待ち合わせをすると約束した
ここからがこのシナリオの本番で、しっかりとフラグを回収しないと下水道でホーンと再会した後のイベントでバッドエンド直行である

下水道入り口でホーンと再会するとタウンゼントがライアンを伴って町の南に現れる
バッドエンド行のフラグを回避しているとライアンとの戦闘になる
ホーンが戦闘に参加している(自作の探索者3名でパーティ枠を埋めていた場合はどうか分からないが)のでホーンが持っている火炎瓶や高性能手榴弾で大ダメージを与えつつ、敵の行動をしっかりと見極めていけば楽に倒せる
ライアン撃破後、タウンゼントはどこかへ行っており、突如として地面が裂け、地下の空間へと落下してしまう
地下の空間には巨大な蜘蛛の巣が張ってあり周りには警察署で遭遇した怪物が4体、射撃にスキルを振っていて警察署でライフルを手に入れていれば掃射による全体攻撃を2回ほどすれば簡単に倒せる
というか、正式版になって探索者を2名までシナリオに同行させることができるので、メインの探索者が戦闘技能にあまりポイントを振っていなくても残り2名が戦闘系の技能持ちなら簡単に倒せる
アーリーアクセス版では探索者を同行させるシステムが無かったのでこのシナリオにおいては射撃スキルが高い探索者が推奨されたし、警察署でライフルを回収しておくのがマストとなっていた

周囲の怪物を撃破後、奥にある祭壇に、探索で手に入れられていれば、とあるアイテムを使用することでメインの探索者が呪文を覚える

祭壇で何をしたのか…覚えていないが、何かをしたらたぶん…アトラク=ナクアかな?が顕れてなんか話して探索者の命は見逃して貰えた…という事しか覚えてないです…配信アーカイブを見ればわかるかもしれないけど中日翻訳の精度あまりにもアレなので見返しても分からない可能性はある

その後、いつもなら時間のループの始まりは旅館のベッドであったが、町の北の少女の邸宅の前で目を覚まし、彼女を訪ねる事に
彼女の部屋に入ると彼女は既に神話生物へと半分変化しており、やはり殺してくれと頼まれる
彼女の意に反し殺さないことを選ぶと何故か(翻訳の都合でよく分かっていない)戦闘になるがほぼほぼ勝ち目がない
スカイデネットのティンダロス程ではないが相手は神話生物なのですごく強い
意志力対抗ロールで成功すると探索者のSAN値を削ってきたりする
筆者はおとなしく彼女を苦痛から解放させてあげて時間のループからタウンゼントの街を解き放った

ムーンシェイドモノリス

今までの探索タイプのシナリオとは違い、全編テキストベースのシナリオ
故に、せっかくリッチなドット絵の立グラが用意されていたとしても、MODで好きなキャラクターの立ち絵や顔グラを用意していたとしても、それらが表示されるのはシナリオ中数回しかない戦闘時
顔グラなら探索者が喋っている時は表示されるが…
視聴者から苦言を呈されたシナリオ、その所以は、シナリオ開始時からずっと、要所は別のBGMが流れるが、視聴者曰くドゥンシャカBGMが濫用されていることから
他のシナリオでもこのドゥンシャカBGM自体はあったが要所で雰囲気を変えるために使われていたのに対して、このシナリオではほぼずっとこのBGMが流れている
加えて、中日翻訳(以前配信した時は英日翻訳だったが)の意味不明さも相まって頭が痛くなると視聴者には言われていた、が機械翻訳による意味不明な文章とドゥンシャカBGMが恋しくなってしまうというのは視聴者の談だ

