差別する側には誰でも陥る
「差別主義者は学校来んなよ」
宗教や人種が僕の差別のイメージですが、他にも性別や年齢、学歴・犯罪歴、障害や病気なんかも差別のいい例なんじゃないでしょうか。もっと細かくいくと、性経験、容姿、職業、収入、オタクなどの趣味・価値観……うーん、何もググらず挙げただけで結構ありますね……多分もっとあります。
さて、皆さんは「あ、自分差別してるかも」って思ったことってありますかね。僕はうんざりするほど思います。個人的な主張をすると、思ったことない人は絶対どこかで差別してますので、反省会してみて下さい。
というかそもそも、差別する側には誰でも成り得ます。
「〇〇は社会にとって害悪。存在価値無し。」嫌いなもの、怖いもの、理解不能なものを〇〇に入れてみてください、とても気分が良くなるはずです(僕だけだったらどうしよう)。
自分より下の存在だと思うと安心するとか、育った環境で刷り込まれたとか、攻撃・排除の正当化とか色々あるんでしょうけど、僕が言いたいのは「差別は誰の中にでもある」ということです。自分のを把握して制御できれば、要らぬ傷付け合いを回避出来ると僕は考えるのです。
また、僕は「差別を心に抱えること」自体は悪だとは思いません。ろくな事にならない気はしますが、前にも言った通り僕は「実害なければいいや」の価値観です。実際に差別言動で誰かを苦しめたり傷つけたりしないことが善悪のボーダーラインだと思ってます。
ただ、せっかく熱心に自分の考えを主張したんですが……これは素直な人にしか聞き入れられない主張の仕方なんですよね……
差別を差別だと思っていない(思いたくない)人には、もっと根本から違うアプローチをしなくては動かせないのではとも思っています……それはまたいずれ……
入川礁/役者/舞台/ボイスドラマ/SHOWROOM/映像/Twitter/25歳のホグワーツ3年生/遊戯王エンジョイ勢