#4中野吉之伴さん講習会に参加してきました⚽️
今日は水戸の特別支援学校のグランドで行われた中野吉之伴さんの講習会に参加してきました。B級同期で特別支援学校の先生をやられている方が、講習会の主催者でした。
主催するまでにたくさんご苦労があったと思いますが、このような機会を設けて頂き本当に感謝です。
中野さんとは、中野さんが主催するきちラボに昨年4月くらいに入り、交流がスタートしました。夏に帰国された際には、本校でクリニックも実施して頂き、近隣の指導者の方々にも参加してもらいながら、ドイツ🇩🇪の育成や日本人の育成環境への提言やアドバイスを頂きました。
さて、今回はインクルーシブサッカーの方とも一緒にプレーをして講習を受けました。
そこでの気づきや学びがたくさんありましたので、いくつかまとめてみたいと思います。
サッカーの本質とは
当たり前のようだが、「パスは人と人をつなぐもの」。だという話がありました。だから、言葉やジェスチャー、アイコンタクト、緩急をつけたアクション等々でコミュニケーションを取っていくことの大切さを改めて気づかされました。要するにチームスポーツであり、話したり聴いたり相手や味方の意図を感じ取ることがサッカーのベースにあることを再認識しました。
また、サッカーとはスペースの奪い合いで、いかに相手と駆け引きしながら、空いているスペースに人とボールを送り込むことができるかが得点を奪うか、奪われるかに影響していくことを中野さんとの対話を通じて感じ取ることができました。
このようなサッカーとはそもそもどのようなスポーツなのかという本質的な目的からの逆算でトレーニングをしていくことがサッカーへの理解と面白さに繋がっていくと思いました。テーマに応じたオーガナイズ
中野さんのメニューは単純なドリルトレーニングの中にも知覚や判断を伴う要素が必ず含まれています。
単にそのテクニックを獲得させるというよりは、試合で相手をみながら、技術を発揮するためのスキルを身につけさせることを重要視されているなと感じました。
フニーニョという2ゴールサッカーのミニゲームも行いましたが、コートは6箇所あり、それぞれがコートの大きさや形、ゴールの場所が違う設定にして、その状況に応じて、どうやったら相手を攻略し、されないかを自然と考えなくてはいけないようなオーガナイズがありました。
中野さんはそのオーガナイズの引き出しが本当に多く、毎回選手も飽きさせないようにバリエーションを持っておくことが重要だとおっしゃっていました。インクルーシブサッカーの優しさ、ひたむきさ
今回一緒にプレーをしてみて、障害を持ちながらもサッカーを一生懸命楽しみ、お互いをリスペクトする姿を見れて、私たちがサッカーに関わっていく上で忘れてはいけない大事なものがここにはあるなと思いました。高校生にも一緒にプレーして欲しいし、本当に学びや感じることがたくさんあると思うので、インクルーシブサッカーで交流するイベントを作っていきたいです。サッカーの追求とプレーする楽しさ
中野さんと一緒にゲームをしていて、相手やどこにスペースがあるかよく観ていて、駆け引きがすごく上手いなと実感しました。ドイツにいって、そういったことができるようになったのですかと質問したところ、サッカーを学び整理していくと、自然とそのようなことをプレーでもできるようになったと仰っていました。
私も今がプレーしていて、サッカーが1番楽しいと思っていて、やはりサッカーを探究し、戦術的な奥深さを学んでいくことによって、サッカーが本当に楽しくなるなと感じました。それを子供達にも伝えていき、もっともっとサッカーを学びたいな思ってもらえるようにしていきたいです。動いたらつながる
今回のような講習会に飛び込んでいくと、さまざま方との交流ができ、輪が広がっていくことを実感しました。人との出会いが成長につながります。縁を大事にするとは人に興味を持つことだと思います。今後も積極的に自ら動いて、さまざまな方とお会いし、コミュニケーションを取りながら、自分の知見や視野を広げていこうと思います。
ドイツと日本の架け橋になっている中野さんからはこれからもたくさんのことを学んでいきたいと思っています。
そして、今回学んだことを一つでも二つでも自分のチームに持ち帰って試行錯誤しながら、トレーニングしていきたいです。
今回講習会を企画して運営してくださった方には本当に感謝しかありません。ありがとうございました。
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#サッカーとはスペースと時間の奪い合い
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