ある研究施設で事故が起き、それを鎮圧するために特殊部隊が編成され、探索者はその顧問として部隊に同行する

ぶっちゃけるとこのシナリオは本当によく覚えていない

研究所を探索し、分かったことは、そこで超常なる存在がどこかから現れ、研究所にいた人間はほぼ皆殺しにされていたという事
奥に進むと名状しがたい存在の襲撃を受ける、もクトゥルフは漁船で倒せるくらいなので、それ以下の存在は銃で撃てば死ぬ
襲撃を退け調査を続けていると、そこで働いていた女科学者が事件発生後から今までずっと隠れていたと言い、姿を見せる
その科学者の話を聞くとこの研究所を襲った怪物は研究所の中心にそびえたっている黒い塔から現れているようだった
黒い塔へ近づき何事かしていると、なんやかんやあって場面転換
気が付くと砂浜に横たわっており隊員の姿も見当たらない
無線機を使い同行していた隊員と連絡を取ろうにも不通
砂浜を歩き、程なくして隊員の一人であるハーキンスに出会うが、彼の様子がおかしい
正気を失っており、致命傷を負っているようだった
瀕死の彼と話すが、程なくして彼は「私はあなたを助けるよ」と言い遺し、息絶えてしまう
生死不明の他の隊員を探すべく砂浜の背後にあるジャングルに足を踏み入れ探索を開始する
程なくしてハーキンズの生首の様なものを見つける
それは生首であれ、姿かたちは人間だった彼とは違うとはいえ、正しくハーキンズであった
そのハーキンズはまるで意味の分からない事を喚いている
しかし、探索者に害を与える気は無いようだ
ただでさえ機械翻訳で意味が解り辛い上に狂人キャラが出てきたものだからこの生首ハーキンズの言ってることは本当によく分からなった
生首ハーキンズとジャングルを探索していると
研究所で襲ってきた怪物と同じ怪物2体に襲われる
辛くも撃退し安堵…という心の隙をつかれ3匹目の怪物に襲われるが…
STRにして18はありそうな謎の人物からの槍の投擲にて怪物は絶命、探索者は一命をとりとめる
ジャングルの茂みから現れたのは2mはあろうかという背丈の大男であり探索者は彼との対話ができるか試みる
彼は(翻訳でかなり名前にブレがあるが)マニニトゥエと言うらしい
言葉こそ通じるが彼が話す速度はかなり遅い
しかしこちらの言う事は理解しているらしく探索に同行してくれるようだ
マニニトゥエに隊の衛生兵であるヘレナの特徴を話し、見かけていないかと問うと、沼地の方へ行ったとの事だった
沼地へ行き、ヘレナを見つける事が出来たが、彼女は錯乱していた
技能を駆使して彼女をなだめると、彼女は外見こそヘレナだが、人格は研究所で仕事をしていた男の物だった

この辺よく覚えていないので適当に書いてます

しばらくその男と会話をするとヘレナをよろしく頼む、と言って人格がヘレナに戻る
正気に戻ったヘレナは探索に加わり、ゲーム的に言うとヒーラーが加わって嬉しいヤッターという事です

ジャングルへ戻り、島の中央にそびえたつ研究所にあったものと同じと思われる黒い塔まで行くべく、山を登り始める
中腹には明らかにマニニトゥエの様な文明レベルの人間の手によるものではないキャンプが設置されており、そこに置いてあったコンテナにあるマークからこのキャンプは研究所の人間が設置したらしいものだと分かる
キャンプを調査するとそこにあった手記から、キャンプで何かをしていた科学者とマニニトゥエは「友人」と言える関係であったことが分かる

黒い塔がこの島と研究所のあった現実世界を結ぶポータルだという情報もここで手に入ったかもしれないがよく覚えていない

一行は黒い塔を目指し山を登り続けるが、道中でマニニトゥエと同じ部族と遭遇する
前回の配信ではダイスロールに失敗して戦闘になっていたが今回は成功したので戦闘を回避した
さらに進むと銃撃による奇襲を受ける
ダイスロールに成功し射撃から身を躱し、射撃の主の元へと距離を詰めると、そこには部隊長のバードがいた
彼もまた正気を失っており、彼の中では今まさに戦闘が起こっているらしく、どこにも通じない無線機を使い、本部へ救援要請を繰り返していた
先程立ち寄ったキャンプに落ちていた名誉勲章を彼に見せ、命令を言い渡すと、彼は未だ狂気の中にありながらも探索者一行に同行してくれた

そして山頂に辿り着く
山頂には隊員の一人である(このキャラは特に翻訳がおかしく、正式名称が分からないので配信アーカイブで確認できた名前を記す)オーリスと出会う
彼もまた精神に何らかの影響が出ている、とはオーリス自身の談だが、傍目には正気に見える
オーリスも一行に同行することになった
山頂には洞窟があり、よく調べるとその奥には死体がある
さらにその死体をよく調べるとマニニトゥエの友人であった研究者だという事が分かる
マニニトゥエに友人の死を伝えるか伝えないか…
伝えて何の変化があるのか伝えないことで何の変化があるのかは不明
筆者は伝えた
洞窟内部には穴がありそばには滑車付きのロープがある
これを使って山の最深部へ行けるようだ
一行は最深部へと踏み入る

山の最深部であり最下層、その中心には黒い塔の根元があり根元には石造りの祭壇があり研究所で出会った研究者が部族に生贄にされかけていた
それを止めるためにオーリスが一行から脱退
探索者一行も部族と戦闘となる

