死にたい時に書く話 嘘つき編
嘘つきは私です!
私はドが付くネガティブでした
小学生の頃は人類みんな嫌いでしたし
それを隠そうともせず
あいつもこいつも死ねと周囲を睨む日々
ワガママで都合が悪いことは全て他人のせいにし
そんな自分も大嫌い
メガ・ネガティブ
メガティブ
です
もちろん協調性の必要を感じていなかったので
基本友達がおらず、いつまでもいじめられていました
いじめはもちろん良くないんですが、あの時の自分は本当にクソガキで口が悪く
性格改善をしようとすらしてなかったので
まあ嫌われてもしょうがないのかな…とは今思っています
「あなたが嫌でも、私は嫌じゃないので…」
と素で言っちゃうような奴だったと言えば
納得いただけるでしょうか
そんな私は疑問がやんわり浮かんできたのです
「生き辛………なんで?」
全てを否定して生きてきた私は
何もかも受け入れを拒否してしまったために
自分の中に何も無いことに気付きました
そして私は、形からゆっくりと
考え方を変えていくことを決心します
全てを肯定する方向へ
悲しいことも嬉しいことも全て、一度は食べてみることを決めました
最初は嘘っぱちでした
悪いと思っていたものも、良し!
そんなのもあり!私にはない物だ!
口だけでもとにかく否定することをやめました
そうすると、視野がググっと広くなり
周りの対応も少しずつ変わってきました
自己中心的な考え自体はあまり変化できませんでしたが
いつかは本当になる
ポジティブに、前向きに
そういうフリをしていたら
いつかは心から全てを肯定できる日が来る
そう信じて、私は生きてきました
しかし…
ポジティブに生きようとしていたら
こんな風に抑うつになってしまい
結局のところ死にたい欲望ばかりが膨らんでしまっています
今までの私の嘘が、間違っていたとは思いません
実際、とても生きやすくなったのですから
何事も、無理はいけません
時には自分の本当の気持ちに、耳を傾けてあげることだって必要だったのです
だからこそ、周りを悲しませたくなくて言わなかった
死にたいという言葉を
今まで口にしなかったことを
ここに吐き出しています
ああ、今日も消えてしまいたい
早く死んでしまいたい
でも無事に生きていて、えらいね