探索者は戦闘特化に作成されていて近接戦闘、射撃共に限度いっぱいまでスキルを振っており、ダメージボーナスにもいくらかポイントを振っていた
シナリオに携行していくアーティファクトとしては、全にして一、一にして全、で手に入るアリアの銃とレチタの杖、加えてタウンゼントへようこそ、で手に入るカダスの誓い(スピード+40、呪文ダメージを3点減点)を装備しておりレチタの杖はそこそこのダメージを出しつつダメージボーナスも乗り、尚且つSAN値を5点消費で詠唱できる呪文を装備中は使えるので物理攻撃が効く敵には殴り、効かない敵には呪文、といった使い分けができ、チュートリアルで手に入るアーティファクトとしては抜群に使いやすい

敵は3人、2人は特記する事は無い部族でもう一人は装甲持ちのHP20超えの敵だったが、探索者があまりにも殴りに秀で過ぎていて、バードには装甲が8だったか12だったかあり、敵を惹きつけるをバードに使わせておけばほぼパーティに被害が無く、加えて衛生兵のヘレナがいたのでさもありなんという感じでした

女研究者に凶行を働こうとしていた部族を撃破
なんやかんやと会話があり、女研究者がオーリスに黒い液体を注射する
ここまでで書いていなかったが黒い液体はこの島の怪物由来の物質であり…
注射をされたオーリスは翼を持つ怪物へと変化を遂げ、怪物化したオーリス+女研究者との戦闘になる
女研究者はHPが低いが、萎縮というぶっちぎりで強い呪文を詠唱していたので探索者で先手を取り殴り殺したところ、オーリスが発狂強化され、ボス戦のアドバイスを見たところ女研究者が先に倒れるとオーリスが強化される旨が書いてありました。後の祭り
発狂強化と言っても勝てないほどでは無く、辛くも勝利

最終局面で、どこかのタイミングで手に入れていた黒い塔に仕掛けられた爆薬を起爆する発破装置を使ってこの小島から怪物が現実世界へと出ていかないようにするか、黒い塔のポータルを使っておとなしく帰るかという選択肢がありました
勿論、セーブしてから、現実世界へ帰れなくなる塔の爆破を選んだところマジモンの神話生物が出てきて鏖殺されました。一応ボス戦のヒントを見たら撃破できるように出来てるようですが、その時のメンバーでは無理でした
という訳でおとなしくポータルを通って現実世界へ帰還
今後は彼の世界からの侵攻が無いよう祈りながら生きるという、たぶんノーマルエンドでした


カサンドラの黒いカーニバル

今回の探索はnoteに記載していないシナリオで作成した魔術や探索技能に特化した探索者をメンバーに加えてプレイしている

探索者は友人で刑事であるブルーノから連絡を受ける
彼の住むカサンドラでは不可解な事件が発生しておりこれが過去に発生した事件と酷似しているが、捜査が自分一人では困難なので手を貸して欲しいとの事だった
彼からの連絡を受けカサンドラへ向かい駅のホームへ降り立つ
時はクリスマスシーズン、深く雪の降り積もるこの町の裏で蠢く陰謀を暴くべく探索者は行動を開始する

駅へはブルーノが迎えに来てくれており再会の言葉を交わした後、ブルーノは駅のホームにある小屋へと向かう
そこには老人が住んでおりブルーノと何か話していた
老人の部屋を見て回ると、よく手入れされたショットガンが壁にかけてあり、それを譲ってくれないか?と提案すると、しばしの熟考の後、(ゲーム的にはお金を払って譲ってもらうか交渉技能でダイスを振って手に入れる)いくらかのお金を払う代わりに別のショットガンを譲ってもらえることになった
老人の談では近頃、カサンドラでは怪しい輩が目に付くようになっており自衛のために必要なものだそうだ

駅から出てブルーノの車に乗る、捜査するバーに行く前に立ち寄るところがあったようだ
彼は食料品店に入ってゆき…好奇心から窓越しに中を覗いてみると店の店主らしき女性に小包を渡しているのが見えた
いてもたってもいられず、店の中に乱入するとちょうど彼と店主の女性がキスをしている所だった
お邪魔したかな?
彼女はサンドラといい、ブルーノの恋人の様だ

そして場面は移り今回の殺人が起きたバーへ
バーの中には犯行が行われた時にいた容疑者達が集められており、一人一人聞き込みをすることになる

配信したのはこの記事が執筆されている5日前とか…なのに全然容疑者の名前が頭に入ってきていないので聞き込みの内容と容疑者の名前はここでは割愛

聞き込みを終わり探索者の宿をブルーノが用意してくれていると言うのでホテルへ向かおうとバーを出ると、容疑者のうちの一人、カサンドラを仕切るマフィアのボスであるベンの手下の黒服たちがブルーノの車のそばにいる
どうやら彼らはベンのアジトへ来て欲しいようだが…(確か選択肢で行くか行かないか選べたはずだが、片方の選択肢が探索者の特性でロックされていた)ブルーノと相談し、彼らについていくことにした(ついていくと記載したが、実際は目隠しをされ、連行された形になる)
ベンのアジトにつき目隠しを外される
ベンはブルーノと同じくこのカサンドラを守りたいと考えていると口にし、協力するなら情報を与えると提案するが…ブルーノは乗り気では無いようだ
探索者の特性に利他主義があったのでロールプレイを重視して、ブルーノの意思を尊重した
するとブルーノの手下が立ちふさがり戦闘になる
探索者はレチタの杖での殴りが強いし、ブルーノには老人から譲ってもらったショットガンを装備させ掃射、もう一人の探索者はレチタの杖専用魔術で攻撃で難なく撃破

戦闘勝利後に報酬画面がありダイスロールに成功すると追加で報酬が得られるようだったのでロールをした
ロールした探索者の技能が高かったので成功し+αの報酬を手に入れた…がそんなに必要ない物だった

手下との戦闘を見ていたベンは更に襲い掛かろうとする手下を手の仕草で制する
帰り際に「町長のパドレイグに気を付けろ」と助言をくれ、また目隠しをして探索者が泊まるホテルまで送ってくれた

ホテルでは早々に眠りについたのだが、ドアの外から聞こえる人ならざる者の気配で目が覚め、ブルーノと共に招かれざる来客を迎える準備をする
半分人、半分人外の様な黒いローブの男たちとの戦闘
やることは先程のマフィア戦と変わらず、メイン探索者がレチタで殴りブルーノはショットガンで掃射、2人目の探索者はレチタの専用呪文で攻撃
苦もなく勝利

戦闘後、黒いローブの男たちはホテルの窓を破り逃走、ただし成人男性ほどの重量物が地面に落下した音は聞こえなかった…
ブルーノは直ちに本部へ応援と連絡をし、しばらくしてラックスという刑事が駆けつける
襲撃があり、お客を危険にさらしてしまったことのお詫びか、ホテルからケーキが出される
煙草を取り出しブルーノは思索にふけるが、ラックスが甘いものでも食べろよと言ってケーキを掴み、ブルーノへ手渡す
肺がんか糖尿病か…と言いつつケーキを食べるブルーノ
それからしばらくして…ブルーノが苦し気に膝をつき、次の瞬間には倒れていた
ラックスは至急救急車を呼び場面は病院へ

病院の治療室で治療が施され、病室に移されたが、ブルーノは目覚めない
かなり重篤で危険な状態にあるらしかった
病院にはサンドラが来ており、サンドラからブルーノの手帳を託される
「俺に何かあった時、一番信頼できる人間に手渡すように」と…
手帳にはカサンドラ全域の地図が書かれており、これによって土地勘のない探索者でもカサンドラの調査が出来るようになった

ゲーム的には全にして一、一にして全以来の行動ポイント制、5ある行動ポイントを町のどこに行くかで消費して調査を進めていく
のだが、1日目の調査では行動ポイントが5であるのに対して、ポイントを消費していくことができる場所が5つだったので何も考えず調査が出来た
ポイントを消費せずに調査ができる場所もある

調査を進めるにつれ、教会の神父が怪しいこと、教会の地下にはマフィアが絡む施設があること、この町の警察は腐敗していて、ラックスという刑事は金で何でもするらしいこと、町長が怪しげな宗教を信仰していること、マフィアと同じような黒い服を身に纏った、顔を包帯で覆い隠した男がマンホールから出てきたところを目撃されている事、その男がバーでの犯行に使われ他ナイフを容疑者の一人から奪っていたこと、など
一通り調査を終えると探索者が持っていた端末(グラフィックはラジオの様なものだった)に数列で暗号化されたメッセージが入る
「町の北にある花屋に来い」
そのメッセージを受け花屋を訪ねると店の外で可憐な女性が客からラブレターらしきものをもらっていた
客をそこそこにあしらい店の中に戻る女性
この女性はナンシーといい、恋人がいるらしかった
ナンシーがメッセージの発信者かと思い、そのことを訪ねるが何のことだか分からない様子で、そうこうしているうちに店の2階から声がかかりメッセージの発信者は店の2階にいる事が分かり、2階へとゆく
そこにはバーで起きた殺人事件の容疑者のうちの1人、サイモンがいた
サイモンは探索者に取引を持ち掛ける
取引に応じれば情報を提供し協力すると言うが…他に捜査のあても無かったので応じる
すると彼はハッカーであり、この町に独自の監視システムを築いているという
彼は政府にハッキングかけていて、また、この町の町長、パドレイグにもハッキングを仕掛けていた、すると幾重にも張られたセキュリティの網の中に極秘ファイルがありそこにはある画像があった
その画像にはパドレイグが怪しげな信仰を利用して何事かをしようとしているらしいものが映っていた

サイモンと協力関係を結んだ探索者は、サイモンから使っていない隣家の鍵を手渡される
そしてその家で休みを取り明日の捜査に備える

2日目、行動ポイントが復活しており1日目と同じように捜査をしていく
ただし1に目とは違い、行動ポイントを使用していける場所が増えており考えて捜査する必要がある

サンドラが住み、働いていた食料品店へ行くと店が炎に包まれていた
消防活動は遅々として行われ、その脇では黒いゴム袋が警官によって足早に運び去られていた
その後、病院の遺体安置所に行くと遺体袋が一つあるが、誰の遺体かは分からない
また、病室にいるはずのブルーノを訪ねると姿が消えており、看護師長に確認すると、意識が戻ったらしく、早朝に親族が迎えに来たとの事、だが、ブルーノに両親はおらず、いったい誰がブルーノのみを引き受けたのかが分からない

街を探索していると突然、女性の悲鳴が聞こえ、悲鳴のする方向へと行くとチンピラに襲われているナンシーがいる
間に割って入ることで戦闘、特に書き残すこともない雑魚戦
戦闘が終わるとナンシーがチンピラに襲われていたいきさつを話してくれる
ナンシーはカジノで借金を作り、そのカジノの責任者から何かするように言われていたのだが忘れた
いきさつは忘れたが、駅のホームにある小屋に住む老人を訪ねる事でベンのアジトへ連れて行ってくれる
そこでベンと会話し、彼から信頼の証であるベンの銃を受け取る
これをカジノの門番に見せれば中に入れてもらえるようだ
また、金物屋に見せれば銃を売ってもらえるようになる
打っている銃はかなり高価だがその中の「バズーカ」を買っておくことで後の戦闘が楽になる
ちなみにカジノは教会のわきにある扉から地下に入ったところにある

再度街を探索し、病院へ行くと電子ロックがされていては入れない扉の事についてサイモンから話が聞ける
その扉は院長のIDカードでのみ入れる扉の様だった
院長の所在を看護師長へ尋ねると、バーに入り浸っているらしかった

バーへ向かうと院長がいるのが目に入る、かなり飲んでいるようでポケットからは財布がはみ出しており、バーにいるとある人物の力を借りるか、院長を酔い潰すことで彼の財布、IDカードが手に入る

夜まで時間をつぶし、再度、電子ロックの扉へ向かうと中に入る事が出来、そこで捜査を行う事に
室内の棚に麻薬があるのが分かる
その麻薬は、noteに記載していなかったがカサンドラへの輸入品リストにラックスが輸入したと記されていた
部屋の探索が終わり病院を出て、花屋の近くでサイモンに状況を報告して次の行動を決めよう、となるのだが、花屋につくとサイモンから電話がかかってきて、今回の作戦は監視されていたことが明かされる
明日、また会うことを約束し、就寝

3日目
サイモンの元を訪ねると、彼と敵対していたハッカーがバーで殺された女、ルシフェロであることが明かされる
彼から携帯型のハッキング端末と下水道の地図を受け取り、ルシフェロの根城を捜査しに行くことになる、がその前に3日目に入って行動ポイントが回復しているので町の探索に

バーに行くとラックスがおり、病院で見つけた麻薬と輸入品リストに名前があったことを問いただすと、ルシフェロと黒い服を着ていて顔は包帯で覆われた男が組んでいたことが分かる
彼はパドレイグのために行動しているようであるが、病院で行われていた人体実験について聞くと、分からないようであったが、探索者と話すうちに次第に心が動かされ、遂には探索者の味方をしてくれるようになる
という話をしていると突然、音も気配もなく姿を消していたブルーノが背後に現れ、ブルーノもまた、ラックスが探索者に手を貸すことを後押しする
ブルーノとの会話が終わると彼は幻の様に立ち消えてしまう

またしばらく街を探索し、小イベントがあったのだが割愛

そして下水道へ突入、以前は排水によって塞がれていた通路がサイモンの助力により通れるようになっている
奥に進むと金属製の扉があり、そこでサイモンに貰ったハッキングデバイスを使う事で侵入できる
部屋の中を探索するとルシフェロが使っていたPCが置いてある
当然、パスワードがかかっているが、探索者はこれまでの捜査で手に入れたものに心当たりがあるようで、その物品にかかれていた数列を変換することで「rebel」というワードに行きつく
入力してみると見事にあたりを引いたようでPC内のデータを閲覧できる
内容は難しかったのと中日翻訳の難であまり理解できなかった

部屋を出ると大きな振動がする
ダイスロールで成功することでうまく身を隠せる
身を隠して待っていると、スライム状の怪物が下水を通るのが分かる
その怪物は「テケリ・リ」と鳴いておりこの事からこの怪物がショゴスであることが分かる…絶対に相手したくない相手である…
ショゴスが去るのを待ち下水から出ようとするが、下水の闇の向こうから傷だらけの顔の上に包帯を巻いた黒服の男が現れる
彼は敵対心を抱いておらず自らの事を「ゴーストハンド」もしくは「マーティン」と呼ぶようにとさえ言ってくる
そして彼がパドレイグの為に動いており、また、ルシフェロを殺害したのは自分だという
探索者が何を調査しているのか知っている、サイモンというハッカーが探索者を助けていることも知っているとも
会話の最中、ショゴスが再び近くに来ており彼はショゴスを足止めする
その隙に探索者は下水道から脱出し一難が去る

ルシフェロのねぐらで得た情報を伝えに花屋のサイモンの元を訪れるが、彼はおらず、代わりにデスクの上に手紙が置いてあった
内容は、サイモンに向けての物であり、バーでの殺人事件の容疑者の一人、この町の上流階級のアドルフからのものであって直接話がしたいという旨の手紙だった

アドルフの邸宅へのり込むと銃声が
家の中に入ると肩を銃で撃たれたサイモンと、余裕の笑みを浮かべているアドルフがいた

アドルフからはルシフェロやマーティンに関する話が聞けるが内容はよく覚えていない

アドルフとサイモンの交渉はうまくいかず、遂にはサイモンがアドルフに向かって発砲、しかし銃弾は当たらず、と同時に窓ガラスを破りクモ形の怪物が侵入してくる
サイモンと探索者はとっさに身を隠すがアドルフは幸運ではなく、怪物によって連れ去られてしまった
騒ぎを聞きつけたのか元からそうするつもりだったのか、ベンが手下を伴って邸宅へ侵入しており彼と話すことで2択を迫られる
1つは「カサンドラの街にパドレイグと教会の神父、コンスタンティンの共謀を明るみにする」
2つめは「陰謀を隠し、まずパドレイグを見つける事を提案する」

1つめを選ぶとバッドエンド行である

パドレイグを探すことになった探索者とベンだったが、ベンの携帯電話が鳴る
ベンのマフィアが運営しているカジノが怪物とマーティンに襲撃されたとの事だった
ベンは至急、カジノへ向かい、探索者もそれに続く形でカジノへとゆく

カジノでは怪物やマーティンがマフィアの構成員を襲っており、戦闘の最中、ベンを庇うことで手下の大男が心臓を抜き取られることで死んでしまう
その夜はカジノで一泊し、次の行動に備える事に

翌日、経緯は忘れたが、コンスタンティンが病院の院長室に隠れているという情報を掴みベンらと病院へのり込む

院長室にはコンスタンティンが隠れており会話を挟み戦闘に
雑魚の怪物が2体とコンスタンティンという編成
コンスタンティンは痛みの歌という全体攻撃魔術で攻撃してくるので、レチタの杖+カダスの誓いで加算されたスピードを生かして相手をスタンさせ、うまく勝利することができた
戦闘後コンスタンティンはクモにその体を食わせる
しかしどこからともなく彼の声がし、どうやらまだ本当に死んではいないことが分かる

部屋の外からパトカーのサイレンと程なくして銃声が聞こえてくる
ベンの手下でありカジノの責任者であった男はコンスタンティンとの戦いで傷を負っており、ここは俺に任せてお前らは先に行け!という展開だった

ベンと共に下水を通り逃げている最中、マーティンが行く手を阻む

小イベントをこなしてなんとなく理解した情報によるとマーティンはかつてカサンドラを支配していたマフィアで、ベン率いる新興の組織との対立で負けている
その恨みからか異形の姿へと自身を変貌させ探索者一行に襲い掛かってくる

この敵は少し特殊で、HPを0点にしても死なず、代わりにSAN値が5ポイント減る
敵のSAN値がある間は倒すことが出来ず、致死ダメージを与え続けてSAN値を削りきることで戦闘に勝利できる

下水を抜け食料品店がある通りの広場に出ると、町の防災無線で降雪警報が発せられており、町民はホテルへと非難するようにと呼び掛けている
よく聞くと無線で呼びかけている人物がブルーノであることに気が付く

ここで2択が発生
ベンと共に行くか、ホテルでブルーノと会うか
ブルーノと会う選択肢は探索者の特性でロックされていたがそちらを選んでみたかったのでアンロックしてホテルのブルーノに会いに行くことに

ホテルに着くと町民がすでに避難してきていたのだが、すべての町人が避難しているわけでは無さそうだった
フロントを見やるとそこにはラックスがおり何事か話しているとブルーノが見覚えはあるが服装が違う女性と一緒に現れる
女性はサンドラで火災があった晩に何が起きたのかを語る
その晩の遅くまで商品の整理をしていたサンドラは、クモの怪物の男たちに襲撃され、一時は意識を失いかける
その時頭の中にブルーノが現れ彼女は奮起する、それと同時に彼女が身に着けていたブローチが光り輝き、男たちを焼き殺した
そして、ブルーノ連れ去られる映像が脳裏に映し出され、彼女は病院へと向かった
病院につき病室の前まで来た時には、看護師たちがブルーノを車いすに乗せてどこかへ移動させる途中であり、彼女は一旦その後を追った
するとある部屋の前までブルーノは連れていかれたが、看護師たちはその場を離れた
その隙に彼女はブルーノに呼びかけるが目を覚ます気配はない

紆余曲折を経て彼女の元担任の先生であるレッドストーンからブルーノを救う方法を教えてもらうが、それには自らを犠牲にしなければならないかもしれないと…
しかし結果としてはレッドストーン自身が犠牲になる事でブルーノを死の淵から呼び覚ました
コンスタンティンはカサンドラの町中に儀式用の細工を施しておりそれを破壊するようにブルーノから要請される

鋼の錬金術師の国土錬成陣みたいなアレ

町の各地を巡り、細工を破壊していく、細工は水道管や光ファイバーケーブルが埋設されている場所、ホームレスの住処の下などに隠されており、白銀色の糸のようなもので、刃物などで破壊することはできないが火をつける事で破壊できる

全ての細工を破壊した後、町の醸造所へ行きラックスと落ち合う
ラックスや他の警官と共に醸造所の地下に入るが、行く手を寄生毒を持つ蜘蛛の化け物に阻まれれる

ゲーム的にはラックス一行には幸運値が設定されており、蜘蛛の一群と1回戦闘するたびにシークレットダイスを振って成功すれば一行がそのまま先へ進み道中の蜘蛛を掃討してくれるというもの
筆者はロールに全勝利して蜘蛛とは1戦も交える事無く奥へ進むことができた

最奥ではベンが何故かショゴスを使役してコンスタンティンと対峙しているが、コンスタンティンによる何かによってベンは膝をつき、遂にはその姿ごと消えてしまう

コンスタンティンと対峙する探索者一行、コンスタンティンは冷たい眼で一行の事を見ており追い詰められているという感じは一切ない
コンスタンティンの背後には石像がありその影が大きくなる…
そして顕れたのはアトラク=ナクアの影、コンスタンティンとアトラクが探索者一行を斃さんと襲い掛かる

戦闘です
コンスタンティンとアトラクには特殊な繋がりがありアトラクが生きている間はコンスタンティンのHPが0点になっても全回復する
アトラクは一定ターンごとに味方1人を対象にそのターンのスピード+500で確実にアトラクが先制をとる「夢幻化」を使ってくる
この技を受けた味方は一切行動ができなくなり、味方に「糸を切る」を成功させてもらわないと一定ターン後にアトラクの攻撃によって戦闘から除外される
コンスタンティンは全体高ダメージの呪文を使い、アトラクもまた全体ダメージの呪文を使ってくるので筆者は1戦目と2戦目は負けた
ただし人格解体が正式版になるにあたってボス戦での救済処置として戦闘をやり直すを選択すれば3つのバフ、デバフのうち1つを選んで有利に再戦ができる
しかもこのバフは恐らく全滅して再戦するときに効果がリセットされないので初戦より2戦目が楽に、2戦目で負けたとしても3戦目はもっと楽に戦える
再戦で取得できるバフの中でも「すべての与ダメージを呪文ダメージにする」は強力で、物理攻撃が効かない神話生物相手に魔法のバズーカを撃ち込んで9~25点のダメージ!という事も出来る
筆者はそれでしか勝てなかったよ…

激戦の末アトラクの影とコンスタンティンを降すと、流石のコンスタンティンも息が上がっているようだが、膝をつきながらも詠唱を止めない
探索者の訴えによって詠唱を止め、息を引き取る
その後石像を調べるとアトラクがコンスタンティンの遺体を石像の元へと連れて来いという
石像の元へと彼の遺体を運ぶと無数の白い糸が彼の体を包み込み、一瞬のうちに消えてしまった

最奥に駆け付けたラックスと話すと、彼はこの事態が収束した暁には刑事を辞職し、罪を償うという

地上に戻るが空からは雪と思われていたが、灰が降り注いでおり空が赤く染まっている
カサンドラで起こっていた事件の裏にいたのはコンスタンティンだけではなかったのだ
もう一人の首謀者、パドレイグを探しに今一度町中を探し回る事に

辿り着いたのは火葬場、筆者の第六感がここにいると告げていたから真っ先にここに来た
火葬場の中には案の定、パドレイグがおり、建物の中心にある巨大な炉が天高く火を噴き上げている
パドレイグはカサンドラを守りたかったと言い戦闘に入る

火球状の魔法生物2匹を連れており、この2匹は水に弱いが物理、魔術などを受けない
加えて神話生物なので全てのデバフに免疫があり、火球という特性上、火傷も効かない
ではどうやって倒すかというと、シナリオ探索で大量に手に入る、使用することで「濡れ」状態にすることができる、水、炭酸水、etc…を敵に使い少量ずつダメージを与えれば倒せる
幸いHPは低いのでしっかりと探索をしていれば倒せるはずだ
パドレイグは対象を火傷状態にする呪文を使ってくるが、アーマーも持たず、人間なので買っておいたバズーカで楽に倒せた
1回は全滅したけど…

戦闘後になんやかんやとパドレイグと話し、炉の火力をどうこうして、なんとかかんとか…
そして2戦目へ

戦闘です
クトゥグアです
先程はアトラクの影だったのに対してこちらはマジモンの神話生物で神です
なので魔法ダメージしか通りません
火傷や「薪」状態付与の魔法を使って攻撃してきます
全体に高ダメージかつ、火傷というのがいやらしい
「薪」というのはよく覚えていないですが味方全体で「薪」のスタック数をなるべく近い値にしておかないと痛い目を見る様です
2回全滅してすべての与ダメージを魔法ダメージ扱いにするバフを取ったうえでバズーカと萎縮と銃撃でやられる前にやりました

エピローグまで語ってしまうのは無粋なので割愛

決算です
恐らくグッドエンド
アーティファクトも2つ手に入り仲間システムの半数を占めるこのシナリオのキャラのアンロックもそこそこにできた
時空の欠片は5000ポイント弱
御の字でしょう

ここだけ読めばよい

人格解体はCOCTRPGはやりたいけどその環境が無い人にお勧めできるゲームです
精緻なドット絵からなる美しくもCOCの厳しさを損なわない表現
特に第7シナリオであるカサンドラの黒いカーニバルでは、探索型のシナリオの究極系ともいえる言えるサブイベントの数と、一見無駄そうに見えるアイテムもラスト直前の戦闘で役に立つという探索の重要性
第7シナリオに要する時間、(これは不満ではなく攻略にかかる時間=楽しさに繋がっているという所から)筆者はUnity翻訳ツールを使って中日翻訳をしたうえで、全文朗読してゲーム実況をしていたので21時間ほど攻略にかかっていました
これは上述した通り不満ではなく楽しかった点です

カサンドラの黒いカーニバル以外にもnoteに書いたシナリオは良くも悪くも心に残るシナリオであり、日本語化MODの完成か公式で日本語対応がなされる前に、実績埋めや別エンドを見たりするためにやりたいと思えるゲームです

シナリオの話をするならば、タウンゼントへようこそ、で圧倒的な存在感を放っていたアトラクが影とはいえカサンドラの黒いカーニバルで再登場した時はテンションぶちあがりました
また、カサンドラ(以下略の小イベントには洋ドラのブレイキングバッドから弁護士のソウルと科学教師であり、麻薬王のホワイトがパロディー出演していたり、ソウルの弁護士事務所に掲げられている看板が、逆転裁判の成歩堂君の「異議あり!」ポーズであったり…
カサンドラの登場人物の一人がミ=ゴであるというイベントもあったり…
カサンドラはクトゥルフ好きにはたまらないシナリオでした

勿論勿論カサンドラ以外のシナリオも面白いのですがカサンドラの面白さは頭一つ抜けています

価格も2300円と高くないことからCOCに興味がある方はとりあえず買ってプレイするのをお勧めします

書き出すとキリがないのでとりあえずこのゲームは良い!!買え!!!とだけ

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筆者は曜日は不定期で22時から2時か遅くても3時まで、たまに大幅にスリップして朝までゲーム実況したりしています
配信場所は5chのなんでも実況V板ですが同時配信プラグインを使い、なん実Vの古式ゆかしい方式とTwitchで両方配信しております
5chについたレスは勿論読みますしTwitchに書き込まれたチャットも勿論読みます
小規模コミュニティなので基本全レスです

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